研究員ブログ

「歯長峠(名勝調査)」に行ってきました

こんにちは、研究員の玉矢です。

名勝候補地に関する調査事業のため、42番札所仏木寺から43番札所明石寺にある歩きへんろ道、歯長(はなが)峠に行ってきました。

宇和島市(三間町)と西予市(宇和町)を結ぶ県道31号線の「きついのは最初だけ、峠まで20分」の注意書きのある道標から入ります。登り始めは鎖の手摺(すり)のついた急坂を登り、20分で眺望広がる歯長峠に到着します。ほとんどが日陰ですが、真夏なので、汗が噴き出ました。

峠の名前は、平家の武将「足利又太郎忠綱」にちなんで名付けられたそうで、力は百人力、声は十里四方にも及び、歯の長さが一寸もある大男で、またの名を「歯長又太郎」といわれたことに由来するそうです。

また、見送大師を安置する「送迎庵見送大師」と呼ばれる大師堂が建立されていますが、焼失したため、ブロック造りのお堂となっています。

その他の名勝についても随時掲載していきます。お楽しみに!

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        歯長峠からの眺望

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        歯長峠の道標

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        歯長峠の由来

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        送迎庵見送大師堂