研究員ブログ

今年の漢字

 毎年、年末に発表される恒例行事となっている「今年の漢字」。2009年の世相を漢字で表すひと文字は「新」と発表されました。
 「新」が選ばれたのは、様々な「新しい」出来事があった1年で、政権交代で新内閣が発足し、裁判員制度や高速道路料金割引制度など、新制度がスタートしたこと、また、米大リーグ・マリナーズのイチロー選手の新記録や、新型インフルエンザの流行などを反映したものだそうです。

 「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会の前理事長親子をめぐる不正取引事件で、一時は存続も危ぶまれていましたが、無事行うことができたようです。

 日本漢字能力検定協会の正式名称は、財団法人日本漢字能力検定協会。法人の決算書を見ると21年3月期では、基本財産3億円、流動資産として19億22百万円となっております。
 特に、漢字能力検定事業収入は 63億91百万円もあり、基本財産運用収入は104万円となっています。

 当センターも同じ財団法人ではありますが、あまりにも形態が違い過ぎていることを、改めて実感させられました。

(まちづくり活動部門 主任研究員 小方 悟)