研究員ブログ

嘘も百回言えば真実となる

かつて、ナチス・ドイツの宣伝大臣であったヨーゼフ・ゲッベルスの有名なセリフ(ヒトラー説など諸説有り)で「嘘も百回言えば真実となる」という言葉があります。これは、例え嘘であっても繰り返し言い続ける事により、誰もが真実と感じるようになるという意味です。

嘘の内容の規模が大きければ大きい程効果があるとされ、プロパガンダ(特定の思想、世論、意識、行動へ誘導する宣伝行為)の天才と称されたゲッベルスの大衆操作の手段として有効に使われていました。

現在も日本や世界各国で同じような事例がいくつも見受けられます。一人一人が真実を見分ける力を身に付ける必要があるのかも知れません。

 

      (企画研究部門 研究員 向井浩司)