研究員ブログ

地方空港

 先日、久しぶりに名古屋に行く機会があり、松山~名古屋(小牧)便を利用しました。
 小牧空港は、中部国際空港の開港後は、日本航空の子会社のJ-AIRが乗り入れているのみで、機体はビジネスジェットがベースのボンバルディアCRJ200で50人乗りです。需要に応じた機材ということでしょう。空港も県営空港となっていました。
 不況や競争激化の中、航空会社は生き残りをかけて合理化を進めており、その中で不採算路線は縮小、廃止の方向で見直されています。中には就航する航空会社のない空港も出てくるかも知れません。公共投資の見直しなどで地方空港そのものを取り巻く環境も厳しくなっています。地方空港も、今後大きな変化を迎えるのかもしれません。

 [企画研究部門研究員 政木輝彦]