研究員ブログ

愛媛県地域おこし協力隊交流研修会in大三島

こんにちは。研究員の檜垣です(^^)

本日は、大三島で開催された地域おこし協力隊交流研修会についてご紹介いたします。

地域おこし協力隊とは都市に住んでいる方に地方へ来ていただき、新しい視点や都市で培ってこられた能力・感性を活かして地域を元気にする活動を地域とともに行っていただくという制度です。 愛媛では活動を円滑に進めるためには、協力隊員の方々同士で横のつながりを持っていただく機会が必要と考え、 今年度は愛媛県と私たち(公財)えひめ地域政策研究センターとの共催で交流研修会を開催いたしました。

さて、今回の会場は今治市大三島のふるさと憩の家です。 こちらは旧宗像小学校を改装した宿泊施設で、大三島の協力隊員の皆さんの活動拠点の1つでもあります。

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1日目は集まった協力隊の皆さんに、それぞれの自己紹介も兼ねて、活動の報告を行っていただきました。
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自分たちの活動内容や活動している地域の魅力などをそれぞれ工夫を凝らして発表していただきました。全部で25名さんからの報告は長時間に及びましたが、充実した時間でした!

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報告後には、地域再生マネージャーの斎藤俊幸さんからご講評をいただきました。

 

また、ゲストとしてお越しいただいた、他県の集落支援員・地域おこし協力隊員の方にもそれぞれの活動についてお話いただきました。

まず広島県廿日市市で活動されている吉冨さんからは広報誌の作成、空き家情報の整理などの活動についてお伺いできました。特に、吉和おさんぽギャラリーという自宅開放型の展示会に関する事業は、手仕事を得意とする住民が多いという地域の良さを活かして行われた事業で、自主財源のみで行っており、継続的に運営できているなど参考になる内容でした。

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次に岡山県美作市で活動されている藤井さんからは、山村ワーキングホリデーとして田舎の生活に興味を持つ若者たちに田舎の生活を体験してもらう事業や、そのためのお試し住宅の管理・空き家バンク運営などについて伺いました。仲間の皆さんと一緒に定住に向けて活動されている様子が伝わってくる内容でした。

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そして2日目。 この日は現地視察として、大三島で協力隊員の皆さんが活動している場所などを見学しました。 移動カフェを行っている松本隊員さんや子どもを対象とした自然体験のプログラム開発を行っている増元隊員さんからは実際の活動をご披露いただきました。

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実際に見ていただくことで、活動の内容などがよりわかりやすく伝わったものと思います。

今回の交流研修会でも他の隊員の活動を聞いて刺激になったなどの感想や意見をいただき、良い結果になったと思います。

ちなみに、愛媛県内の西予市・内子町・松野町では、新たに地域おこし協力隊を募集しており、 平成25年12月には東京・大阪でそれぞれ合同で募集説明会を予定しています。 募集を考えている市町の担当者さんから活動内容などについて伺える良い機会ですので、ご興味をお持ちの方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

【合同募集説明会に関するお問い合わせ先】

愛媛県 企画振興部 地域振興局 地域政策課 地域づくり支援グループ

TEL:089-912-2261

FAX:089-912-2969

e-mail:chiikiseisak@pref.ehime.jp

■(東京会場)愛媛県地域おこし協力隊合同募集説明会のご案内

■(大阪会場)愛媛県地域おこし協力隊合同募集説明会のご案内

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