研究員ブログ

今日は日記の日

 研究員ブログということで、今日は「ブログ」そのものにまつわる話ということでいきたいと思う。ブログとは言わずもがなではあるが、インターネット上の「日記」のことをさし、インターネットで調べるところによると、6月14日は「日記の日」ということである。

 これは、「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクが日記を書き始めた日が1942(昭和17)年6月14日であったことに由来する。アンネ・フランクは、父親から13歳の誕生日に日記を贈られたそうだ。

 さて、その「日記の日」の由来となったアンネ・フランクは、このように日記の冒頭を綴っている(原文はオランダ語)。

あなたになら、これまでだれにも打ち明けられなかったことを、何もかもお話しできそうです。どうかわたしのために、大きな心の支えと慰めになってくださいね。
(一部抜粋『アンネの日記 完全版』(文春文庫))

 アンネ・フランクは「日記」を「自分の力となるようなもの」、「元気付けるもの」として位置づけていることがうかがえる。

 そして、これを翻って自分にあてはめて考えてみたところ、自分は小学校3年生の宿題のときの日記以外で、毎日日記をつけた記憶がない。それ以来の日記(ここではブログだが)である。

 この研究員ブログが、「アンネの日記」のように、派遣期間が終了して後から読み返したときに、自分に「元気」や「励まし」を与えるものになっているだろうか?と自問してみたが、現在のところはまだわからない。

 でも、この研究員ブログを綴ることを通して、あとで少しでも「自分の変化や成長」に気づくことが出来れば、それは「元気」や「励まし」を与えることができたことにつながるんだと考えると、それこそ「空の蒼さを知ることができた」といえるのかもしれないと思い、今日も記事を更新するのだった。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)