研究員ブログ

へんろ道体験清掃ウォーキング歯長峠

 去る6月17日(日)午前9時からへんろ道体験清掃ウォーキングが行われ、前日のフォーラムに引き続き当センターから松本・谷本・坂本の3名の研究員が参加しました。
天候が心配されましたが、集合場所であるコスモスホール三間の駐車場には、一般参加者のほか宇和島市関係者や宇和島信用金庫の方々総勢約160名が集まりました。

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※開会行事、参加者に軍手を渡す宇和島市環境美化推進課の職員(奥)は、本年3月末まで当センターで勤務された兵頭利樹 前研究員です。

注意事項の説明などの後、「42番札所佛木寺」へ移動し徒歩にて出発。
今回清掃活動を行う区間は、佛木寺から「43番札所明石寺」を結ぶへんろ道、歯長(はなが)峠経由で約3キロの区間です。

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※清掃活動に没頭する谷本研究員(左)と松本研究員(右)。後方は延伸中の四国横断自動車道(松山自動車道)。

歩き始めて15分。県道をそれ、険しい山道へ差し掛かります。

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一旦県道へ出て、再び(さらに険しい)山道へとへんろ道は続きます。

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開始から1時間、歯長峠到着です。

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峠にはお堂が建てられており、中には歯長峠の由来について書かれた看板が設置されていました。
この道は昭和初期まで生活道として使われていたとのこと。当時は茶店などが並び賑わいを見せていたそうです。
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小休止の後、下山。峠から少し下った西予市境が今回の清掃活動の終点です。

3名の研究員は最後尾であったため、用意したごみ袋を一杯にすることはありませんでしたが、およそ1時間強の清掃活動で、軽トラック1台分のごみが集まりました。

前日開催されたフォーラムで「汗をかく活動」が承認され、その第一弾として速やかに開催された今回の清掃活動。
文字通り大汗をかきながら、清掃活動より歩くことに必死だった1時間でしたが、へんろ道文化に触れ合う貴重な経験をさせていただきました。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 坂本 耕紀)