7月7日(土)、愛南町(旧城辺町)蓮乗寺地区にある小西酒造をメイン会場に、「街道灯籠祭り 酒蔵の道をゆく」が開催され、この事業は当センターの「まちづくり活動アシスト事業」の助成対象事業となっていることもあり、事業実施の様子を取材をしてまいりました(主催:同実行委員会)。
この事業は、6月9日(土)に行われた「海街道をゆく」に引き続いて行われた街道灯籠祭り愛南の第2弾のイベントで、8月25日には第3弾として愛南町山出地区を会場に「街道灯籠祭り 山街道をゆく」が開催される予定です。
※小西酒造外観
なお、会場となった小西酒造は、愛南町に古くからある造り酒屋で、創業は文久3(1863)年という150年以上もつづく老舗の酒屋さんで、「南郡(なんぐん)」と呼ばれる日本酒も醸造されています。めったに入ることの出来ない酒蔵の中を見学できるということだけでもある意味貴重なウォッチングになります。
※ジャズコンサートの様子
※灯籠設置の様子(ピンボケ気味ですがご容赦を)
この日のイベント内容としては、小西酒造付近の蓮乗寺(れんじょうじ)川沿いを灯籠で照らし、酒蔵ではジャズピアノコンサート、酒蔵の前では「夜市」というスタイルでした。しかも、浴衣で来ると夜市で特典があるということで、たくさんの浴衣姿の方を見ることができ、七夕の夜にちょっとおしゃれな、そしてたいへん風情のあるイベントだったように思います。
ただ、この日もあいにくの雨となってしまい、私(=谷本)が土日に出張に行ったイベントのうち、そのほとんどが雨になるというジンクスがうまれつつあり、関係者のみなさんご迷惑をお掛けいたしており、一部準備が予定通りに進行していない面もありましたが、イベント本番時には関係者の努力もあってか(?)雨もあがって、予定通り無事にイベントも開催できたようです。
蓮乗寺川沿いの多くのポイントでカメラを構えたアマチュアカメラマンが見受けられ、「ぜひ来年もやってほしい」と主催者にさっそく聞いている人もおられたようでして、「自分たちの住むところにあるものをもう一度見直す」というこのイベントですが、なかなか好評なイベントになっていたのではないでしょうか。何はともあれ、関係者のみなさんにおかれましては、雨の中の作業、たいへんおつかれさまでした。
このイベントについてのお問合せ先は、同実行委員会(地域交流センター プラザ城辺内:TEL&FAX 0895-73-2288)まで。詳しくはコチラのサイトも参照してください。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)