研究員ブログ

「研究員ブログ」の投稿、100回目に突入!

 今年5月に「えひめ地域政策研究センター」や研究員の日々の活動等を、情報発信する目的で「研究員ブログ」を開設してから、100回目を迎えることになりました。人間牧場主で、えひめ地域づくり研究会議代表運営委員でもある若松進一氏のブログには、到底及びませんが、継続して情報発信することが大切であり、これも研究員の努力・協力のおかげであると、感謝しています。

 担当者によると、月のアクセス数は、3,000に満たない程度だそうですが、「いつも読んでいるよ」という温かい励ましをいただくことも増えているようで、地域活性化や地域振興につながる情報提供という意味において、甚だ微力ではありますがこの「研究員ブログ」がお役に立っているのではないかと考えています。

 さて、100回目という節目の今回、今年度もおよそ半分が過ぎましたので、私どもの「えひめ地域政策研究センター」の近況について、報告をさせていただきます。

 当センターでは、会員の減少や各自治体の厳しい財政状況を反映して、会費収入や事業収入の減少など、厳しい運営を余儀なくされておりますが、地域課題についての自主研究や公共的団体などからの委託調査研究、政策研究セミナーの開催、調査研究情報誌「ECPR」まちづくり情報誌「舞たうん」の発行、地域づくりリーダーの育成などの各種事業を各研究員ががんばって実施しております。

 さらに、今年度から、次のような新たな取り組みも開始いたしました。

 まずは、県内の地域づくり団体のみなさんが交流して情報交換する場をインターネット上に設置しようという趣旨のもと当センターのホームページ内に、この「研究員ブログ」も含めた「地域づくり広場」を開設し、5月から運用しています。残念ながら「研究員ブログ」以外の記事の更新頻度が低いようですが、今後も継続して情報発信をしながら交流の場を広げる土壌づくりに取り組んでいきたいと考えています。

 次に、団塊の世代を中心とした本県への移住希望者に対する情報提供や市町の移住者誘致の取り組みに対する支援などを行う「愛媛ふるさと暮らし応援センター」の運営を愛媛県から受託し、9月10日にオープンしました。県外から一人でも多くの方々に、愛媛県に移住していただきたいものです。そのために、愛媛県や各市町のみなさんと連携を図りながら、できる限りのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

 さらに、平成20年度に愛媛県で開催される「地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会」の実行委員会事務局を仰せつかって、開催にむけた準備を行っていますが、当面は、平成20年2月1日・2日に開催される茨城大会で、愛媛大会のPRが最大の事業ですが、今後とも、実行委員のみなさんと連携を図りながら充実した情報発信を行い、全国の「地域づくり」に関わるみなさんに、是非、愛媛県に来ていただき、地域づくりについて、大いに語り合っていただきたいものです。

 このように、当センターでは、研究員一同、お金がなければ知恵を出し、知恵がなければ汗をかくの発想で、それぞれの事業について、より一層内容の充実を図り、積極的に事業を展開し、地域の発展に貢献してまいりたいとがんばっておりますので、今後ともみなさんの、より一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(文責 えひめ地域政策研究センター 所長 栗田史朗)