研究員ブログ

県産品をつかったコンビニ商品(3)

本日10月16日(火)より10月29日(月)まで、県産品をつかったコンビニ商品として第3弾の商品がファミリーマートさんで販売されています。第2弾の商品はコチラを、第1弾の商品はコチラを参照してください。

1.直巻醤油めし(128円税込)

ssiya.jpg

愛媛県の郷土料理でもありJR松山駅の駅弁にもなっている「醤油めし」のおにぎりタイプ。地元の醤油メーカーが製造している濃い口醤油を使用しているそうで、まさしく「郷土の味」といったところでしょうか。おにぎりの具としては、油揚げ、にんじん、ごぼうといった具材が入っています。もちろんお米は愛媛県産「愛のゆめ」を100%使用。

2.伊予美人弁当(420円税込)

eiethieuao.jpg

愛媛県の秋の風物詩ともいえる「いもたき」。県内各地の河原などで行われていますが、その「いもたき」をイメ-ジしたお弁当です。煮物につかわれているサトイモは、旬の愛媛県産の里芋「伊予美人」を100%使用しています。言うまでもなくお米は愛媛県産「愛のゆめ」を100%使用しています。さすがネーミングが「伊予美人」だけあって、女性でも気軽にランチで食べることができそうなサイズになっています。

ここでおさらいということで、「愛のゆめ」と「伊予美人」について御紹介しておきます。知っているようで、知らない情報かもしれませんね。

「愛のゆめ」は愛媛県農業試験場が開発した愛媛県オリジナルの新品種で平成14年1月に奨励品種として採用されています。品種で言えば「西海181号」と「ヒノヒカリ」の交雑種となり、コシヒカリの孫ということになります。

この「愛のゆめ」の名前の由来は、愛媛県民が将来に向けて抱く夢を託せる品種に育ってほしいという願いが込められていて、学校給食のお米として推奨されています。

一方の「伊予美人」は、平成18年に誕生した愛媛県オリジナルの新品種で、「愛のゆめ」と同じく愛媛県農業試験場が開発しました。伊予美人は粘りが強く肉質が非常にやわらかいのがその特徴です。おもな産地は四国中央市あたりになります。

現在、「地産地消」がさけばれています。せっかくだから「愛媛県産」にこだわって食事をしたいものですね。ここでは、関連サイトとして「えひめ愛フード推進機構」さんのHPと全農えひめさんのブログを御紹介いたします。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)