研究員ブログ

地域ミニフォーラム開催

11月30日(金)に、「地域ミニフォーラム」が、伊方町にあります「瀬戸アグリトピア」において開催されました。

200711301324001.jpg

※瀬戸アグリトピア(約50名ほどが宿泊できます)

200711301323000.jpg

※会場の瀬戸アグリトピアからは風車も見えます

この「地域ミニフォーラム」は、「えひめ地域づくり研究会議」が年に3回実施している事業で、毎回さまざまな地域づくりに関するテーマについて研究協議や研修、情報交換を行い、県内の地域づくり団体のネットワーク化を図ることがその目的になりまして、当センターも共催団体となっております。

ちなみに今年度の「地域ミニフォーラム」はすでに1回実施しておりまして、6月に宇和島市三間町されました「四国へんろ道文化」フォーラムをそれに該当します。

この日の「地域ミニフォーラム」では、合併によって生まれたあたらしい伊方町の地域づくり団体が、まだそれぞれの旧町(伊方町・瀬戸町・三崎町)の単位でしか交流や連携が図れていないことが課題としてあったために、新しい伊方町での地域づくり団体相互の連絡・連携、情報交換や交流を目的に開催されました。

200711301336000.jpg

※会場の様子

はじめに「地域資源を活かす観光」と題して、若松進一さん(えひめ地域づくり研究会議代表運営委員)が「貴重な講話」を行い、その後、伊方町の地域づくり団体のみなさんによる商品自慢大会が行われ、その後八幡浜地方局農政普及課の福井係長さんによる「まじめな講話」として、「安心と安全な商品販売を!」と題して、商品販売に関して必要な知識を学びました。

200711301502000.jpg

※じゃこカツ、最高です。

200711301256000.jpg

※道の駅にある「ちりめん丼」(1,000円)も旨し!

その後、ご苦労さんコーナーと銘打った「交流会」が行われ、佐田岬の食材と伊方杜氏の匠に舌鼓をうち、意見交換をしながら交流を深めていたようです。

参加した感想といたしましては、商品自慢大会で紹介された商品がたいへん種類が豊富で、どれもおいしいものばかりであったこと、そのたくさんのものがちゃんと商品化されていること、それに驚きを覚えました。町にある地域資源をうまく商品化して地域づくりにして活かしているということがよくわかります。

また、それをうまくコーディネートして販売促進や地域活性化につなげようとしている佐田岬ツーリズム協会の職員の方の努力やご労苦をうかがうことができたように思います。聞いたところによると、ツーリズム協会の職員さんは旅行代理店の資格も取得されたとか。なかなか難しい試験だそうですので、すごいなあと感動いたしました。やはり、これからの地域づくりはどう地域をコーディネートしていくかというコーディネート力が必要なのだなあと思った次第です。

なお、第3回目の「地域ミニフォーラム」は、平成20年2月頃に上島町での開催を予定しております。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)