11月30日(金)、伊方町で開催されたフォーラムへ向かう道中、ご一緒した若松進一さんのご案内で「慈光寺」という紅葉の絶景ポイントを訪れました。
以下は移住案内人レポートと同じ内容です。
国道378号線から山道に入り、狭い山道と分かれ道を幾つもクリアして見上げた山々は見事に色づいており、イチョウの黄色に赤や緑が効いた景色は凄い!の一言です。
慈光寺から瀬戸内海を見下ろすこちらは更に絶景です。
「島の向こう側を通るフェリーが見える」というくらい高いところから海を見下ろす経験は初めてでした。
この今坊地区には別荘分譲地として開発された土地があり、現在数件の別荘が建築されているそうです。
慈光寺から少し高台にある別荘地も寄ってみたかったのですが、時間の都合もあり、山をくだり国道へ出て一路伊方町へ。途中瀬戸農業公園へ立ち寄り、フォーラムの会場である瀬戸アグリトピアに到着しました。
実はこの施設が完成した直後に一度訪れたことがあるのですが、海から吹き上げる風が強く、寒い季節だったので景色を見る余裕がありませんでした。これだけまわりに何もないと、台風など荒天時は凄いことになるのだろうなと心配したことを思い出しました。
当日はあいにくの曇り空でしたが、宇和海をはさんで八幡浜市がきれいに見えました。
ここにはログハウス(写真)が10棟整備されており、施設に併設されている体験農園では季節に応じた自然体験ができるそうですので、ご家族で利用してみてはいかがでしょうか。
この日見た瀬戸内海と宇和海、どちらの海も私のように山育ちの人間で海を見る機会が少ない人からみれば、これだけの絶景を好きなだけ楽しめる環境を羨ましく思いました。
また同時に、海、山が織りなすこれほどの景観が、県都松山市からもわずか2時間ほど(大洲市長浜町は約1時間)のところにあるということが、愛媛の魅力のひとつなのだと、改めて感じました。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 坂本耕紀)