先日、筆者のもとに、
「どうやら宇和島に新しい王様が誕生したらしい」
との一報が入りました。「民主主義の世の中で王様が新しく誕生するわけがないし、誤報でしょ!」と高をくくっていましたら、最近の新聞各紙の記事に「どんぶり王国宇和島開国(愛媛新聞)」「どんぶり王国宣言だ(朝日新聞)」「宇和島にどんぶり王国(読売新聞)」などの記事が! し、知らなかったです・・・。宇和島って「どんぶり王国」だったんですね・・・。
とまあ、軽い冗談はさておき、これは、農村漁村の郷土料理百選のインターネット人気投票で上位にランクインした「宇和島鯛めし」など「どんぶり料理」が多彩な宇和島をPRしようと、宇和島料飲組合と県の宇和島地方局南予活性化支援チームが立案して「どんぶり王国宇和島」が12月7日に発足したのです。
※開国の様子
初代の国王には、宇和島料飲組合の石丸組合長が就任し、「宇和島の新たな郷土料理に」と力強く開国に向けての抱負を述べ、市内の郷土料理店7店が新作のどんぶりを売り出すことになりました。
それで、気になる「どんぶりの中身」とは・・・。
・ちりめん入りじゃこ天玉子丼(有明)
・鯛煮付け丼(かどや)
・とろとろ玉子のぶりサラダ丼(丸水)
・生姜(しょうが)焼さつま丼(とみや)
・あこや貝の貝柱の玉子とじ丼
(ハイウェイレストラン宇和島)
・太刀魚ちりめん丼(ほづみ亭)
・きびなごの柳川風丼(和日輔:わびすけ)
どれもおいしそうですねえ。ちなみに、すべての丼を制覇すると食事券が贈られるスタンプラリーも行われ、毎年12月7日は「開国記念日」ということで各店で先着7人に宇和島鯛めしを77円で提供するサービスを行うそうです。
ちなみに、それぞれのお店については、リンク先を参照してください。
(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)