研究員ブログ

ただいま、山村留学生募集中!

先般、砥部町高市地区を訪問し、その様子を「事務局日誌」にも掲載いたしましたが、その砥部町高市地区にある「砥部町山村留学センター」の職員の方から、ぜひ「新年度の山村留学生の募集」のPRをしてほしいということでしたので、本日の「研究員ブログ」で御紹介いたします。

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山村留学とは、決まった期間を親元から離れて山村で集団生活を行い、その地区にある学校に通う制度のことで、ここ砥部町高市地区では、旧の広田村時代から実施しており、教育関係者の間ではたいへん有名な「山村留学の先進地」でもあります。

この山村留学制度は、豊かな自然環境の中で、都会では味わえない数々の自然体験や農業体験をすることができます。また、さまざまな地域行事にも参加し、地域コミュニティの中で子どもたちが育つという貴重な体験もできますし、受け入れる地域の側も、都会の子どもたちが地域に入ってくることにより「都会との交流」が生まれ、地域活性化も期待ができます。

この高市地区にある「砥部町山村留学センター」は、そんな山村留学生(小学生)を毎年受け入れ、留学生が地域の人々や地元の子どもたちと交流しふれあい、互いの長所を伸ばしながら心優しくたくましく成長することを目指していて、平成4年の開設から延べ343人の留学生を受け入れています。今年度は県外からの留学生受け入れ実績は残念ながら0人ですが、例年ですと県外からの留学生もいます。

「かわいい子どもには旅をさせろ」

という言葉もあります。小学生を子どもにもつ親御さん、「砥部町」での「山村留学」を考えてみてはいかがですか? 現在、山村留学センターでは平成20年度の留学生を募集しています。詳しくは砥部町のホームページを参照してください。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)