研究員ブログ

県産品をつかったコンビニ商品(5)

これまで何度か紹介している愛媛県とファミリーマートさんが共同開発した「県産品をつかったコンビニ商品」。ついに第5段を迎えました。

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今回の商品は「みかんオムライス(480円)」と「玉子ベーコン重(498円)」の2品目。「みかんオムライス」は、愛媛県が学生さんに対してアイディア募集をし、聖カタリナ大学の学生さんの案を元に開発されたものだそうで、ミカンジュースで炊き込んだ御飯が大きな特徴です。学校給食で「みかんごはん」を出しているところもありますから、そこからヒントを得たのでしょう。

一方の「玉子ベーコン重」は、道の駅「きなはいや城川」にある人気のお弁当をモチーフに県職員さんが考えられたそうです。甘辛いタレに絡ませたジュ-シ-なベーコンをたっぷり乗せた食べ応え十分な弁当ですが、どちらかといえば男性向きの味付けでしょうか。

どちらも米は愛媛県産「愛のゆめ」100%使用しており、みかんジュースはもちろん愛媛県産です。今回も「みかんオムライス」は5月26日まで、「玉子ベーコン重」は6月2日までと期間限定ですのでお早めに。

さて、ファミリーマートさんをはじめ、サークルKサンクスが「八幡浜ちゃんぽん」の商品をつくったように、コンビニ各社がこのようなご当地限定商品を地元と共同してつくるのはトレンドになっているようです。

なぜ、このような流れになってきたのか、そのあたりに消費者マインドや時代の流れというものがあるのでしょう。興味深い事象であります。

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)