研究員ブログ

地域づくり人養成講座開講

6月25日(水)、平成20年度の地域づくり人養成講座の開講式が愛媛県立美術館で行われました。この講座は愛媛県の委託を受けて行っている当センターの人材育成事業で、今年度は定員20名のところ、22名の応募がありました。

養成講座の受講生のメンバーも多士済々で、南は宇和島市から東は新居浜市ということで、昨年度の養成講座の受講生のみなさんとはまた違ったカラーの構成となっているようです。

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今年も最初に栗田所長よりごあいさつ

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今年の講座は、最初に専門講師の前田眞さんよりワークショップの進め方に関する講義を受け、次回からの講座を行う上での心構えをうかがいました。

その後、恒例の2班に分けるワークショップを行い、「お祭りマンボー」班と、「元気(はぁと)ん」班の作業班ができました。この作業班は一年間いっしょの運命共同体(?)です。みなさんしっかりと意思疎通を図っておきましょう。

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午後からは、最初の講座ということで、株式会社いろどりの代表取締役副社長である横石知二さんをお招きして「彩~気を育てる地域づくり~」と題してご講演をしていただきました。

昨年度の「ごっくん馬路村」でも有名な馬路村農協の東谷組合長をお招きしましたが、今年は「いろどり」の横石さんということでかなり豪華な講師ですが、受講生のみなさんをはじめ、出席した方は「地域づくりに対するやる気、元気」を横石さんのお話からもらっていたように思います。

横石さんの講演のあとは、平成19年度まちづくり活動アシスト事業の助成団体の成果報告会を行いました。 

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この日成果報告を行ったのは以下の5団体です。

・岩谷地域自治会(大洲市)
・久米はいじの会(松山市)
・うずの鼻(今治市)
・街道灯篭祭り愛南実行委員会(愛南町)
・宇和島市生活文化若者塾「拓己塾」(宇和島市)

それぞれの団体がどのようなことをされたのかは、センターのホームページをご参照いただきたいと思います。

発表した5団体のみなさんは、アシスト事業審査委員をしていた前田さん、若松さんの講評により、今後の活動の指針となるべきアドバイスをいろいろいただいていたようです。 報告団体のみなさんも「勉強になりました」と感想を述べていたようです。

さて、この「まちづくり活動アシスト事業」ですが、「地域づくり人養成講座」の受講生の方が、何かチャレンジしてみたいと思われてグループをつくって応募して助成団体になっている例がけっこう多くあります。今年の受講生のみなさん、ぜひ来年のアシスト事業に応募してみてはいかがでしょうか?

(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)