研究員ブログ

観光カリスマ塾に行ってきました

昨年、国土交通省主催の「観光カリスマ塾」が若松進一さんのおられる伊予市双海町の「人間牧場」で開催されましたが、今年度は高知県馬路村の東谷望史さんのところで11月20日・21日の両日で開催されました。

ところで「観光カリスマ」とは、国土交通省のHPには、

従来型の個性のない観光地が低迷する中、各観光地の魅力を高めるためには、観光振興を成功に導いた人々のたぐいまれな努力に学ぶことが極めて効果が高い。各地で観光振興にがんばる人を育てていくため、「『観光カリスマ百選』選定委員会」を設立し、その先達となる人々を『観光カリスマ百選』として選定する

と書かれてあり、観光カリスマもさまざまなジャンルにわかれていることがわかります。若松進一さんは「真似しない、真似できないアイデアで地域力を作り上げるカリスマ」であり、今回の東谷さんは「特産品(ゆず加工品)と共に村をまるごとブランド化に導いたカリスマ」であるそうです。

今回の東谷さんの観光カリスマ塾では、四国を中心に合計で12名の参加があり、そのうち立教大学観光学部の学生さんもひとりおられました。いまや大学には観光学部がある時代なんですね、おどろきました。

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東谷さんのカリスマ塾では、初日は馬路村と馬路村農協のまちづくりについて講義をしていただき、質疑応答を経て懇親会、翌日は魚梁瀬杉でも有名な魚梁瀬地区の山林をトレッキングし、森林鉄道の乗車などの現地視察を行いました。

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さて、余談ですが馬路村といえば、やはり「ごっくん馬路村」。この日も会場の馬路村農協で最初にお出ししていただきました。ちなみに視察に訪れた方にはどなたでも無料で一本飲むことができます。

馬路村訪問前の週に「地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会」が開催されていた関係もあり、馬路村役場の木下課長さんともお話していたのですが、

「馬路村農協に行けば、蛇口をひねったら『ごっくん馬路村』がでてくる水道があって来訪者はタダで飲むことができるらしい」

ということができればおもしろいなあと冗談を言い合っておりました。もちろん、そんなことは現在の所ありませんが、願望を込めて今後の馬路村農協におおいに個人的に期待したいと思います。

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(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)