研究員ブログ

富士宮やきそば

B級ご当地グルメで街おこしをしようという動きが全国各地で行われている。なかでもよく取り上げられるのが静岡県富士宮市の富士宮やきそばだ。

仕掛け人は富士宮やきそば学会の渡辺英彦氏で「やきそばG麺」「天下分け麺の戦い」「ミッション・麺ポッシブル」など軽妙なオヤジギャグによる情報発信を武器に無名だった富士宮やきそばを全国レベルの地域ブランドに仕立て上げ、6年間で217億円の経済波及効果を生んだ伝説の人物である。渡辺氏は地域ブランド戦略とはお金をかけず、おもしろい企画を考え、マスコミ等を使い、絶えず情報発信をすることと述べている。

愛媛県内においても八幡浜ちゃんぽんや今治のやきとりなどのご当地グルメが全国に向けて発信中で、第2・第3の富士宮やきそばになれるようがんばって欲しいと思う。

      (企画研究部門 研究員 向井浩司)