研究員ブログ

自転車通勤による二酸化炭素(CO2)削減効果

 昨今、温暖化防止のために二酸化炭素(CO2)の削減が必要です。今後50年間で温暖化により平均気温が3度前後上昇すると推定されていますが、そうなると愛媛県においても、名産である温州みかんの栽培ができなくなってしまうそうです。温暖化防止だけが理由ではありませんが、4月から自転車通勤を始め、実際に自分がどれくらい二酸化炭素を削減に寄与できているかを計算してみました。通勤距離はだいたい片道で5km程度となっています。私が乗っている車は、燃費があまりよくないので、ガソリン1L(リットル)で10km走行することができます。そのため、往復でガソリンを1L使用していることになります。ガソリン1L使用すると排出する二酸化炭素は、環境省の「総排出量算定方法ガイドライン」によりますと2.3587kgとなります。雨の日もありますので、1ヶ月で15日間自転車通勤すると35.3805kg、これを1年間続けますと424.566kgと約0.42t削減できることとなります。小さなことかとは思いますが、これからも自転車通勤を続けて二酸化炭素削減に努めていきたいと思います。皆さんも一度自分の生活から排出される二酸化炭素量を計算してみてはいかがでしょうか。

(企画研究部門 研究員 三好進祐)