研究員ブログ

魅惑の路上ウォッチング

センター発行の広報誌「舞たうん」(年4回発行)では、MYTOWNうぉっちんぐ「歩キ目デス&足ラテス」コーナーで、建築物からマンホール蓋に至るまで、県内の路上をさまざま角度から観察したことを岡崎直司氏(タウンツーリズム講座主宰)に毎回執筆いただいています。

今月の11日に、岡崎氏と研究員10名で路上ウォッチングに出かけました。「石手川橋梁・煉瓦アーッチ橋(明治25年)」「湯山第一発電所取水堰跡(明治36年)」「旧制松山高等学校講堂(大正11年)」「愛媛県庁舎(昭和4年)」などを見学し、歴史を紐解きながら近代化遺産の面白さと奥深さを知り、文化的価値のある建造物の保存もますます重要と考えるようになりました。

センターでは、多くの方に知っていただくため、県内の土木・産業・建築の愛媛の近代化遺産を訪ねてのカラー冊子(全208ページ、平成15年初版)を斡旋しています。ご希望の方はセンターまでご連絡ください。

● 冊子名:「愛媛温故紀行(明治・大正・昭和の建造物)」定価2,500円(税別)

「見えてくるものが違えば、モノの見方が変わる」とはよく言ったものです。私も明日から帰る道筋を変えて街をよく観察してみようと思っています。

(まちづくり活動部門 研究員 武田 昭文)