研究員ブログ

四国へんろ道文化

 524日(日)に「四国へんろ道文化」世界遺産化の会が主催する第2回の「へんろ道体験クリーンウォークin三坂峠&八塚」(当センターも協賛)のお手伝い(?)をしてきました。147名の参加者とスタッフ21名の168名で、久万高原町の三坂峠から松山市恵原町集会所までの旧へんろ道(約10㎞)を軍手にゴミ袋を持ってゴミ拾いしながらウォーキングしました。途中の坂本屋では休憩して「お接待」を受け、大黒座では寸劇を観覧。浄瑠璃寺や八坂寺などを参拝した参加者からは、新緑のすがすがしいウォーキングであり、へんろ道が少しでも清掃できたことに喜びを感じていたようでした。 

 一方、スタッフも、地元恵原町内会の方や松山大学MUSEの学生の方など、多くの支援(ボランティア)に助けられ、事前の草刈りから当日の運営まで、「お接待」の心で遍路文化に取り組んでいたことが印象的でした。世界遺産になるまでには、多くの課題があると聞いていますが、一日でも早く登録されることを願う一人となりました。

 (まちづくり活動部門 研究員 武田 昭文)