研究員ブログ

自動車税のグリーン化

先日自動車税を納めました。

封筒に「昨年とは金額が変わっています」と注意書きがあり、税額に関するパンフレットが同封されていました。

パンフレットによると、20年度に新車登録された自動車のうち、排出ガスや燃費について一定の基準を満たす車は、25~50%自動車税が軽減されるようです。

 なるほど、環境にやさしい新車は減税か、と思ったのですが、その下に地味に「税率が加重される自動車」についての記載があり、平成8年3月31日までに新車登録したガソリン車などは10%加重されており、私の場合はこちらが適用されるようです。

 飴と鞭を使い分けながら省エネを進めているのだな、と思いましたが、乗用車、貨物車の平均使用年数は約12年というデータからすると、減税対象の車よりは増税対象の車の数の方がずっと多いと思うのですが、全国で減税される金額と増税される金額とどちらが大きいのかな、などとも考えています。もしかして実は増税?

(企画研究部門 研究員 政木輝彦)