研究員ブログ

皆既日食

 7月22日、日本の陸上では46年ぶりとなる皆既日食が、鹿児島県・トカラ列島や種子島などで起きた。新聞によると硫黄島や、奄美諸島の喜界島などでは観測に成功。皆既時間が6分超と陸上では最長の観測が期待された、トカラ列島悪石島では悪天候となり見ることができなかったとのことです。 
 
私は、日食用のシートを持っておらず、肉眼で見ようと試みましたが、やはり見えませんでした。しかし、松山でも薄曇りのなか部分日食が観察できたようです。 
 
日本では今後30年間に皆既・金環日食が3回、皆既月食が17回観測できるそうです。2012年には、九州、四国で金環日食が観測できるようです。金環日食は、月の影の外側に太陽が細いリング状に見られる現象です。2012年の金環日食は、見えるように準備をして望みたいと思います。 
      ( 企画研究部門 研究員 近藤 誠護 )