研究員ブログ

馬路村

8月10日に松﨑 了三氏の講演を聞きました。“ごっくん馬路村”“ぽん酢しょうゆ ゆずの村”など、馬路村の特産“ゆず商品”の販売に携わった人です。講演内容も非常にわかりやすく、ユウモアを交えながら1.情報2.価値3.融合4.顧客をキーワードに地場産品のゆずに地域の魅力という付加価値を付けて販売していった経緯や考え方などをテンポの良い土佐弁で講演されていた。

大量生産の商品は価格競争になり、結局利益が薄く、大企業でしかビジネスとしてやっていけない。値下げせずにいかに100円のものを120円で売るのかを考える。大企業との差別化を図るためには、工夫をし、ひと手間をかけ、大企業ができない“手間”を惜しまない。という話に、ビジネスのヒントを感じました。

(企画研究部門 研究員 近藤 誠護)