研究員ブログ

伊達博物館 戦国武将伝

 9月26日土曜日、宇和島市の伊達博物館創立35周年特別展「戦国武将伝」に行ってみました。大徳寺総見院の「木造織田信長坐像」や、伊達文化保存会の「豊臣秀吉画像」等、戦国時代に興味のある方には見ごたえのある展示で、臨時駐車場を用意する程盛況でした。
 県外ナンバーの車も多く、高速道路、本四連絡橋の休日1,000円の効果でしょうか。
 10月4日(日)迄ですので、興味のある方はお急ぎください。
 
 チラシはこちらから。

 [企画研究部門研究員 政木 輝彦]

“旅行”

 初めての北海道へ行ってきました。週間天気予報では「期間中は、終日曇りで雨もある」との微妙な予報でしたが、そこは参加した人の日ごろの行いが良かったのか、雨は最終日の飛行場へ向かうバスの中だけという非常にラッキーな旅行でした。
 今回の旅行で私が一番楽しみにしていたのは、以前にヨーロッパへ行った時にパリに向かう電車の窓から見た地平線を日本でもと思って北海道にしたこともあり、バスでの移動距離(3日目は観光しながらでも、515㎞走っていたそうです)や移動時間がいくら長くても辛抱していたのですが、結局地平線は見られませんでした。ガイドさんに聞くと地平線を見るのなら北海道東部の根室・釧路方面に行かないとムリと言われました。次は北海道東部に行きます。
 それでも今回の旅行で発見もありました。その一つが信号機でした。ほとんどが上から赤・黄・青の順番で縦並びになっているのです。たまに横並びの信号機を見るとアレと思ったくらいでした。理由は雪が積もった時に横並びより縦並びの方が雪の重みがかからないということらしくて、北海道以外では青森県にも縦並び信号機があるということでした。
 それともう一つが道路の標識です。バスで走っていると場所によって50mくらい間隔で路肩に4~5mくらいの高さから、赤・白・赤・白の矢印標識が下向きについているのです。結構頻繁に見かけるので質問したら、雪がたくさん積もった時に道路と路肩の区別がつかなくなる恐れのある場所では「ここまでが道路ですよ」という目印だそうです。そういえば私の住んでいるところでも、溝と道路の境目に黒・黄・黒・黄のポールが立っていて、台風の時など大雨で溝から水があふれて道路が冠水しても「ここまでが道路です」という目印になっています。やっぱり北海道は雪が多いのだと改めて思いました。私は、暑いのは結構辛抱できるのですが寒いのは苦手なので北海道に住むのはムリと思いました。
 それと“五稜郭”へ行って展望タワーに上ったのですが、そこの展示物の説明文のハコダテという字が、今は“函館”と書きますが、説明文は“箱館”となっていたので、質問すると明治2年8月に箱館から函館に変わったということでした。
 今回の旅行で、いろいろなことを感じ発見もしましたが一番は100㎞の距離感が愛媛県と北海道は違うということでした。愛媛県内を車で観光しても1日に500㎞は走りません。北海道は本当に広かったです。
(企画研究部門 研究員 河野茂樹)

中秋の名月

 夜風が涼しくなり、虫たちが奏でる音色が心地よく響きわたるようになりました。姿かたちは見えませんが、美しい鳴き声の中で耳を澄ませていると、多数の生命に囲まれて生活していることを実感させられます。
 間もなく中秋の名月を迎えます。虫たちが創り出すハーモニーとまーるい月で静寂な秋の夜長を楽しみたいので、晴れますよーに!!

(企画研究部門 主任研究員 高市孝一)

JR下灘駅観光地づくり

 当センターが本年度から実施している事業に、コディネーター派遣事業があります。この事業では、県内の地域づくり団体や市町が行う、自主的・主体的な地域づくり活動を支援するため、地域づくり団体等の要請に基づき、地域づくりコーディネーターを派遣し、活動への助言・アドバイス等を行っています。
 
 先般この事業を受けて「JR下灘駅観光地づくり」の講座が開講しました。主催団体の下灘地区日喰自治公民館老人部の皆さんが、愛媛県園芸協会事務局長の甘井清久先生の指導のもと、JR下灘駅の花による美化活動を行うものです。この事業には、伊予農業高校の生徒の皆さんに野路菊の栽培に協力していただきます。
 
 「日本で一番海に近かった駅」JR下灘駅は、青春18きっぷのポスターにたびたび登場するとともに、夕焼けプラットホームコンサート、テレビや映画のロケ地として脚光を浴びています。また、最近は関西方面の旅行会社がJR下灘駅を訪れるツアーが組まれていて、多くの観光客が訪れています。このような状況の中、地元老人部の皆さんが、訪れる観光客に花でもてなそうと立ち上がったのです。
 
 1回目の講座では、発起人のこの事業への想いが語られ、甘井先生から「花を育てることの素晴らしさ」、伊予農業高校の野路菊栽培計画などの発表がありました。
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(天井先生から植物を育てる楽しさを教わる)

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(伊予農業高校の野路菊栽培計画の発表)

 2回目の講座が来る9月29日(火)に開催されることになりました。当日は、地元小・中学校の児童生徒の皆さんとともに、伊予農業高校と地元老人部が丹精に育てた野路菊の苗を約1,000本植える予定です。

 コーディネーター派遣事業の申請は、随時受付ています。

(まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)

四国の道を歩こう

9月12日(土)に「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の世話人会に参加しました。今回は、その中で情報をいただきましたイベントをご紹介したいと思います。
イベント名は、「トレッキング・ザ・空海あいなん」で『癒しの里 四国の道を歩こう』と題して、11月14日(土)・15日(日)に愛南町で開催されます。
14日は、「松尾坂へんろ道を歩こう」で3コース(7㎞、8㎞、15㎞)、15日は、「柏坂へんろ道を歩こう」で10㎞のコースです。また、記念セレモニーとして、14日18時から愛南町御荘文化センターで、入場料500円でシンガーソングラーター『河島翔馬さん』による「花へんろコンサート」が開催されます。翌15日には、『夏井いつきさん』による「へんろ道俳句大会」が柏坂へんろ道コースの嵐坂ポケットパーク風園で開催されます。
トレッキングの参加費は、500円(中学生以下は無料)で、募集人員は1,000名、募集期間は9/14から当日まで。ご希望の方は、お申し込みを!
受付・お問い合わせは、「DE・あ・い・21」愛媛県南宇和郡愛南町柏390
電話0895-85-1021 FAX0895-85-0889 mail:deai21@cyber.ocn.ne.jpまで。
(まちづくり活動部門 研究員 武田 昭文)