研究員ブログ

ダライ・ラマ14世

 先日、チベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世が来県され、講演を聴講した友人が、師の著書「ゆるす言葉」を購入していた。仏教の専門用語は使用せず、シンプルな日常用語で「生」や「愛」、「心」などについて深遠な教えがちりばめられている。

 知性や理性の確立だけでは成し得ないのが、自我のはたらきのコントロールである。師の境地については想像することすらできないが、自己を見つめ直す良いきっかけであった。

 なお、巻末のインタビューでは、「パソコンはちょっと苦手」とのコメント。おちゃめでカワイイ(=´▽`=)

(企画研究部門 主任研究員 高市孝一)