研究員ブログ

地域活性化推進協議会

研究員の崎山です☆

先日、私が住んでいる今治市波方地区の地域活性化推進協議会に出席しました。

地域活性化推進協議会とは、今治市が市町村合併に伴い地域の沈滞化が懸念される旧町村部に、地域自らの創意工夫により地域の一体的かつ自立的発展を図る地域活性化事業を調査・研究・実施するため設置した組織で、簡単にいえば自分達の住んでいる地域をよりよい地域にしていこうという集まりです。

 今治市は1市9町2村の12の市町村で合併しており、市内には旧今治市以外の旧町村単位で11の協議会が組織され、それぞれ20名程の地域住民が会員として地域を活性化すべく活動しています。私も波方地区(旧波方町)の会員として平成21年の発足当初から参画しています。

地域ごとに活性化メニューは自分たちで企画するため、地区により活性化案は大きく異なり、地域の空家を調査し貸し出したりすることで地域外の移住者を呼び込んだり、鳥獣害で捕獲したイノシシの肉を活用しベーコンの開発をしたり、地域の公園にバラを植樹し観光客誘致を図ったり、地区ごとに地域の特性や課題に合わせた取り組みがされています。

 私の住んでいる波方地区は、現在、農水産品などの地域特産品を活用した商品開発を行っています。
というわけで、前置きはこのくらいにしておいて

今回は開発中の商品の試食会を8月28日(日)に行うため、その打ち合わせを行いました。
活性化①

まず、試作品のチェックを行いました。

活性化②

今回チェックするのは海鮮春巻き「魚ギョ巻き」とみかんケーキである「七五三(しめ)の夕日」、大根を使った不思議な食感のアイスクリーム「なみかた愛ス」の三品です。(名称はすべて仮称です。)
これ以外にも数種類開発を行っています。

まずは一つ目海鮮春巻き「魚ギョ巻き」です。
活性化③
手で切ったので写真の写りはイマイチですが、中身は鱧(はも)や鰺(あじ)のすり身など7種類の食材が入っています。

活性化③-1

 

次はみかんケーキである「七五三(しめ)の夕日」を試食しました。(断面を見てもらおうと思い、2つに割ったのですが、これもビジュアル的にあまり綺麗ではなかったかも…) 

ちなみに七五三(しめ)とは波方町西岸にある「七五三ヶ浦海岸」にちなんで名付けています。七五三ヶ浦は松林に囲まれた箱庭のような海岸で、昨年、スペシャルドラマ「坂の上の雲」の撮影が行われました。

活性化④

中のクリーム餡は普通の温州みかんではなく、「はるみ」や「はれひめ」などの少し高級な柑橘を使用しています。
ふんわりの生地に包まれた甘酸っぱくてジューシーなクリーム餡のバランスが絶妙です。

 最後は大根を使ったアイスクリーム「なみかた愛ス」です。当協議会発足当初の段階から改良を重ねており、アイスクリームとしての完成度は高く、シャーベット状になった大根は「これは何?」といった感じで、言われなければほとんどの人は大根だとわからない、ちょっとおもしろい食感です。
活性化⑤

 
活性化⑥
味や食感の評価、見た目の工夫などを含め改良策について様々な議論が交われ、試食会の事前準備や段取りについても打ち合わせしました。

試食数は春巻き1,000人分、みかんケーキ600人分、大根アイス400人分としました。

試食会は8月28日(日)に今治市波方町の波方公園プール前で行います。午前9時ぐらいから2時間程度行います。(雨天決行の予定です。)

試食したい方はぜひお越しくださいね☆。

◎波方公園
http://www.city.imabari.ehime.jp/kouen/namikata/

 

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