研究員ブログ

地域づくり人研修&交流会2011

皆さん、こんにちわぁ~(*^^)v研究員川渕です☆

もう12月でこれから忘年会など飲み会が続くのではないですか?私も結構入ってますよ~(^_^;)でも皆さん、決して飲酒運転だけはしちゃダメですよ!「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、その油断が命取り」ですからね~(^v^)気をつけましょう!

さて、11月5日に開催されました「地域づくり人研修&交流会2011」の様子をアップしますのでご覧ください。この研修&交流会は、参加者がフィールドに赴き、それぞれのフィールドの取り組みの中で、自らの地域での活動に活かすことのできるようなヒントを模索するため、この研修及び交流を通じて地域づくりに必要とされる能動的な行動力を養うとともに参加者のコミュニケーション能力の向上、ネットワークの構築を図ることを目的としています☆また、「地域づくり人」における横の繋がりだけでなく、縦の繋がりを深めることも目的としていましたので、過去の養成講座卒業生にもお声かけをさせていただいたんですよ(*^^)v

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当日、開会が10時30分からだったので、朝一で会場準備デス☆今回は県庁地域政策課との合同開催でしたので、地域政策課の皆さんも朝早くから準備等に追われていました(^_^;)

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研修&交流会スタート☆司会はO政研究員です(*^^)vしかし、O政研究員の司会姿を見るのは平成22年度の地域づくり人養成講座の担当だった以来ですかね~?なんかちょっと懐かしく思えてきましたよ~(ToT)←なんで泣くねん!

まず、愛媛県ふるさとづくりネットワーク推進会議会長(愛媛県地域政策課長)の高塚眞志氏が開会挨拶をされました。

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次にフィールドワーク課題提供としまして講師をしていただくのは、コミュニティビジネスの達人とも言われるNPO法人てっちりこ顧問の岡本勝光氏です。岡本氏は、岡山県旧奥津町(現:鏡野町)出身で、勤務していた岡山県内のスーパーマーケットを退職され、赤字第三セクター会社の取締役に就任し、徹底的に従業員の意識改革を進め、3年連続黒字決算を達成されました(゜o゜)その後、第三セクター会社を退職し、平成16年に「NPO法人てっちりこ」として法人格を取得し、地域特有種であるヒメトウガラシの栽培と加工販売事業、公民館長派遣事業、大釣温泉の指定管理者等、様々な事業を展開し、元気な地域づくり活動を実践されています☆

「NPO法人てっちりこ」…なぜ、「てっちりこ」と名付けたのか…それは、「てっちりこ」は昔から元旦の綯初め(ないぞめ)に若年様の片足わらじ、牛の綱と共に「てっちりこ」を作ってお供えしていたそうです。正月飾りを燃やすとんどの時に降ろしてきて「てっちりこ」で若嫁さんの尻をたたいて「元気な子を産めぇよ」「子供をたくさん産めぇよ」「元気で働けぇよ」などと声を掛け出産・子育てと若嫁の健康を予祝いするそうです。(←なんかスゴイ文化ですね~(^v^)それだけ若嫁さんは大事にされていたのですね~☆でも、お尻をたたくのは…(苦笑))

現在、鏡野町の奥津羽出地区では肩や腰の痛いところを叩いて健康になるようにとの願いで「どんと祭」に伝承されているそうです。この文化にあやかり、高齢化・少子化社会に活力あるまちづくりができることを願ってこの名付けたのだとか…(゜o゜)へぇ~

ちなみに「てっちりこ」ってどんなもの???…という方はこちらをご覧ください(奥津の子宝てっちりこ:http://shop.mirakuru.ne.jp/54.html

お話では、岡本氏のこれまでの活動の経緯や販売など、苦労話も交えてお話をされました。

その後、フィールドワーク課題提供として、架空の地域「せとうち市うつぼ地区(実際、岡山県に瀬戸内市がありますがその市とは関係ありません…あくまで架空都市ですので)」の抱える課題解決策を提示してもらうため、各グループごとで道後温泉付近などを散策し、ヒントを得ることに…☆ちなみに「せとうち市うつぼ地区」の〔現状と課題〕は以下のとおり。

〔現状と課題〕

 うつぼ地区は地域内の中心に全国的な知名度を誇る温泉地を有する。それを取り囲むように古くからの住宅地、郊外には農地がある。人口減により最盛期の半分まで落ち込んでいることに加え、若い世代が市外に出て働いているため、地区の高齢化率は比較的高い。

①温泉による観光産業:温泉地への観光客はそれなりに多いが、その恩恵は温泉地周辺の事業者に限られている。観光客は年々減少傾向にあり、旅館組合も危機感を募らせている。

②商店街:温泉地に隣接していることから、観光客向けのお土産を取り扱う店が多い為、地域の暮らしに必要な業種や機能が不足している。高齢化に伴い近年空き店舗が多くなっているが、所有者が上階にて生活しているため、他人に貸そうとする人が少ない。

③農産物の生産・販売:主に住宅地に居住している農家の高齢者が従事。一般的なキャベツ等の野菜に加え、地域の伝統野菜である「鬼瓦ししとうがらし」の栽培も細々と行われているが、取り扱いのある商店街の衰退と共に販売量は減少の傾向にある。

④生活交通:温泉地から市の中心部へのアクセスは容易であるが、住宅地から温泉地へのアクセスは徒歩しかなく、大半の住民は自家用車を利用しているため、車を所有していない高齢者のみの世帯では中心部へ出ることは困難。生活用品の購入は郊外の大型ショッピングセンターへ行く人が多い。

⑤コミュニティ:人口減少、高齢化に伴い、地域の行事の担い手が不足するようになり、かつては大々的に開催されていた秋祭りも現在では休止されている。コミュニティを維持していく方法に悩んでいる。

※ポイント:地区の会長はこのままでは本当に寂れてしまうと考え、同年代の知り合いに呼び掛けてまちづくり協議会を立ち上げているが、思い切った案を出せずに困っている。残った若者たちは。地域の立て直しを図ろうと頑張っているが、古くからの伝統を守ろうとする人たちの反対にあい、なかなかやりたいことを認めてもらえない空気がある。また、若者たちは個々には頑張って活動しているものの、横のつながりを作れずにいる。

私がタイムキーパーを務めるグループは、冨田さん、山尾さん、西さん、堀内さん、北澤さんの計5名です。さぁ冒険の旅にレッツゴ~(^◇^)…の前に昼食で~~す☆(これは外しちゃだめでしょ(笑))

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愛媛県身体障害者福祉センター横の道を西へ向かった…のかな(^_^;)多分西だったと思います☆ず~っと進んでいくと少し車が多い通りに出ました(←完全に分かりにく道案内でスミマセンm(__)m)

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それを南…と思われる方向へ進んでいくと…

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あぁ~~!!あった~☆太陽拳…じゃなくて「太養軒(たいようけん)」です(*^^)v私はずっと太陽拳だと思ってました…(汗)(ドラ○ンボールの見過ぎですね…)

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なんか、お店を再開したか…どうとかで話題になってたお店です☆

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店内はこ~んな感じです(^O^)ザ☆食堂ってな感じでなかなか居心地の良い雰囲気ですよ(*^^)v

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注文したのは…うんっ?はて?何やったっけ?あか~ん(汗)完全に忘れてしもうたです(-_-;)なんか特殊な名前やったのは覚えているのですが…。天津飯…じゃなくてクリリンじゃなくて…はっ!そうだ、写真を拡大してメニューを見れば…。

そうそう!!!「ガッツ定食」ですがな(^◇^)思い出しました~☆いや~やっぱり時間がたつと記憶が薄れてくるのでもっとブログ掲載スピードを上げねばなりませぬな~(+o+)反省デス

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昼食を終えた私達は道後温泉方面へ向けて歩いていきました(*^^)こういうところから何かヒントがあるやもしれないと思いひたすら歩き続けると…☆

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道後温泉駅前に到着~☆架空地域をイメージしながらいろいろなことを模索していきます(^_^;)

 

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あれっ?もしかして…にゃんよではありませんか~(^O^)/超多忙なスケジュールをこなしているんでしょうね~(^_^;)お疲れ様です☆

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ぬっ?これは坊っちゃん列車の展示品ですね(゜o゜)あとで実際に駅で停まってた坊っちゃん列車をお見せしますね~☆

さぁ~とりあえず、商店街の中を散策してみましょ~(^O^)

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おやっ?別のグループが既に来られてましたね(゜o゜)いかん、いかん!遅れをとっては~(+o+)…と、よく見たらタイムキーパーは﨑山研究員ではないですか~☆久しぶりに会うとこうやってお互い写真を撮っちゃったりするんですよね~(^_^;)ハハハ

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さぁ、皆さんはヒントになりそうなものを物色中です☆とりあえず情報収集を最優先に考えております(^-^)

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にゃんよともお別れをして、商店街をさらに進んでいきます☆少し似たような風景もあったりして、みんなでイメージをしながら、「もしここが○○だったら、アクセスはどうだろう?」とか「××だったらイイんじゃないかな」とかいろいろ意見が出されてましたよ☆

と道後温泉前に着くと坊っちゃんやマドンナ姿の方々が観光客のガイドや記念撮影などをされていました(*^^)v聞くと、大学生のアルバイトみたいです☆でもこうやって文化や観光に触れる機会があるのってイイですよね~(*^_^*)

ってなことで…

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記念撮影part1(決して好んでの撮影ではなく、あくまで「こ~んな感じでやってるよ」というのを踏まえての撮影ですよ(笑))

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記念撮影part2(上に同じくですから(笑))

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道後温泉本館前です☆

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辺りを見回すと旅館などが並んでいますね(^-^)

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どうイメージしていくか難しいですね(^_^;)

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歩いてスタート地点に戻る事に…

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その途中でこんな路地を発見☆こういうところってなんかいいですね~(^-^)何でって言われると分かりませんが、なんか…ですよ!

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道後温泉付近の案内地図です☆「道後村」と書かれた案内地図ですが、よく見ると全てタイルに描かれたものでした(゜o゜)ワォ~

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歩く…

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また歩く…

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歩いて歩いて…ようやく元のスタート地点に到着☆

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ちょうど駅に坊っちゃん列車が出発の準備をしていました(^-^)なかなかかっこいいでしょ?この列車は本当に市内を走ってます(*^^)v

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運転席の様子です☆

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皆さん、子供頃にかえったかのように見てますね~☆

おっと、いかんいかん!自分はタイムキーパーだった(゜o゜)…と皆さんを誘導し会場へ

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研修会場に到着後、早速見てきたものを参考に課題解決策を見出していきます(^O^)他のグループも順次帰ってきて「あ~でもない、こ~でもない」と活発な意見が出されてました☆

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私が担当していた「チームカツオくん(←メンバーの中に高知県出身の方が2名いたので…)」も徐々に形になってきました(^-^)

さぁこの後はグループごとに発表です☆

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最初のグループは地域の課題として、高齢化による若者流出と収入減(税収・産業・商業など)を挙げました。ここでの資源として、特産品のとうがらし、点在空地、温泉、商店街を挙げ、打開策として①ブランド開発、②担い手育成、③祭りの革命を挙げていました。

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続いてのグループは「うつぼ地区活性化プロジェクト」として、温泉でまちづくりをキーワードに「笑い」「健康」「若者」などを挙げ、その3つの枠を連携させるような提案内容でした。

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続いてのグループは、「鬼瓦ししとうがらしを中心としたまちづくり」をコンセプトに多方面から見たメンバーの意見をうまく取り入れていました。

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続いてのグループは「自分の店が持てるプロジェクト」として交流人口の増加を目的とし、地域内外から若者が集まってくる街を目指すものでした。商店街を核としたコミュニティの確立をコンセプトに貸店舗の全国発信や店舗プロデュースなどを挙げていました。

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最後のグループは「飲みニケーションで人交密度を高める」ことを目指し、具体的に絵で表現していました。たしかに分かりやすく、そして面白い構造になっていたので岡本講師からも高評価でしたね☆

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最後に全員で記念撮影です☆皆様、大変お疲れさまでした(^-^)てっちりこ~~

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交流会では、いろんな方々を交流することができましたよ~☆この日は岡山県庁から横山さんにも参加していただきました(^O^)/