皆さん、こんにちは!研究員の川渕です☆
インフルエンザのピークは過ぎたものの、まだ油断はできませんね(汗)体調管理には十分気をつけてください。
さて、先日宇和島市で開催されました「地域づくり支援組織設置に向けてのワークショップ」の3回目の様子をアップしますので、ご覧ください☆
その日は別の業務も重なっており、朝一で八幡浜市へ移動☆
着いた場所は、沿岸部の地域でしたが、のどかでゆったりした時間が流れている雰囲気で心地よい感じでした☆(潮風がまたよかったりするんですよ!)
業務も終わり、八幡浜市の萩森さんに別れを告げ、いざ宇和島市へ☆
道の駅 きさいや広場に到着したとき、腹時計が12時を指していたので昼食をとることに☆たぶん「ちりめん丼」だったと思いますが、美味しかったです!
13時30分より開会されたワークショップ(愛媛県県民活動推進課主催)では、行政やNPO、地域づくり団体など約20名が参加されていました。ファシリテーターはNPO法人いよココロザシ大学 学長の泉谷 昇氏です☆
まずは、アイスブレークとして、簡単に自己紹介を行いました。
自己紹介も終わり、早速本題へ☆
その前に、ちょこっとこれまでをふりかえってみると…
従来は官が独占してきた領域を「公(おおやけ)」に開いたり、官だけでは実施できなかった領域を官民協働で担うなど、市民、NPO、企業等がともに支え合う仕組み、体制が構築されたものであった。「新しい公共」がめざす社会は、「一人ひとりの居場所と出番があり、人に役立つ幸せを大切にする」、そんな社会なんだそうです。
上記図のとおり、「行政セクター」や「企業セクター」は存在していたのに対し、「市民セクター」はなかった。「市民セクター」の領域を広げていく必要がある。(市民セクターのデザインが必要)=共助の関係
・ノンプロフィット(非営利)
・ボランタリー(自発的)
・インディペンデント(自立・独立)
自分たちの望む社会は自分たちの手で!(パラダイムの変更)→市民自治によるまちづくりを行うためには協働が必要であることを改めて認識しました。
協働とは…
・お互いを理解しながら共通の目的を達成するために協力して活動すること
・社会の課題解決に向けて、それぞれの自覚と責任の下に、その立場や特性を認め合い、目的を共有し、一定の期間、積極的に連携・協力すること
↓
役割分担・責任分担=お互いの得意・専門分野で連携
と、こんな感じでふりかえりまして、泉谷さんから本日のお題をいただき、グループごとで一枚の用紙にまとめあげていきます。
今回は、1回目のときに「未来(子供たち)に残したい南予」として、各グループで挙げた「残すために必要な資源」をどうやって調達するかを考えるというものでした。(グループ名、作戦名、内容、特徴、障壁など…)
↑私達のグループは「人(絆)」に注目してみました。(メンバーは、眞鍋さん、平井さん、奥川さんです☆)
現状 人口流出などから、コミュニティ弱体化
↓
課題 南予の宝を残すためには…
「助け合い」「地域の愛着」「心の豊かさ」
↓
着目 「人」=いわゆるキーマン 「絆」
周りのグループを見渡すと、3回目とあって皆さん次々と提案がでてきていました☆
このワークショップでは、頭を固くしないようにクラシックな音楽が流れており、テーブルにはチョコレートなど、甘い物を置いてリラックスした状態で取り組みます。たしかにこの雰囲気は頭がやわらかくなるのでイイですね☆
さてこれから各グループによる発表タイムです☆各グループを代表しまして須山主任研究員のグループにスポットをあててみましょう!(というよりも、この写真しかなかったのが本音ですm(__)m申し訳ございません…)
須山主任研究員のグループは、
チーム名:「2班だけどごはん☆」
作戦名:「愛着ものがたり」
【内容】
・郷土食グルメコンテスト(ストーリー付)
・食を通じた憩いの場
上記2項目を実施するために、「郷土料理の日」、「検定」、「教室」、「給食」などが挙げられました。
【特徴】
・情報提供はするけれど、レシピは出さない(食べられるのは地方のみ)
・各世代、男女問わず関われる
・地元産物屋さんの復活(八百屋、魚屋)
【障壁】
・愛着はあるけれど…
などの提案がされました☆特徴の部分で外に出さず、逆に来てもらうという部分が印象的ですね。また、「郷土料理の日」というのはあってもいいのではないかと思います(実際にあるかもしれませんが。。。)
他にもいろいろな提案がされてました☆(スミマセン、全部の写真がなくて…)
最後に講評としてファシリテーターの泉谷さんより、「立てた企画の”強み”と”弱み”を知る=SWOT(~らしさの発見)」についてお話していただきました。
上記のように計画・企画すること(掘り下げていくこと)が大切であることを学びました。泉谷さん、貴重なお話をありがとうございましたm(__)m
このワークショップを通じて感じたことは、いろんな立場の方々が多ければ今まで考えつかなかったことがバンバン出てくるということです。(地域づくりに直接関係がないような方々とか)それぞれが持っている引き出しから出てくる情報を組み合わせることで、また新たな取り組みに繋がるのだなぁと思いました。