研究員ブログ

高知県仁淀川町との意見交換会in伊予市双海・人間牧場

皆さん、こんにちは(^^)研究員の川渕です。

なかなかブログが更新できず、申し訳ありませんm(__)m現在、次号の「舞たうん」発行のために編集作業を行っており、イイ物に仕上がるよう奮闘しております。

さて、先日ですが、伊予市双海町 人間牧場主の若松進一さんから「高知県仁淀川町との意見交換会があるからセンター職員もおいで!」という嬉しいお誘いを受けまして、伊予市双海町の人間牧場へ行ってきました☆その模様をアップしますので、よろしければご覧ください。

この日、センターからは河野研究員、大政研究員、芝事務員、私の4名が参加させていただきました(^^)(本当は、須山主任研究員も参加する予定でしたが、別の業務と重なり、分身の術もうまくできなかったので泣く泣く不参加となりました(ToT))

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9時30分に双海シーサイド公園に集合し、全員が揃ったところで人間牧場へ出発です!(皆さん、人間牧場は決して人間を飼っているわけではありませんから…(笑))

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途中、見頃を迎えていた菜の花ポイントに立ち寄り、皆さん思い思いに写真を撮られていました☆

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この日は愛媛県中予地方局から松本さん、前神さんも参加されていました☆むむっ?この後ろ姿は双海人遊撃隊長の冨田さんですね(^^)

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この場所にはピザ釜も設置されているんですよ☆

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↑これがピザ釜です☆海を見ながら食べるピザはどんなお味なんでしょうかね?

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菜の花スポットを離れた一行は、人間牧場に到着☆ここは、まちづくりを志した人が踏み入れることのできる聖地!(←個人的な見解です(^_^;))そして、車の運転に自信のある方が降りて来られる道です!(私達は普通車だったので途中で車を置いて歩いて降りました(-_-;))

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人間牧場にて河野研究員と芝事務員で記念撮影です☆

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な、なんと!ここにもピザ釜が…(゜o゜)スゴイ!本格的な感じですね☆

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人間牧場 年輪塾の看板です☆いつ見てもカッコイイ!!この切株はもともと高知県から持ってきたんですって!本日の仁淀川町との意見交換といい、何か「縁」を感じますね~☆

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名刺交換も終わり、早速、意見交換会スタートです

まずはじめに、仁淀川町で地域支援企画員をされている西森さんから仁淀川町観光振興についての取り組みについてをお話していただきました。

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仁淀川町は平成17年に合併し、町内には中津地区に中津観光協会があるだけで町全体としては存在おらず、合併後は町内の観光企業や住民団体が各自バラバラに観光PRなどの活動を行っていたそうです。

そんな中、平成21年から取り組んでいる仁淀川町観光振興策である”産業振興計画”の推進を図り、より自立した仁淀川町の観光振興団体を目指して、平成23年2月に『仁淀川町の観光を考える会』を発足され、観光資源調査やネットワークづくり、旅行会社等とのツアーガイド企画などに取り組まれています。

仁淀川町は高知市内から遠隔・僻地にあるため、いかに「仁淀川町らしさ」や「仁淀川町にしかないサービス」を提供できるか調査し、さらには地域内の高齢者や歴史研究家等からの聞き取りなどによるコンテンツ発掘なども行い、ガイド実践するための資料整理と研究及びガイドの実践を行ってきたそうです。ちなみにガイド実践については、伊予鉄トラベルさんと連携して地元ガイドツアーを企画し、2011年9月末において延べ5つのバスツアーに対応されたようです。

ツアーガイドを通じて、これまで観光資源とも認識されていなかったモノ(伝説、神社、地域、食など)を有機的に繋げていくことで、奥深い仁淀川町の『観光コンテンツ』がしっかりとした観光資源として活かされていけることを確信できたようです。また、地域住民で組織化しているため、より地域住民や地区との強い絆とネットワークが構築されたと同時に、”他の旅行会社が真似できない差別化されたツアーづくり”が実施可能であるとの事でした。

今後、感動する観光ガイドの増員や育成、目指すべき観光とそのターゲット、ツアーガイドの場の創出などを課題として取り組まれるそうです。

西森さん、貴重なお話をありがとうございましたm(__)m

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 続いて、によど自然素材等活用研究会 代表の井上さんにもお話をしていただきました。その中でも特に「いいね!」と思ったのが、この『つっ板ー」☆(面白いですね(^^))

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いや~新しい形ですね(^v^)是非、広めてほしいです☆

※ちなみにTwitter(ツイッター)とは、140文字以内の「ツイート」 (tweet) と称される短文を投稿できる情報サービスのことです!

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これはお土産として参加者全員にいただいた「白いものチップス」です。少し油が強いように感じましたが、甘くて美味しいですよ☆できたら、塩味も発売してほしいですね☆

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続いて、伊予市双海町 地域おこし協力隊の冨田さんよりモニターツアー「ぞぶろう、ふたみ!!~海・森・夕日の3セットツアー~」についてお話していただきました。

このタイトルにある「ぞぶろう」とは、「川の中を歩く」をあらわす方言なんです。双海ではこの言葉の意味を広げ、双海を”とことん楽しむ”旅を企画されたのだとか…☆内容としてはとにかくめいいっぱい楽しむ体験型ですね(^^)/大人も気持ちが若返る!そんなツアーだと思います☆いや~、これに案内人が冨田さんだったら、一日お腹を抱えて笑っていなければいけませんから大変ですね(^_^;)冨田さん、ありがとうございましたm(__)m

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意見交換会も終了し、最後に人間牧場主の若松さんにご意見をいただきました☆いや~、若松さんはスゴイですね(゜o゜)「○○やったら面白いんじゃない?」とか「こういう視点もあるんじゃないかな?」とか、この短い意見交換の間でも、次々にアイディアが出てきてました。ホント、すごいです!いろいろ勉強させていただきました☆若松さん、ありがとうございましたm(__)m(久しぶりの人間牧場で、頭の中をリセットさせていただきました☆)

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最後に記念撮影です☆(よく見ると、面白そうな人ばかりですね(笑))

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以前もご紹介しましたが、これが人間牧場の「ロケ風呂」です☆この中で海を眺めながら頭をリセットするんですよ☆固くなりつつある頭を柔らかくして、まちづくりを楽しくするのです☆

とこんな感じで意見交換会も終了です(^O^)/伊予市双海町の皆様、高知県仁淀川町の皆様、本当にありがとうございましたm(__)m今後とも当センターをよろしくお願い致します。

 

【♪おまけ♪】

 

 

帰り際、双海シーサイド公園にて昼食をとった後、伊予市の松本さんから「じゃこカツ食べな!」といただいちゃいました(*^_^*)ありがとうございます☆

早速、カブリ~っと!

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ん~まい(^◇^)ほくほくですな☆食べ始めたらやめられないですね~(^_^;)もう止まりません!!皆さまも是非機会がありましたらご賞味ください☆呑み助にはたまりませんよ(*^^)v

あっ!!そういえばブログ用に写真を…と。。。あぁ~残念ですね、専属モデルの須山主任研究員は別の業務で参加出来なかったんですよ(-_-;)せっかく、食べっぷりをお見せしようと思ったのに…(>_<)

と、ここで一人の女性が手を挙げて…「あたしがやる!!!!」

「分かりました☆それではハイポーズ♪」誰なんでしょうかね(笑)

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パシャリ☆写真はコチラ↑(^◇^)前神さんでした♪おしまい

 

【お知らせ】

4月15日(日)10:00~18:00 伊予市双海町 ふたみシーサイド公園にて「オレンジマルシェ」が開催されます☆前日はオレンジデー、お互いの愛を確認しあう日。いろんな愛を確かめようということで、いろいろな催しが企画されています☆是非ご来場ください↓↓↓

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シンポジウムのご案内☆

 みなさん、こんにちはヽ(^0^)ノ主任研究員の須山です。

研究員ブログとしては、久しぶりの投稿となります。

さて、今回は、シンポジウムのご案内です。

特定非営利活動法人 e-ワーク愛媛の難波江さんから『愛顔よとどけ!「えひめのご当地うまいモン!シンポジウム」』を開催するとのご連絡をいただきました。

内容は、基調講演・パネルディスカッション・試食会の三本立て!

 どなたでも無料で参加できるとのこと☆

いかがですか?

お申し込みはコチラ(#^.^#)

 ↓

特定非営利活動法人 eワーク愛媛  担当 栗原 典子

〒792-0060愛媛県新居浜市大生院2151-10

東予産業創造センター2階

MAIL:e-works1@e-works.ticc-ehime.or.jp

TEL:0897-47-4307  FAX:0897-40-6648

 

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遅ればせながら新居浜太鼓祭り

研究員の大政です。なんと本ブログのアクセス数が12月下旬にカウンターを設置して以来、わずか3カ月余りで10万アクセスを達成しました。これも一重にいつもご覧下さっているみなさまのおかげでございます。引き続き、ごひいきの程よろしくお願い申し上げます。

さて、今年度の写真の整理をしていたところ、昨年の新居浜祭りの写真が出てきました。せっかくですから5か月遅れですが、新居浜太鼓祭りの紹介をしたいと思います。

新居浜太鼓祭りの主役はなんといっても「太鼓台」。祭り期間中には新居浜全体で51台が運行していて、「ドンデンドン」と太鼓の音色を響かせながらそれぞれが地区内を練り歩いています。

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最も上部にあるモザイク模様のふろしきは空(宇宙)、黒いくくりは雲、そこから垂れ下がる白い房は雨、雲の下には龍の飾り幕、その下には人間や建物の飾り幕 。太鼓台は世界そのものを表していると言われています。

太鼓台はとにかく大きい。広い国道でもない限り、道幅いっぱいで電線にもひっかかります。

太鼓台通貨
運行には卓越したチームワークと熟練の技が必要とされます。

さて、太鼓台で一番に目を引くのは黄金に輝く飾り幕。太鼓台寄

 

 太鼓台寄②
すべて職人が手作業で刺繍しています。飾り幕の模様は地区でそれぞれ異なり、地域の伝説や氏神にゆかりのある日本神話、中国神話など様々です。ちなみに飾り幕は非常に高価で上の龍一匹でプリウスが買えます。全体ではで何千万にもなります。言葉通り太鼓台は地域の宝なのです。

実は瀬戸内海一円は太鼓台文化圏で、香川のちょうさ祭りや、西予市の秋祭り、上島町の秋祭り等々でも太鼓台(呼び方はそれぞれ違う)を見ることができます。その中でも新居浜の太鼓台は独自に恐竜的な進化を遂げています。その理由は諸説あるようですが、江戸期以降明治にかけての別子銅山の隆盛による新居浜の発展と、地域同士の張り合いが次第に太鼓台を現在のような巨大で派手なものにしていったという説が有力なようです。

さて、新居浜太鼓祭りの見どころはなんといっても〝かきくらべ〟です。通常各地区で練り歩いている太鼓台が集まり、差し上げなどの演技を披露します。差し上げ1
巨大な太鼓台が宙を舞う姿は圧巻です。太鼓台を何度も空中に放り投げたりする地区もあります。

大きなかきくらべともなると、すごい数の見物客が押し寄せます。
山根1
↑背景すべてお客さん。 寄せ太鼓
期間中には市内各地で何度も開催されます。ふなみゆき
船に乗せてみたり。
神輿
お神輿が登場したり。 ※太鼓台はお神輿のお供という位置づけ。

夜はきれいにライトアップ。夜2

最終日、完全燃焼した太鼓台は夕日を浴びながら、それぞれの自治会館へ帰ってゆきます。 夕1                                
夕②  
 
そして解体 
解体中  
                          
 太鼓台は新居浜の地域づくりに欠かすことのできない重要なものです。太鼓台の指揮者になりたいために、青年団に加入し、地域で活動する若者が新居浜にはたくさんいます。お年寄りも子供も、みんな太鼓台が大好き。太鼓台は世代超えて地域の人々を結ぶ〝絆〟であると思います。

最後に、太鼓台についてよく受ける質問No1 「なんで太鼓台って言うの?太鼓ってどこにあるの?」

答えは

太鼓中身
           ↑ココ