みなさん、こんにちは。 近代化遺産担当の研究員 鈴木です。
今年度4回目の近代化遺産ブログ!!今回は、6月7日、別子銅山スタディツアーに参加してきました。
この「山・浜・島あかがねの道スタディツアー」は、新居浜南高等学校ユネスコ部の生徒のガイド付きです。
別子銅山の東平ゾーン、旧端出場水力発電所特別公開、マイントピア別子観光杭道、別子銅山記念館、
そして、四阪島周辺を船でクルージングする盛りだくさんの内容です。
さぁ!出発です!!
ガイドを行ってくれる生徒さんが出迎えてくれて、スタディツアーの教材が配られました。
左が銅鉱石、右がカラミ(銅鉱石から銅成分を取った残り)です。
JR新居浜駅からバスに乗り込み1時間。最初は、東平を見学です。
本日の東平は霧の中!! 幻想的な霧の中のガイドでした。
東平からおりてきまして、旧端出場水力発電所の内部見学です。普段は公開されていません。
内部では、新居浜市の担当職員さんの丁寧な説明がありました。
明治45年に完成、操業が開始されたこの発電所は、大正11年には四阪島製錬所まで海底ケーブルを通じて送電されるなど鉱山の電気エネルギーとして大きな役割を果たしました。
昭和45年まで操業し、操業当時からを含む設備が廃止当時のまま残る貴重なものです。
最後は、船に乗り込み四阪島周辺を船でクルージングです。
船の上でもわかりやすいガイドがあります。
四阪島は、今も工場が稼働しており上陸することはできませんが、島に人が住んでいた時代の様子がよくわかりました。
バスの中でも、歌や紙芝居など生徒のみなさんによる一生懸命なガイドに感謝です!!
ここで紹介したのは、ツアーのほんの一部です。
10月にも予定しているみたいですので、興味のある方はぜひ参加してみてください。