研究員ブログ

令和リレーブログ その6

こんにちは!主任研究員の坂本です。

そろそろ四国地方も梅雨入りですね。外出などの予定を立てる際に影響するので、いつ梅雨入りなのかと気にされている方も大勢おられるのではないでしょうか。

 さて、先日、えひめ地域政策研究センター(ECPR)の住所を手書きする機会があり、「松山市宮西1丁目…」と書きながら、なぜ『宮西』なんだろう?という疑問が頭をよぎりました。よぎってしまったからには調べてみようと思い、「松山 地名・町名の秘密」(発行:アトラス出版、著者:土井中 照)という書物を読んでみたところ、「『宮西』は、阿沼美神社(あぬみじんじゃ)の西にあるところからその地名になった」と書かれていたのでした。なるほど!通勤途中に通る阿沼美神社(宮)の(西)側にあるから『宮西』なのか、と納得し気分がスッキリしました。

えひめ地域政策研究センター

えひめ地域政策研究センター
阿沼美神社
阿沼美神社

 

 ほかにも、「花園町は、江戸時代に藩のお花畑があったことからその名が付けられた。」とか「萱町(かやまち)は、職人町で屋根の萱(茅)に関係のある人たちの町」などと書かれていて、新しい発見があって案外面白いものだと感じました。皆さんも自分に馴染みがある地名の由来を調べてみてはいかがですか?

 地名は、私たちにとって身近な存在です。そんな地名の由来を調べてみると、脈々と受け継がれてきた歴史や文化の息吹が今も残っていることが感じられ、これからのまちづくりを考える際の参考になるかもしれませんね。

PS.次回は玉井研究員にリレーします。