研究員ブログ

令和リレーブログその19

研究員の玉井です。

9/28(土)に西予市で地域づくり人養成講座を開催しました。この講座毎年6月から11月までの全6回開催してます。

今年度のテーマは「空き家・古民家再生と地域づくり」です。

主に、地域づくり活動のためのワークショップ講座を開催し、テーマごとに各地域に赴いてのグループワークや現地活動者の講義を通し、地域の現状に即した課題解決の道筋を学ぶ専門講座など実践的な講座です。

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今年度もあと2回です。10月は、松山市柳井町の商店街をフィールドワークしまして、柳井町商店街の現状の空き家・古民家再生について学びます。

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今後、地域づくりに関心がありスキルを向上したい方や、ネットワークをつくりたいと思っている方はぜひ来年度の参加をお待ちしてます。

PS.次回は上本研究員にリレーします。

令和リレーブログ その18

 主任研究員の坂本です。

 皆さん、大洲市に水族館があるのをご存じですか? 

 長浜高校水族館部の高校生が、校内で毎月1回、第三土曜日の11:00~15:00に一般無料公開している水族館。それが「長高水族館(NAGAKO AQUARIUM)」です。

長高水族館①長高水族館②

 館内には、肱川の生き物や伊予灘などの海の生き物が150種類2,000点を超えて展示されていて、アニメ映画「ファインディング・ニモ」で有名になったカクレクマノミ(実は、ニモのモデルではないとの話もありますが…)やその仲間もたくさん見ることができて、子供から大人まで楽しめます。

 また、この水族館の大きな特長は、水族館部の生徒さんから直接生き物の解説が受けられる点です。どの生徒さんも、たくさん勉強・研究されているだけではなくて、対応が丁寧でわかりやすい!しかも、一生懸命さが伝わってくる!感動ものです。

  公開日には、ウニやヒトデに触れることができる「長高タッチ」やアイロンビーズ作り、さかな釣りができる「ふれあい広場」、美味しいコーヒーなどが飲める「Café」も開催されていて、生き物をみる以外の楽しみも満載です。

長高水族館③長高水族館④

 私が到着した時(11:30)には、すでに校内駐車場に30台ほどの車が停まっていて、館内にお客さんがひしめき合っていました。高校生が地域を元気にしている大人気の水族館です。

 ぜひ、長高水族館に足を運んでみてください。

 

 PS.次回は玉井研究員にリレーします。

令和リレーブログ その17

研究員の平井です。

朝晩は涼しい日が増えてきましたが、皆様体調を崩されてはいませんか。

 

9月11~12日の2日間、伊方町の瀬戸アグリトピアにて、「愛媛県地域おこし協力隊・集落支援員等交流研修会」を開催し、運営スタッフとして研修に参加して参りました。

1泊2日という長丁場でしたが、約70名が参加し、講演の聴講やグループワーク、夜の交流会などで活発な意見交換が行われました。

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皆様は「地域おこし協力隊」のことをご存知でしょうか。

地域おこし協力隊とは、都市部から、住民票を移動し、生活の拠点を移した方の中で、一定期間地域に居住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や農林水産業への従事、住民の生活支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住、定着を図っている方々の事です。

現在、愛媛県には合計100名以上の隊員が在籍しており、その数は増加傾向にあります。人口減少が問題となっている中、熱い思いを持って愛媛県を移住の地に選んでくれる方がいるのは大変嬉しいことですね。もし皆様の近くに地域おこし協力隊が移住してこられたら、温かくお迎えして、一緒になって地域を盛り上げていきましょう。

 

PS.次回は坂本主任研究員にリレーします。

令和リレーブログ その16

 当センターの「まちづくり活動アシスト事業」の助成団体である、スペースゆう・ともの会主催「3R貝絵アート展示会・コンテスト」の表彰式が、きさいや広場にて開催されました。

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表彰式では、最優秀、優秀、市長賞、教育長賞など様々な賞があり、20名ほどの小中高校生が表彰されました。副賞である協賛品も多く、宇和島市内の各企業がスペースゆう・ともの会の活動に対して、関心を持っていることが伺えました。

 会場近くの展示会には、応募された作品が並んでおり、どれも素晴らしい作品ばかりでした。貝絵以外に、シーボーンアートや、海洋ごみ問題への意識啓発のパネルなども展示されていました。

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 貝絵の活動をきっかけとして、多くの方が環境問題や地場産業に関心を持つことを期待しております。

PS. 次回は、平井研究員にリレーします。

 

 

令和リレーブログ その15

研究員の安井です。

センターでは、近代化遺産活用アドバイザーの岡崎さんに講師をお願いして、近代化遺産の勉強会を開いていますが、フィールドにも出ようということで、これまで、センターに近い庚申庵と、県庁・萬翠荘を見学しました。

庚申庵は、俳人の栗田樗堂が寛政12年に建てた草庵で、松山市が復元し、NPO法人GCM庚申庵倶楽部によって管理・運営されています。俳句や地域文化に関するいろいろな講座・催し物も開催されており、また庭園も美しく、4月の終わり頃にはふじの花が満開です。俳諧の道に精進した俳人の往時の様子が思い浮かびます。

庚申庵1  庚申庵2

県庁本館は、昭和4年の建築で、中央のドームや左右対称の比翼が特徴的です。外観は花崗岩貼り瘤出し仕上げや人造擬石塗り洗い出し仕上げ、また玄関の花崗岩の彫刻仕上げなどさまざまな技法が使われています。

県庁1 県庁2 県庁3

萬翠荘は、大正11年に旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵がフランスへの熱い思いで建てた純フランス風の建物です。建設費は、当時、県庁本館が100万円だったのに対して、30万円もかけたといわれています。

萬翠荘

設計は、県庁本館・萬翠荘ともに当時関西を中心に活躍していた木子七郎で、松山出身の実業家の縁者であったことから県内には鍵谷カナ頌功堂など他にも多くの建物が残され、愛媛の近代建築に影響を与えています。

大正~昭和初期の近代建築を実感できます。

 

PS.次回は井上研究員にリレーします。