研究員ブログ

えひめオンライン移住フェア予約受付中!

こんにちは、研究部長の野中です。

さて、先日21日(土)から「えひめオンライン移住フェア(第2回)」が始まりました。

21日(土)は、午前中、新居浜市、久万高原町、松山市、八幡浜市による「オススメ地域紹介」、午後には「えひめ×起業セミナー」、夕方から「移住者と話すホンネ交流会」が開かれました。

今週は、
28日(土)には「市町なんでも相談会」
29日(日)には、就職、独立起業、就農などの「お仕事の相談会」
が開かれます。
いずれも要予約、ざっくばらんに相談ができます。

これ以外にも「かんたん診断コーナー」もあります。

県外のお知り合いの方などに、ドンドンお知らせしてください。

202108 オンラインフェアA4チラシ(表)202108 オンラインフェアA4チラシ(裏)

2 新居浜市 3 久万高原町

4 松山市 5 八幡浜市

 

令和2年度の愛媛県への移住者数2,460名!

 

スクリーンショット 2021-08-06 13.04.59

 

こんにちは。えひめ移住コンシェルジュの板垣です。

 

少し前に昨年度の移住者数が県から発表されたのはご存知の方も多いかと思いますがあらためまして、

 

令和2年度の愛媛県への移住者数が、前年度比29%増の2,460名となりました!

(移住者カウントの定義:各市町の転入手続き時のアンケート調査結果などに基づくデータで、転勤や結婚などを除く。)

松山市が依然多い状況ですが、今治市も55%増と健闘しています!

 

年齢で見ると、

20〜40代の方が半数以上を占めていて、若年層の移住者が増えていることがわかります。

 

また、転入元だと、

東京、大阪、広島、兵庫からの移住が多いようです。

 

東京に関しては、人口の多さに併せて、ふるさと回帰支援センターにえひめ移住コンシェルジュとして松原コンシェルジュが相談対応したり、と東京でのPRも影響しているのかもしれません。

 

コロナ禍でなかなか移住希望者と対面でのコミュニケーションが難しい状況ですが、将来の移住に向けて、オンライン相談などを活用してもらいたいと思っています!

広見川等をきれいにする統一清掃日

研究員の兵頭です。

四国地方は統計史上最長の梅雨が明けて以降、容赦のない日差しが照り付けておりますが、皆さんお元気でしょうか?
これからお盆過ぎまでが一番暑い時季になると思います。室内での熱中症などにも、十分ご注意ください。

 

先月、私のふるさとでは、河川の草刈り・清掃作業が、町内全域で一斉に行われました。
日本最後の清流 “四万十川” の上流域にあたる私たちの地域から、美しい景観・環境・清流を守っていこうという取組みです。

before → after
          before                           after

 

田舎の地域に行くほど、公共の土地を地域住民がボランティアで管理していることが多いと思います。
河川敷や道ばたの草刈り、生活排水路の清掃など。
都会であれば、自治体が業者に委託して管理することが多いのではないでしょうか?

 

① 税金を使って、業者に作業を委託し、自分たちは楽をする。
② 税金は節約して、汗水垂らして自分たちで作業をする。

 

結局のところ、「税金」か「汗水」かの違いで、① も ② も等価に思えますね。

ですが、地域住民が出て寄って、汗水垂らして作業する方が、地域を自分たちの手で守っていく意識や、郷土愛の醸成、コミュニティの推進にも繋がると思います。
コロナ禍であっても、住民どうしが顔を合わせて情報交換・情報共有し、お互いが元気であることを確かめ合い、公共の土地の管理も “自分事” という意識で行うことは、地域の維持・活性化には不可欠です。

 

一方で、地域住民が地域のことに自分事として関わる機会が減れば、公共の土地の管理は行政がすべきこと(公共=自分を含まない行政)という考え方の人が増えると思います。
草が伸び放題の河川敷には、通りすがりの車からのポイ捨てや、粗大ごみの不法投棄なども増えることでしょう。
行政がやればいいという “他人事” の考えは、住民のモラル低下まで招くことが危惧されます。

 

つまりは、地域住民が出て寄って、汗水垂らして共同作業をすることには、自分たちの税金を節約すること以上に、地域にとってメリットがあるということ!

自分たちの住む地域は、「先祖伝来のもの」だけでなく「未来の子孫からの借り物」という意識で、「持続可能性」や「小さな範囲での循環」ということを常に頭において、行動していきたいものです。

 

地元、北宇和高校の生徒たちも、頑張ってくれています。
北宇和高校日記
↑↑北宇和高校ホームページより

 

ECPRの先輩研究員が書かれた、卒業レポートの一部を抜粋します。
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私自身、地域の自治会、消防団、伝統芸能である継ぎ獅子、PTA、公民館活動、生涯学習・スポーツの団体やイベントなど、様々な地域活動に関わる中で、地域には多くの気概を持つ優れた人材がいることに気付かされる。メディアに取り上げられることも少なく、決して派手ではない。しかし、持続的に行う活動は地域に根付いた確かな力強さがある。
「田舎の絵に書いたような田園風景はそこを管理し守っている人がいるから」
「きれいな砂浜もそこを清掃している人がいるから」
多くの人が癒されるその風景も、現代社会において美しさを維持しているのは理由がある。
ECPR在籍時にも、まちづくり活動に取り組む多くの方と出会った。自分の地域の現状を憂いつつも、地域住民のため、そして後に続く後継者たちのために一種の使命感として奮闘している。それは私自身の住む地域も例外ではないだろう。
――――――――――舞たうんVol.115より――――――――――

 

東京オリンピック2020での選手たちの活躍に感化されて、「私も頑張らねば!」という気持ちにさせられています。
誰かが頑張る姿が、自分のモチベーションになる。←これって好循環ですよね♪

 

テレビやパソコンをつければ、文句ばかりが溢れる世の中になってしまっていますが、為すべきことを黙って為すのが “カッコイイ” と私は思っています。
いつもふるさとのことを想って、残りの出向期間を頑張りたいと思います。