裁判員制度

 20年近く前ですが、「12人の優しい日本人」という映画が公開されました。脚本家の三谷幸喜氏が、ヘンリー・フォンダ主演の「12人の怒れる男」をパロディ化したもので、裁判員に選ばれた普通の人々が、裁判所内の密室で繰り広げるドタバタ人情喜劇です。
 
映画の公開当時、裁判員制度は架空のものでしたが、司法制度改革の掛け声のもと、ついに先週から日本でも裁判員制度がスタートしました。
 私にも裁判員選任の通知が遠からず到達するかもしれません。きっと、選任されて初めて、我が身に降りかかったコトの重大さに驚くのでしょう。
 
そのXデーが来たら、もう一度じっくりと「12人の優しい日本人」を見てみようと思います。裁判員制度で期待されている「普通の国民の感覚や目線」がどのようなものかを考えながら。 

 (企画研究部門 主任研究員 高市孝一)