本日(11/12)やって来たのは上島町魚島。
魚島地区でのマッチング事業の実施は、
6月の高井神に続き今年2回目です。
弓削港から高速艇で約1時間、瀬戸内海のど真ん中に位置する魚島は
人口200人にも満たない小さな島です。
魚島では、みんなを元気にしようと、年末から年始にかけ、
港近くの公園をイルミネーションで飾り付けていますが、
本日は、点灯式(11/29)に向け会場の草引き&清掃です。
そこに
(株)愛媛銀行(5名)、三浦工業(株)(4名)、小川工務店(3名)
(株)IJC(2名)、日本食研HD(3名)
の5部隊計17名の精鋭が結集しました。
午前8時、日本食研隊、三浦工業隊の第1陣が、因島土生港から魚島に向けて出撃します。
第2陣の愛媛銀行隊、小川工務店隊、IJC隊は弓削港から合流です。
船内は隊員でいっぱいです。
船に揺られること約1時間、ようやく魚島に到着です。隊員が次々と島に降り立ちます。
決戦の場は港から歩いて1分。魚島は港の周りに全てが集約しています。
全員揃ったところで、雑草の攻略方法の説明を受けます。(ただ抜くだけですが・・)
「ではお願いします」という掛け声で、全員、作業開始です。
迎え撃つ雑草軍団は「根を張る」といった地味な戦術で徹底抗戦を図りますが、
前日の雨の影響で土がちょうどよい柔らかさだったので、
地元の皆さんと世間話をしながら、余裕で草を引きまくります。
いったい誰の選曲?といった昭和歌謡のBGMが流れる中、第一ラウンドの終了です。
遠目には、あまり草は生えていないように見えたのですが、近くで見ると小さな草が沢山生えており、
抜いた草は、なんとトラック3台分にもなりました。
ご覧のとおり、公園の草は全く消え失せ、土を入れたばかりのようになくなりました。
この分なら、年末どころか、来年の3月頃まで大丈夫という声も・・・
応援団が雑草と格闘している頃、山の中ではイノシシと人間の本物のバトルが・・・
大物が獲れたと見せに来てくれました。
「今じゃイノシシの数の方が人より多い。」と嘆きの声が聞こえます。
休憩後、第二ラウンドは2班に分かれて作業です。
一斑は、公園内の立木の剪定と公園回りの掃除。
この頃になると、混成部隊と地元の皆さんの連携も 更にスムーズになり、
作業は一気にスピードアップ。楽勝、楽勝。
一方、2班は集合住宅横の空き地の草引き。
「一列に並んでローラー作戦でお願いします」と指揮官の命令が飛びます。
15~6人が、仲良く一列に並び草引きに取りかかりますが、
「ここまでが私の守備範囲、その草はお宅の」といった小学生のようなやり取もちらほら・・・・
ただ、ここは、以前刈られた茅の切り株がびっしり残っており、
作業スピードは一気にペースダウン。
みんな次第に無口になり、ひたすら手を動かしますがなかなか前に進みません。
ノーサイドの笛が鳴っても進んだ距離たった5mほど、
まだまだ、草は残っていますが、時間切れ引き分けということにしておきましょう。
今回の勝負は2勝1分け、島民&助っ人軍団の勝ちです。
ビクトリーショット。皆さん愛顔が素敵です。
ここで今回の精鋭部隊を御紹介します。
まずは(株)愛媛銀行の皆さん。 続いて三浦工業(株)の皆さん
小川工務店の皆さん (株)IJCの皆さん
最後に日本食研HDの皆さん
戦いも終わり島にいつもの静けさが戻る中、帰りの船を待つ間に昼食です。
この日は、温かい日差しが射していましたが、さすがに11月、
寒くなったのか、地元のお年寄りはすぐに屋内へと移動していました。
帰りの船は13時、それを逃すと次は17時過ぎです。
乗り遅れたら大変です。
皆が船に乗り込んだ時、地元の人がわざわざ船の中まで見送りにやってきてくれ、
「本日はどうもありがとうございました。これで気持ち良く
イルミネーションの点灯式が迎えられます。皆さんも是非
見に来てください。」とお礼の言葉をいただきました。
島民の皆さんの心の中にも暖かなイルミネーションが灯ることを
祈りながらみんなで帰途につきました。
応援団の皆様、どうもありがとうございました。