10月15日(日)、今回は、宇和島市の石応(こくぼ)地区にやって来ました。
ミッションは、『石応地区秋祭りのお手伝い』です。
応援団として、
・株式会社愛媛銀行(2名)
・小関電工(3名)
・ネコの手(1名)
3団体6名の方々と、県職員1名の総勢7名がお手伝いに参加しました。
応援団の方々には、子供神輿の担ぎ手としてご協力をいただきました。
当日の天気はあいにくの雨。
小雨が降る中での活動となりましたが、法被を着てハチマキをしめると、
不思議と気分が高まってきます。
準備が整ったら、石段を上り、神輿が奉安されている住吉神社へ向かいます。
神社では地域の方参列のもと、神事が執り行われました。
さあ、いよいよ宮出しです。太鼓、神輿、牛鬼の順に出発します。
雨でぬれた石段はつるつると滑り非常に怖かったのですが、
「滑るけん気を付けて」と声をかけていただき、無事下りることができました。
さて、スタート地点に到着しました。
いよいよ始まるのかと思いきや、クーラーボックスが開かれ、飲み物とじゃこ天が配られ始めました。
早すぎる休憩に、「まだ何もしとらんてや」(“てや”は南予地方の方言)という声も聞かれましたが、
牛鬼・神輿担ぎに備えてしっかりとエネルギーを補給しました。
エネルギーが満タンになったら、いざ出発です。
太鼓と笛の音に合わせ、「わっしょい!」と声を上げながら牛鬼と神輿が集落を練り歩きます。
牛鬼は、頭を振りながら玄関に突っ込み、悪魔祓いをします。
その後、「わっしょい!」と声をかけながら神輿を大きく5回差し上げます。
1時間程歩き、折返し地点に到着したところで最後の休憩です。
雨を吸い、牛鬼が重みを増していますが、ゴールの神社までもうひと踏ん張りです。
神社に着いたら、牛鬼を倉庫に片付けます。
赤のイメージが強い牛鬼ですが、石応地区には青の牛鬼もあるそうで、
以前は赤と青の2体を使っていたことを地域の方が教えてくださいました。
片付けが終わり、応援団としてのお手伝いは終了ですが、
地域の方のご厚意で、その後に行われた玉串奉納の神事も見せていただきました。
行われたのは「伊予神楽」で、古くから南予地域に受け継がれてきたものです。
太鼓のリズムと合った軽やかな舞の美しさに惹きこまれました。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
雨の中でのお手伝いとなりましたが、今回も地域の方々と協力しながら
楽しく活動することができました。
ご参加いただいた応援団の皆様、大変お疲れさまでした。