研究員ブログ

「ミニ四駆~大街道で駆け抜けろ!~」に行ってきました

研究員の檜垣です。
久しぶりにブログを更新します。
今回は先日、12月2日に大街道で行われた「ミニ四駆~大街道で駆け抜けろ!~」についてご紹介します。
これは「いよココロザシ大学」の特別授業として行われました。
ミニ四駆とはモーターで走る自動車の小さな模型で、昔から子どもたちに根強い人気を持っている玩具です。
このミニ四駆を大街道で走らせよう!というのがこのイベントの趣旨です。
会場となった大街道ですが、学生やカップルは多く訪れるものの、子ども連れの家族客には余り来てもらえないという悩みがありました。
「これではいけない、なんとかして親子の買い物客を呼び戻そう!」
そのためのきっかけづくりとして、今の子ども供だけでなく、かつて子どもだった親世代にも人気があったミニ四駆を大街道で走らせるという今回の特別授業が行われることになりました。
またミニ四駆は今から30年前の1982年に発売され、奇しくも大街道が全てアーケードで覆われたのが同じ年であるという縁もありました。
さて、こちらが実際のコースです。実際に走らせている状況を動画でご覧ください(^^)/
なかなかの迫力です!ちなみに走らせているマシンは、参加した方がその場で作ったもの、あるいは昔作ってずっと大切に持っていたものです。
当日ミニ四駆を作る会場は大街道の中にある「まちこみゅスポット てくるん」です。」
http://www.tekurun-matsuyama.com/
コースはてくるんの前に設置されていました。
こちらが参加者のマシン制作風景です。
大人も子どもも目を輝かせています!
・・・あれれ?どこかで見かけたような人も?
さて、この特別授業ですが、実は非常に安価な参加費で運営されていました。
なぜかと言うと、電池やミニ四駆など必要な物資はほとんどが協賛している企業さんからご提供いただいたものなのです。
特にこのコースの囲いにご注目ください。
ミニ四駆を走らせた経験のある人ならご存知かもしれませんが、早すぎるマシンはカーブを曲がり切れずにコースアウトし、外に飛び出てしまいます。
屋内ですらコースアウトしたミニ四駆を捕まえるのには手間がかかりますが、ここは大街道。人の足ですと追いつくのも難しいですし、周りの方に迷惑がかかってしまいます。
かといって、囲いを作るのにはお金がかかります。これは困ります、非常に。
そこで採用されたのがサッカーの試合などで見かける広告ボードです。つまり囲いに協賛企業さんの広告を印刷し、囲いの製作費を広告料金で賄ったのです。
大街道を歩く人も足を停め、ミニ四駆のレースに見入っていました。
老若男女関わりなく、そこには笑顔の人たちが居ました。
皆が自分たちの出来ることを少しずつ持ち寄れば、個々の負担を小さくしながら大勢の人を笑顔にすることができる。
近年言われている市民サービスについての「協働」という考え方ですが、この特別授業はそういった「協働」の1つの具体例なのだと思います。

研究員の檜垣です(^^)

久しぶりにブログを更新します。

今回は先日、12月2日に大街道で行われた「ミニ四駆~大街道で駆け抜けろ!~」についてご紹介します。これは「いよココロザシ大学」の特別授業として行われました。

ミニ四駆とはモーターで走る自動車の小さな模型で、昔から子どもたちに根強い人気を持っている玩具です。このミニ四駆を大街道で走らせよう!というのがこのイベントの趣旨です。

今回会場となった大街道には学生やカップルは多く訪れるものの、子ども連れの家族客にはあまり来てもらえないという悩みがありました。

「これではいけない、なんとかして親子の買い物客を呼び寄せよう!」

そのためのきっかけづくりとして、今の子ども達だけでなく、かつて子どもだった親世代にも人気があったミニ四駆を大街道で走らせるという今回の特別授業が行われることになりました。

またミニ四駆は今から30年前の1982年に発売され、奇しくも大街道が全てアーケードで覆われたのが同じ年であるという縁もありました。

さて、こちらが実際のコースです。実際に走らせている状況をコチラから動画でご覧ください(^^)/

なかなかの迫力です!ちなみに走らせているマシンは、参加した方がその場で作ったもの、あるいは昔作ってずっと大切に持っていたものです。

参加者がミニ四駆を作った会場は大街道の中にある「まちこみゅスポット てくるん」です。こちらが参加者のマシン制作風景です。

コピー ~ IMG_0369

大人も子どもも目を輝かせています!

・・・あれれ?どこかで見かけたような人も?

コピー ~ IMG_0355

さて、この特別授業ですが、実は非常に安価な参加費で運営されていました。

なぜかと言うと、電池やミニ四駆など必要な物資はほとんどが協賛している企業さんからご提供いただいたものなのです。

特にこのコースの囲いにご注目ください。

コピー ~ IMG_0343

ミニ四駆を走らせた経験のある人ならご存知かもしれませんが、早すぎるマシンはカーブを曲がり切れずにコースアウトし、外に飛び出てしまいます。

屋内ですらコースアウトしたミニ四駆を捕まえるのには手間がかかりますが、ここは大街道。人の足ですと追いつくのも難しいですし、周りの方に迷惑がかかってしまいます。かといって囲いを作るのにはお金がかかります。これは困ります。非常に。

そこで採用されたのがサッカーの試合などで見かける広告ボードです。つまり囲いに協賛企業さんの広告を印刷し、囲いの製作費を広告料金で賄ったのです。

そういった工夫を積み重ねた甲斐があり、大街道を歩く人は足を停めてミニ四駆のレースに見入っていました。

老若男女関わりなく、そこには笑顔の人たちが居ました。

コピー ~ IMG_0373

皆が自分たちの出来ることを少しずつ持ち寄り、互いに話し合い協力し合う事で個々の負担を小さくしながら大勢の人を笑顔にする。

近年言われている市民サービスについての「多様な主体との協働」という考え方ですが、この特別授業はそういった「協働」の1つの具体例なのだと思います。