研究員ブログ

地域づくり支援組織設置に向けてのワークショップ(座談会)

皆さん、こんにちは~☆研究員川渕です(^-^)

いや~、最近「研究員ブログ」って実際どのくらいページアクセスがあるんだろう?っていう話題になりましてO政研究員がソフト会社に頼んで月曜日の夜にブログの一番右下にカウンターをつけてもらったのですが…(センターHPにあるカウンターはHPの画面のみの累計なんです。。。)

な、な、なんと…どないやねん!!1日のアクセス(「研究員ブログ」ページを開いた累計数で火曜日の夕方時点)が1,000件を超してました(゜レ゜)なぬ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いやいや、待て待てと!!!センター職員がものすご~くクリックを繰り返している(笑)のではないかと思い、皆に聞いてみましたが、どうも違う…土岐研究員も首を横に振っている…(゜o゜)ハッ!!こ、これはマジのようです☆

いや~、全国各地からこんなにたくさんの方々が読んでくださっているんだなぁ~と思うと嬉しいですね~(*^_^*)☆本当にありがとうございますm(__)m

これからも楽しくをモットーにいろいろな情報を発信していきますので「もう何やってんのよ~」と思いながら読んでくださいね(*^^)v(笑)

さてさて、本日は11月7日に大洲市総合福祉センターで開催されました「地域づくり支援組織設置に向けてのワークショップ(座談会)」の様子をアップしますのでご覧ください☆

このワークショップは、愛媛県が南予地域において「地域づくり」「まちづくり」団体を支援する組織の立ち上げを行い、当該地域の各団体の活動の活性化を図ることを目的としています。

また目指すべき姿として、南予地域を統括するような地域づくり支援組織を1団体設立、又は市町単位での支援組織を設立すること。

※当該地域の団体支援組織とは、地域おこしの団体(NPO法人やボランティア団体)など、地域の活性化を図る目的をもって活動する団体に対して、情報提供、ノウハウ、の提供、NPO法人化支援、ネットワーク化支援、高度化(人材、マネジメント、資金等)支援を行うとともに、自らも地域活性化に向けた事業を行う組織であるようです。

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13時30分に開会し、いよココロザシ大学学長の泉谷 昇氏がファシリテーターをされました(^-^)(いよココロザシ大学はこちら→http://www.1455634.jp/

まずアイスブレークで自分の席の隣の人を皆に紹介するという面白い方法をとっていました☆(うん、これは使えると密かに思いつつ…(笑))しかし、これが案外難しいんですよね(^_^;)時間内にいかにその人の事を聞きだし、自分の事を伝えるか…私は焦って「趣味は…酒(ビール)です」なんて言っちゃってましたし…(*^_^*)

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お互い話し合ったところで、こんな感じで紹介をしていきます(^-^)自分が隣の人を紹介するんです☆私は八幡浜の大○さんとペアでしたが、「八幡浜で大○さんという名字は珍しいんです」としか記憶にございません…(泣)ダメだこりゃ~(+o+)

でも、こういう練習の積み重ねでまた一つ広がっていくのかなと思うものもありましたね☆中には、一方的に話すぎてペアの人が「この人、ず~っと話してて私は喋る時間がなかった」というペアも…(笑)うん、勉強ですね~☆

その後、「南予の現状と未来 ネガティブとポジティブ」と題し、座談会が行われました。今回のテーマを「10年後も好きな場所は何?」と設定し、各グループで意見を出し合いました☆そして、南予がどうあるべきかという点から「10年後に残っていてほしいもの」ということで、建物だったり食べ物だったり…とグループ分けをしながらまとめていきます(^◇^)

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私達のグループはこ~んな感じでまとめていきました☆そして、グループごとに発表です!発表内容は、「グループ名」「10年後も残したいと選んだグループ」「残すために必要だけど足りていない資源」の3項目です☆私達のグループ名は『愛(えがお)顔』で、残したいものは『建物』にしました☆(←単純に一番意見が多かったので)足りていない資源は『記録』や『伝承』、『コミュニティ』など”人”に関わるものが多かったですね。

どのグループも人の関わりが一番多かったです☆

人→コミュニケーション→人とのつながり = 協働 という結果となりました☆

そんなこんなでワークショップは終了です☆このワークショップは南予地域で数回開催され、その後組織立ち上げに向けて準備が進められるようです(^-^)楽しみですね~☆

地域づくり人研修&交流会2011

皆さん、こんにちわぁ~(*^^)v研究員川渕です☆

もう12月でこれから忘年会など飲み会が続くのではないですか?私も結構入ってますよ~(^_^;)でも皆さん、決して飲酒運転だけはしちゃダメですよ!「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、その油断が命取り」ですからね~(^v^)気をつけましょう!

さて、11月5日に開催されました「地域づくり人研修&交流会2011」の様子をアップしますのでご覧ください。この研修&交流会は、参加者がフィールドに赴き、それぞれのフィールドの取り組みの中で、自らの地域での活動に活かすことのできるようなヒントを模索するため、この研修及び交流を通じて地域づくりに必要とされる能動的な行動力を養うとともに参加者のコミュニケーション能力の向上、ネットワークの構築を図ることを目的としています☆また、「地域づくり人」における横の繋がりだけでなく、縦の繋がりを深めることも目的としていましたので、過去の養成講座卒業生にもお声かけをさせていただいたんですよ(*^^)v

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当日、開会が10時30分からだったので、朝一で会場準備デス☆今回は県庁地域政策課との合同開催でしたので、地域政策課の皆さんも朝早くから準備等に追われていました(^_^;)

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研修&交流会スタート☆司会はO政研究員です(*^^)vしかし、O政研究員の司会姿を見るのは平成22年度の地域づくり人養成講座の担当だった以来ですかね~?なんかちょっと懐かしく思えてきましたよ~(ToT)←なんで泣くねん!

まず、愛媛県ふるさとづくりネットワーク推進会議会長(愛媛県地域政策課長)の高塚眞志氏が開会挨拶をされました。

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次にフィールドワーク課題提供としまして講師をしていただくのは、コミュニティビジネスの達人とも言われるNPO法人てっちりこ顧問の岡本勝光氏です。岡本氏は、岡山県旧奥津町(現:鏡野町)出身で、勤務していた岡山県内のスーパーマーケットを退職され、赤字第三セクター会社の取締役に就任し、徹底的に従業員の意識改革を進め、3年連続黒字決算を達成されました(゜o゜)その後、第三セクター会社を退職し、平成16年に「NPO法人てっちりこ」として法人格を取得し、地域特有種であるヒメトウガラシの栽培と加工販売事業、公民館長派遣事業、大釣温泉の指定管理者等、様々な事業を展開し、元気な地域づくり活動を実践されています☆

「NPO法人てっちりこ」…なぜ、「てっちりこ」と名付けたのか…それは、「てっちりこ」は昔から元旦の綯初め(ないぞめ)に若年様の片足わらじ、牛の綱と共に「てっちりこ」を作ってお供えしていたそうです。正月飾りを燃やすとんどの時に降ろしてきて「てっちりこ」で若嫁さんの尻をたたいて「元気な子を産めぇよ」「子供をたくさん産めぇよ」「元気で働けぇよ」などと声を掛け出産・子育てと若嫁の健康を予祝いするそうです。(←なんかスゴイ文化ですね~(^v^)それだけ若嫁さんは大事にされていたのですね~☆でも、お尻をたたくのは…(苦笑))

現在、鏡野町の奥津羽出地区では肩や腰の痛いところを叩いて健康になるようにとの願いで「どんと祭」に伝承されているそうです。この文化にあやかり、高齢化・少子化社会に活力あるまちづくりができることを願ってこの名付けたのだとか…(゜o゜)へぇ~

ちなみに「てっちりこ」ってどんなもの???…という方はこちらをご覧ください(奥津の子宝てっちりこ:http://shop.mirakuru.ne.jp/54.html

お話では、岡本氏のこれまでの活動の経緯や販売など、苦労話も交えてお話をされました。

その後、フィールドワーク課題提供として、架空の地域「せとうち市うつぼ地区(実際、岡山県に瀬戸内市がありますがその市とは関係ありません…あくまで架空都市ですので)」の抱える課題解決策を提示してもらうため、各グループごとで道後温泉付近などを散策し、ヒントを得ることに…☆ちなみに「せとうち市うつぼ地区」の〔現状と課題〕は以下のとおり。

〔現状と課題〕

 うつぼ地区は地域内の中心に全国的な知名度を誇る温泉地を有する。それを取り囲むように古くからの住宅地、郊外には農地がある。人口減により最盛期の半分まで落ち込んでいることに加え、若い世代が市外に出て働いているため、地区の高齢化率は比較的高い。

①温泉による観光産業:温泉地への観光客はそれなりに多いが、その恩恵は温泉地周辺の事業者に限られている。観光客は年々減少傾向にあり、旅館組合も危機感を募らせている。

②商店街:温泉地に隣接していることから、観光客向けのお土産を取り扱う店が多い為、地域の暮らしに必要な業種や機能が不足している。高齢化に伴い近年空き店舗が多くなっているが、所有者が上階にて生活しているため、他人に貸そうとする人が少ない。

③農産物の生産・販売:主に住宅地に居住している農家の高齢者が従事。一般的なキャベツ等の野菜に加え、地域の伝統野菜である「鬼瓦ししとうがらし」の栽培も細々と行われているが、取り扱いのある商店街の衰退と共に販売量は減少の傾向にある。

④生活交通:温泉地から市の中心部へのアクセスは容易であるが、住宅地から温泉地へのアクセスは徒歩しかなく、大半の住民は自家用車を利用しているため、車を所有していない高齢者のみの世帯では中心部へ出ることは困難。生活用品の購入は郊外の大型ショッピングセンターへ行く人が多い。

⑤コミュニティ:人口減少、高齢化に伴い、地域の行事の担い手が不足するようになり、かつては大々的に開催されていた秋祭りも現在では休止されている。コミュニティを維持していく方法に悩んでいる。

※ポイント:地区の会長はこのままでは本当に寂れてしまうと考え、同年代の知り合いに呼び掛けてまちづくり協議会を立ち上げているが、思い切った案を出せずに困っている。残った若者たちは。地域の立て直しを図ろうと頑張っているが、古くからの伝統を守ろうとする人たちの反対にあい、なかなかやりたいことを認めてもらえない空気がある。また、若者たちは個々には頑張って活動しているものの、横のつながりを作れずにいる。

私がタイムキーパーを務めるグループは、冨田さん、山尾さん、西さん、堀内さん、北澤さんの計5名です。さぁ冒険の旅にレッツゴ~(^◇^)…の前に昼食で~~す☆(これは外しちゃだめでしょ(笑))

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愛媛県身体障害者福祉センター横の道を西へ向かった…のかな(^_^;)多分西だったと思います☆ず~っと進んでいくと少し車が多い通りに出ました(←完全に分かりにく道案内でスミマセンm(__)m)

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それを南…と思われる方向へ進んでいくと…

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あぁ~~!!あった~☆太陽拳…じゃなくて「太養軒(たいようけん)」です(*^^)v私はずっと太陽拳だと思ってました…(汗)(ドラ○ンボールの見過ぎですね…)

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なんか、お店を再開したか…どうとかで話題になってたお店です☆

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店内はこ~んな感じです(^O^)ザ☆食堂ってな感じでなかなか居心地の良い雰囲気ですよ(*^^)v

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注文したのは…うんっ?はて?何やったっけ?あか~ん(汗)完全に忘れてしもうたです(-_-;)なんか特殊な名前やったのは覚えているのですが…。天津飯…じゃなくてクリリンじゃなくて…はっ!そうだ、写真を拡大してメニューを見れば…。

そうそう!!!「ガッツ定食」ですがな(^◇^)思い出しました~☆いや~やっぱり時間がたつと記憶が薄れてくるのでもっとブログ掲載スピードを上げねばなりませぬな~(+o+)反省デス

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昼食を終えた私達は道後温泉方面へ向けて歩いていきました(*^^)こういうところから何かヒントがあるやもしれないと思いひたすら歩き続けると…☆

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道後温泉駅前に到着~☆架空地域をイメージしながらいろいろなことを模索していきます(^_^;)

 

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あれっ?もしかして…にゃんよではありませんか~(^O^)/超多忙なスケジュールをこなしているんでしょうね~(^_^;)お疲れ様です☆

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ぬっ?これは坊っちゃん列車の展示品ですね(゜o゜)あとで実際に駅で停まってた坊っちゃん列車をお見せしますね~☆

さぁ~とりあえず、商店街の中を散策してみましょ~(^O^)

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おやっ?別のグループが既に来られてましたね(゜o゜)いかん、いかん!遅れをとっては~(+o+)…と、よく見たらタイムキーパーは﨑山研究員ではないですか~☆久しぶりに会うとこうやってお互い写真を撮っちゃったりするんですよね~(^_^;)ハハハ

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さぁ、皆さんはヒントになりそうなものを物色中です☆とりあえず情報収集を最優先に考えております(^-^)

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にゃんよともお別れをして、商店街をさらに進んでいきます☆少し似たような風景もあったりして、みんなでイメージをしながら、「もしここが○○だったら、アクセスはどうだろう?」とか「××だったらイイんじゃないかな」とかいろいろ意見が出されてましたよ☆

と道後温泉前に着くと坊っちゃんやマドンナ姿の方々が観光客のガイドや記念撮影などをされていました(*^^)v聞くと、大学生のアルバイトみたいです☆でもこうやって文化や観光に触れる機会があるのってイイですよね~(*^_^*)

ってなことで…

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記念撮影part1(決して好んでの撮影ではなく、あくまで「こ~んな感じでやってるよ」というのを踏まえての撮影ですよ(笑))

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記念撮影part2(上に同じくですから(笑))

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道後温泉本館前です☆

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辺りを見回すと旅館などが並んでいますね(^-^)

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どうイメージしていくか難しいですね(^_^;)

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歩いてスタート地点に戻る事に…

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その途中でこんな路地を発見☆こういうところってなんかいいですね~(^-^)何でって言われると分かりませんが、なんか…ですよ!

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道後温泉付近の案内地図です☆「道後村」と書かれた案内地図ですが、よく見ると全てタイルに描かれたものでした(゜o゜)ワォ~

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歩く…

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また歩く…

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歩いて歩いて…ようやく元のスタート地点に到着☆

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ちょうど駅に坊っちゃん列車が出発の準備をしていました(^-^)なかなかかっこいいでしょ?この列車は本当に市内を走ってます(*^^)v

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運転席の様子です☆

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皆さん、子供頃にかえったかのように見てますね~☆

おっと、いかんいかん!自分はタイムキーパーだった(゜o゜)…と皆さんを誘導し会場へ

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研修会場に到着後、早速見てきたものを参考に課題解決策を見出していきます(^O^)他のグループも順次帰ってきて「あ~でもない、こ~でもない」と活発な意見が出されてました☆

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私が担当していた「チームカツオくん(←メンバーの中に高知県出身の方が2名いたので…)」も徐々に形になってきました(^-^)

さぁこの後はグループごとに発表です☆

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最初のグループは地域の課題として、高齢化による若者流出と収入減(税収・産業・商業など)を挙げました。ここでの資源として、特産品のとうがらし、点在空地、温泉、商店街を挙げ、打開策として①ブランド開発、②担い手育成、③祭りの革命を挙げていました。

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続いてのグループは「うつぼ地区活性化プロジェクト」として、温泉でまちづくりをキーワードに「笑い」「健康」「若者」などを挙げ、その3つの枠を連携させるような提案内容でした。

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続いてのグループは、「鬼瓦ししとうがらしを中心としたまちづくり」をコンセプトに多方面から見たメンバーの意見をうまく取り入れていました。

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続いてのグループは「自分の店が持てるプロジェクト」として交流人口の増加を目的とし、地域内外から若者が集まってくる街を目指すものでした。商店街を核としたコミュニティの確立をコンセプトに貸店舗の全国発信や店舗プロデュースなどを挙げていました。

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最後のグループは「飲みニケーションで人交密度を高める」ことを目指し、具体的に絵で表現していました。たしかに分かりやすく、そして面白い構造になっていたので岡本講師からも高評価でしたね☆

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最後に全員で記念撮影です☆皆様、大変お疲れさまでした(^-^)てっちりこ~~

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交流会では、いろんな方々を交流することができましたよ~☆この日は岡山県庁から横山さんにも参加していただきました(^O^)/

近代化遺産ニュースvol.7

こんちには、研究員の土岐です。

皆さんはいかがお過ごしでしょう!?寒すぎですね~ぶるぶる・・・うん!?もっと寒いところが・・・懐のあたりが・・・もぞもぞ・・・あっ、こいつだ!・・・うん、自分の財布だ!!

さておき、でも、こんな寒い日には体が温まるものが欲しいな~・・・

何がいいかな~・・・やっぱ酒かな~・・・

っということで、今回は先日お邪魔した「梅錦山川」についてアップします。

そういえば、うちのじいさんがよく「梅錦」を飲んでるな~。皆さんも「梅錦」は良く知っていることでしょう。

愛媛では約60社の蔵元があるそうですが、愛媛酒の台頭と普及をリードしてきたのが「梅錦」と言っても過言ではないでしょう。全国新酒鑑評会で通算30回も金賞を受賞してます。スゴイですね~。

「梅錦」を造っている会社の正式名は「梅錦山川株式会社」で、旧川之江市金田町にあるのです。

なんと!梅錦の「店舗兼主屋」と「仕込蔵」が国の登録文化財!

そしてなんとなんと、但馬杜氏の山根福平は弱冠30歳にして杜氏に抜擢され、平成5年に厚生労働省「現代の名工」に選ばれています。

※杜氏・・・酒を作る職人で、酒造り職人衆をとりしきる長。全工程に習熟するまで通常、数十年を要します。その仕事の内容にふさわしい敬意を払われ、収入面でも恵まれ、「杜氏になれば御殿が建つ」などと言われてました。なかでも但馬杜氏は南部杜氏・越後杜氏に次ぐ勢力で日本3大杜氏と言われています。

「梅錦山川」の創業は明治5年。中国清王朝の同治帝の時代です。同治帝よりもその母親が有名ですよね。そうそうその人・・・西太后。西太后が権力を独占していた時代。

そういや、来年2/9~3/18愛媛県美術館でする「北京・故宮博物院展」楽しみなんですよね~。紫禁城の秘宝が公開されます。あー楽しみ~。

戻ると・・・明治5年は今から139年前。日本では、日本初の鉄道(新橋~横浜間)が営業した年。なんか近代化遺産っぽくなってきたな~。

(初代)山川由良太が「梅錦山川」を創業。当時は水車を使った製油がメインで、副業で精米、そして、共同経営で酒造りを始めました。

その時の屋号は「藤井商店」で、銘柄は「藤乃澤」。

「梅錦」は大正5年に商標登録をしています。ちなみに、「梅錦」の由来は、会社のある金田町金川の町は、近隣でも有名な梅林があり、その美しい梅の花と香りに由来しています。

じゃあ・・・写真いくよー

仕込蔵

これが仕込蔵。「実現することが容易でないもの」として国登録文化財となりました。

つまり、今の形式・基準がちがちの建築方法だと、再現は不可能ということです。

次は・・・

梅錦主屋

これが店舗兼主屋。これも「国土の歴史的景観に寄与している」として国登録文化財となってます。

主屋看板

看板にもバーンと「梅錦」!

いずれも具体的な建築年は不明ですが、明治中期頃のようです。

これからの時代、内子町の町並みは有名ですが、どの地区にも古い町並みは重要な観光資源になるし、自分の郷土の発展と変遷を知り得る大切な要因となります。

しかも、近代化遺産は再現がほぼ不可能な物件ばかりです。

愛媛県民は、全国47都道府県で「趣味・娯楽の時間」1位、「休養・くつろぎの時間」3位という、3次活動時間(いわゆる自由時間)が全国2位と多い県民です(・・・自分はそんな実感はあまりないですが・・・)。

※出典:H18年「社会生活基本調査」

是非、その時間を活かして、自分の町並み発見に行ってみよう!

雑誌「地域づくり」への掲載

研究員の大政です。さて、先日地域活性化センターから「地域づくり別冊 地域づくり団体活動事例集~地域づくり新段階」届きました。今年の事例集には双海町翠地区ほたる保存会が取り上げられています。10ページに渡り、会の成り立ちから現在の活動に至るまで余すところなく掲載されています。また、巻末には地域づくり団体全国研修交流大会の歴代実委員長の特集が掲載されていて、我らが若松進一さんも登場しております。
表紙
ほたる保存会
若松委員長
資料は関係者より頂いたものです。
また、地域づくり12月号の団体探訪のコーナーでは新居浜市で活動している団体“民話の里すみの”が掲載されています。こうやって県内の頑張っている団体が掲載されるのはとてもうれしく思います。
機会があればどんどんこちらからも紹介していきたいと思いますので、
研究員の大政です。
さて、先日地域活性化センターから「地域づくり別冊 地域づくり団体活動事例集~地域づくり新段階」が届きました。今年の事例集には双海町翠地区ほたる保存会が取り上げられています。10ページに渡り、会の成り立ちから現在の活動に至るまで余すところなく掲載されています。また、巻末には地域づくり団体全国研修交流大会の歴代実委員長の特集が掲載されていて、我らが若松進一さんも登場しております。まだ地域活性化センターのホームページにはアップされていないようですが、近日中にアップされると思いますので掲載ページだけでもここに紹介します。(資料は関係者よりいただきました。地域活性化センター了承済)。

(地域づくり12月号別冊地域づくり団体活動事例集地域づくり新段階 転載)

また、地域づくり12月号の団体探訪のコーナーでは新居浜市で活動している団体“民話の里すみの”が掲載されています。このように県内の頑張っている団体が掲載されるのはとてもうれしく思います。
センターからも県内の地域づくり団体を積極的に各方面に紹介していけたらと思いますので、これはという活動がありましたらセンターまで情報をいただければと思います。無論センターもこれまで以上にアンテナを伸ばして様々な活動について勉強していく所存です。

地域活性化シンポジウム~日本政策投資銀行/日本経済研究所~

皆さん、こんにちわぁ~☆研究員川渕です(^-^)

本日は10月に開催されました地域活性化シンポジウムの様子をアップしますのでご覧ください☆

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全日空ホテルのダイヤモンドホールで開催されたシンポジウムは参加者で会場がいっぱいになってました(゜レ゜)行政、金融機関、その他いろいろな企業や団体が集まってました☆

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なんかものすごい豪華なシンポジウムですね~(^_^;)

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このシンポジウムですが、実は当センターも後援しているんですよ(*^^)v看板の下の方に当センターの名前が…☆エッヘン(^-^)

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13時20分から開会され、日本政策投資銀行四国支店長の木原 茂氏が開会挨拶をされました☆

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その後、基調講演があり、「人口減少・高齢化社会で地域の活力を持続するには」と題し、日本政策投資銀行地域振興グループ参事役の藻谷浩介氏がお話をしてくださいました。

まず、東日本大震災による津波の高さが17mだったことについて、実は日本の過去最高は江戸時代中期に石垣島で観測された40mなんだとか(゜o゜)ヘぇ~

それはさておき…

人口にも津波現象が…ということで、数値で見ますと、

<愛媛県民>

15~64歳 2005年:87万人→2015年:75万人(-12万人)

0~14歳 2005年:18万人→2015年:14万人(-4万人)

65歳以上 2005年:38万人→2015年:44万人(+6万人)

75歳以上 2005年:20万人→2015年:23万人(+3万人)

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上の写真では、グラフを用いて分かりやすくご説明いただきました☆たしかに年数をおっていくと、津波のようにグラフが動いていました(゜レ゜)

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また、今後どうやって日本国内のモノを売るかという点についてもお話され、日本は外国では実は大黒字であるとか、いろいろな情報をお教えいただきました。

最後に、「これからの産業、いかに少量でもきちんと販売してちゃんとした金額で売るか」がポイントとなることをお話されました。藻谷さん、貴重なお話をありがとうございましたm(__)m

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次にパネルディスカッションが行われ、コーディネーターに日本政策投資銀行松山事務所長の藍場建志郎氏、パネラーは愛媛県副知事の高浜壮一郎氏、松山市長の野志克仁氏、さきほど基調講演をされた藻谷氏です☆

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まず高浜副知事は、愛媛県の長期経済計画は下記4つのポイントに重点を置きながら県民と共に行うことをお話されました。(詳しくはこちらをご覧ください→http://www.pref.ehime.jp/h12100/chokikeikaku/kihonkousouzenbun.pdf

①人と人との絆(←幸せづくりの土台)

②愛媛の潜在力(←磨く、そして強力な発信!)

③地域産業の連携

④これまでの制度にとらわれず道を開く(挑戦)

また、野志市長は「現場、現地を大切に、まちのみちしるべ」として総合計画を策定。松山市は「歩いて暮らせるまちづくり」を目指すとのこと。昨年11月に防災対策本部を設置し、現在約1,100名の防災士がいるみたいで、この数字は日本一なんだとか…(゜o゜)

パネルディスカッション終了後、閉会挨拶を日本経済研究所 専務理事の傍士銑太氏が行い、シンポジウムは終了しました。

よ~し、10月は終了~です(*^^)v次回は11月の様子を足早にアップしていきますのでお楽しみに~☆