1993年8月9日、新政党、日本新党、さきがけ、社会党、公明党、民社党、社会民主連合、民主改革連合の8党・会派連合による細川内閣が発足しました。
細川内閣では、
内閣官房副長官:鳩山由紀夫氏(新党さきがけ)
郵政大臣:神崎武法氏(公明党)
科学技術庁長官:江田五月氏(社会民主連合)
運輸政務次官:二階俊博氏(新政党)
自治政務次官:冬柴鉄三氏(公明党)
総務政務次官:小池百合子氏(日本新党)
等、現在も与野党で活躍されている方々が、主要メンバーとして頭角を現し始めていたようです。
8月30日は総選挙ですが、どういう結果になるのでしょうか。
[企画研究部門 研究員 政木輝彦]
油絵との出会いは高校の美術部でした。それまで絵を描くといえばほとんどが水彩画で油絵のことは全く知りませんでした。油絵といえばなかなか馴染めないのが、あのオイルのニオイ(あなたにとってオイルのニオイは匂い?それとも臭い?)ですが、私にはとてもいい匂いでオイルの匂いの中に居るだけで寛げます。「趣味は何ですか」「油絵です」と言っています。
私は油絵を描く時は4~5点の絵を併行して描きます。それは油絵具が水彩絵具と違って塗った絵具が乾くまでに3~4日かかるからです。乾いていない上から重ねて塗ると下の色と混ざって色が濁ってしまいます。逆に一度乾いてしまうと混ざらないので納得がいくまで何度でも塗り直せるということで、完成までに5年10年かかった作品もあります。
たまに30年以上前の学生の頃にスケッチした絵を描くことがあります。絵を描いている時の気分はスケッチをした頃にタイム・スリップします。何枚もの絵を並行して描くので、あの絵を描いたりこの絵を描いたりします。ある絵を描いていて別の絵を描き始めると頭の中はその絵をスケッチした頃に切り替わります。これがとても楽しいのです。
完成した作品は、ほとんど人にあげてしまって手元には、大学生の時に描いた風景画と自画像の2点しか残っていません。いつか今までに描いた絵を全部借りて個展を開きたいと思っています。そのためには見ごたえのある大きな絵があと2~3点は欲しいと思って、30号と50号のカンヴァスを買っています。テーマも“足摺岬”と“遊子水荷浦の段畑”と決めているのですが大きな絵を描く気力と体力がなくてずっと筆は止まったままでしたが、最近なぜか急に創作意欲がわいてきて、夜な夜なカンヴァスに向かって“足摺岬”をボツボツと描いています。
それと四国人として、いつかスケッチをしながら四国八十八カ所の歩き遍路をしたいと思っているのですが、それを考えるとワクワクするので、今は考えないことにしています。
(企画研究部門 研究員 河野茂樹)
中華料理を食べながら友人と談笑していると、「最近、ちくわが短くなっている。」という。全く知らなかった。一昨年、原料価格の高騰を起因にした食品の値上げが取りざたされたことを思い出した。聞いてみると、ちくわの減量化はそれより以前に始まっており、穴を大きくして総量を減らすなど、徐々に変化していたようだった。その気配に気づかなかったことが少しクヤシイ。
商品の重量や形態は以前と同様にして値上げをするのか、それとも、価格は据え置いたままで減量化しパッケージのリニューアル等でお買い得感を演出して販売するか、企業担当者の戦略や創意工夫が読み取れる部分だ。これまでの実感では後者を選択した企業が多いように感じる。いずれにしても実質的な値上げであるが、消費者としては、財布の中身は変わらないままだから、ちくわにダイエットをしてもらった方が抵抗感が少ない。
そんな話をしながら目の前のギョーザの数を数えると11個。二人前注文したはずだが・・・。減量化されて1人前が5.5個になったのか??
(企画研究部門 主任研究員 高市孝一)
8月1日八幡浜市の日土小学校改修工事完成記念ということで現地見学会と記念講演会に
行ってきました。この建物は約50年前、松村正恒氏が設計された非常に貴重な建造物でもあり
デザインや建築技法等は現在でも評価できる建物であると言えます。
日土小学校の改修・改築の具体的な働きは平成18年に行われました。
多くの専門家、学校関係者、地域住民が一体となって、地元の大切な文化資産として誇れるように、日土小学校を再生
していこうということで改修がはじまりました。
完成見学会では多くの人が参加しており、建築当時の雰囲気を残しつつ現代の設備と融合した新しい小学校は自然に溶けこみ、光に満ちた魅力的な建物に生まれ変わっていました。
今後生まれ変ったこの小学校で子供達と住民の希望に満ちた新しい歴史が始まります。
(まちづくり活動部門 研究員 吉良大助)
去る7月27日、地域づくり人養成講座の第2回専門講座を砥部町で開催しました。ワークショップの基本と実践をテーマに、砥部町が進める「陶海道五十三次」の取組について、38番「坪内家」をお借りして開催しました。
まず、「陶海道五十三次」の取組について、砥部町産業建設課の早田祐三さんから、坪内家の保存活動について、坪内家保存会の日野健三さんから話題提供があり、その後、五十三次の中の「砥部焼の里ゾーン」を砥部町ボランティガイドの先導でフィールドワークを行いました。
(早田課長補佐から陶海道五十三次の取組を伺いました)
(砥部町ボランティガイドから説明を受けました)
午後からは、地元の生活改善グループが準備してくださった地産地消の昼食をいただき、2班に分かれてワークショップを行いました。ワークショップのテーマは「地域資源の活用」。前田指導講師から今回のワークショップのポイントを説明していただき、各班のファシリテーターを中心に議論が進みました。最後に、それぞれの班から発表していただき講座を終えました。
(班名:ヤルキングのワークショップの様子)
(班名:まどべのワークショップの様子)
(班毎に、ワークショップの内容を発表しました)
講座終了後は、恒例のオフライン交流会を催し、地元「坪内家保存会」が用意してくれた焼き肉に舌鼓を打ちながら交流を深めました。
(坪内家保存会の皆さんと交流しました)
坪内家では、昨日から河原学園の生徒さんの作品展「奥砥部・真夏の物語」が行われています。母屋・庭園・クスノキを中心に坪内家の“精霊たち”がお出迎えしてくれます。(この展示は、8月23日まで)
( まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)