いわゆる「傍論」とは、裁判の判決においての裁判官の意見で、裁判官の個人的な思い、考えを述べたものであり、判決には何ら関わらない部分のことを言います。よくテレビのニュースや法廷ドラマなどで、「主文、被告を○○に処す」という裁判官のセリフを聞いたことがあると思いますが、この冒頭に述べるのが「主文」で、(極刑は主文後回しになるケースがほとんど)その後被告に裁判官が1、2時間ほど理由や意見を言い、その部分で「傍論」を述べます。
稀に、ある判決においては裁判官が「主文」の部分と「傍論」の部分とで正反対の事を述べている事があり、そのような判決はしばしば物議の種になります。一部の例外を除けば、判決は冒頭の「主文」が全てで有り、傍論部分には法的拘束力はないと考えるのが妥当です。よく新聞等で違憲判決との見出しが出ている記事がありますが、こういったことを踏まえて読むと、今までと違った記事の見方が出来ると思います。
(企画研究部門 研究員 向井浩司)
年末年始は炬燵でテレビを見て過ごす時間が長かったのですが、今年は大型のドラマや映画等は少なく、製作費のかからないクイズ番組ばかり目立ちました。
松山でも電車やバスの車内広告が随分と減り、広告主募集中の真っ白な看板が増えているような気がします。
不況による企業の広告費削減のためでしょうか。
年初早々来年のことを言うと鬼に笑われそうですが、来年の正月はもっと華やかであってもらいたいものです。
[企画研究部門 研究員 政木輝彦]
明けましておめでとうございます。
早速ですが、皆さんはお正月をどのように過ごされましたか。家族サービスで大忙しだった人、アルコール漬けだった人、風邪をひいて寝込んでいた人等々、いろいろなお正月だったと思いますが、私はと言えば元旦はニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝大会)、2日3日は箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)をスタートからゴールまでずっとではありませんが見て、その後は今月末(1/31)の“愛媛マラソン”に向けて16㎞、10㎞、30㎞と3日間とも走りました。
愛媛マラソンは昨年、一昨年ともにタイムオーバーで途中回収されてしまった自分自身にガッカリして、その後のハーフマラソンの大会で満足な走りができても何か物足りない思いの中で一年を過ごしてきました。今年は最後まで納得のいく走りで完走して、この大会から始まる今年のレースの弾みにしたいと思っています。
1/3に走った30㎞は今年のマラソンコースの一部を走るということで、走る前から少し気合が入りすぎていて、走っている途中は全然しんどくなかったのですが、タイムは後半が前半と比べて9分くらい悪かったので走り込み不足ということです。
大会まで4週間弱なので、これからはやれることをやって後に悔いが残らないようなレースをしたいと思います。
(企画研究部門 研究員 河野茂樹)
平成22年1月31日(日)宇和島市津島町岩松 岩松川おまつり河原(雨天:宇和島市立岩松公民館)にて「第21回津島しらうお&産業まつり」が開催されます。
当日は、「しらうおのおどりぐい」などの郷土料理と地域特産品の展示・即売や体験しらうお漁、太鼓などの各種アトラクションが行われます。地域の各種産業と消費者との相互交流を図り、活力あるふる里づくりを目指しています。
しらうお料理や六宝などの郷土料理を安く味わうチャンスです。興味のある方は、是非、参加してください。
(研究員 近藤 誠護)
毎年、年末に発表される恒例行事となっている「今年の漢字」。2009年の世相を漢字で表すひと文字は「新」と発表されました。
「新」が選ばれたのは、様々な「新しい」出来事があった1年で、政権交代で新内閣が発足し、裁判員制度や高速道路料金割引制度など、新制度がスタートしたこと、また、米大リーグ・マリナーズのイチロー選手の新記録や、新型インフルエンザの流行などを反映したものだそうです。
「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会の前理事長親子をめぐる不正取引事件で、一時は存続も危ぶまれていましたが、無事行うことができたようです。
日本漢字能力検定協会の正式名称は、財団法人日本漢字能力検定協会。法人の決算書を見ると21年3月期では、基本財産3億円、流動資産として19億22百万円となっております。
特に、漢字能力検定事業収入は 63億91百万円もあり、基本財産運用収入は104万円となっています。
当センターも同じ財団法人ではありますが、あまりにも形態が違い過ぎていることを、改めて実感させられました。
(まちづくり活動部門 主任研究員 小方 悟)