当センターでは、年4回、地域づくりネットワーク誌「舞たうん」を発刊しています。今回、2009.7月号(vol.101)、特集「地域づくりの種をまく」をテーマに発刊しました。
【特集のことば】
少子高齢化・人口減少社会に突入した昨今、これからの地域を担っていくのは、やはり「人(ひと)」。元気だと言われる地域では、多種・多様な特技を持つ「人(ひと)」が集い、その英知を活かし、地域を活性化させている。
「地域づくりは、ひとづくり」と言われるが、そのひとづくりの『種』には、受け継いでいく『種』、視野を広げる『種』、地域の活力を生む『種』、生きる力を生む『種』などが挙げられる。どのような思いで種をまき、芽吹かせ、実を太らせるのか。そのプロセスも大事になってきている。
いま地域では、ふるさとを愛し、ふるさとを誇れる「人(ひと)」をいかに育成し、発掘できるかが問われているように感じる。今回の舞たうんでは、各地で行われている地域づくりの種まきを追ってみた。
舞たうん101号は、コチラから
是非、ご一読を!
(まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)
6月24日(水)~26日(金)に幕張メッセで開催された「第4回新エネルギー世界展示会」に参加してきました。展示会場では、新エネルギー・再生可能エネルギーに係る企業・団体による出展しているなかで、一般の方の参加も多く見られ、それだけ新エネルギー・再生可能エネルギーに対する人々の関心が高いことを感じました。また、国際会議場で開催されていました「新エネルギー人材育成セミナー」・「海洋エネルギー資源国際フォーラム」・「バイオマスフォーラム」・「省エネ・熱利用最先端セミナー」に参加しました。今回参加した中で、最も印象に残った技術は、株式会社HYPER DRIVEの和気氏が講演された「人工筋肉波力発電技術」でした。人工筋肉は、電圧をかけると伸び、切ると戻るという特性を持っており、これを逆にすることで発電が可能となるそうである。既存の波力発電では、水力などと同等にタービンをまわすことにより発電を行っているが、これらの装置を使わずに発電できるところが人工筋肉を使った波力発電の利点である。そのほかにも藻類を用いた炭化水素の生合成など様々な技術が開発されている。今回参加することにより、自分がまだ知らなかった様々な革新的な技術を聴講することができ、それぞれについて今後さらに注目して、今後の動向をみていきたいと思いました。
(企画研究部門 研究員 三好進祐)
7月3日 青少年白書の内容が報告された。仕事も職業訓練もしていない若者(ニート)が、2008年は前年比2万人増の64万人となった。 ニートの年齢別内訳は、15~24歳が、26万人、25~34歳が38万人である。2002年比で15~24歳の層が3万人減少したが、25~34歳の層が、3万人増えており、復帰が難しく高年齢化している現状が窺える。
7月1日 参院本会議で、ニートや引きこもりの若者らの社会参加を後押しする「子ども・若者育成支援推進法」が成立した。首相をトップとする推進本部が支援の基本方針を策定。地方自治体はNPOなどと連携し、若者の就学、就業を支援する方針である。貴重な人材が眠っているわけであり、早急な支援が望まれる。
(企画研究部門 研究員 近藤誠護)
「スリラー」などの世界的ヒットで「キング・オブ・ポップ」と呼ばれたアメリカの人気歌手マイケル・ジャクソンさんが日本時間6月26日心不全で他界されました。
今年7月からロンドンで復活コンサートを行う発表があった矢先の出来事であり、非常に残念です。
80年代を代表するポップ・スターで、当時、彼の歌唱力やダンスの切れ、大流行した「ムーン・ウォーク」などに驚いたことを思い出します。1982年にリリースされたアルバム「スリラー」は全世界で1億枚以上を売り上げ、「世界で最も売れたアルバム」としてギネス・ブックにも認定され、現在でもその記録は破られておらず、これからも破るアーテイストは出ないだろうと思われます。
昨今のマイケル・ジャクソンさんは整形手術や性的虐待による逮捕、多額の借金などスキャンダラスな面ばかりが前面に出て、世界的なスーパースターの晩年としては決して幸せなものではなかったのかと思われますが、とにかく今は、ご冥福をお祈りしたいと思います。
(企画研究部門 研究員 向井浩司)
先日自動車税を納めました。
封筒に「昨年とは金額が変わっています」と注意書きがあり、税額に関するパンフレットが同封されていました。
パンフレットによると、20年度に新車登録された自動車のうち、排出ガスや燃費について一定の基準を満たす車は、25~50%自動車税が軽減されるようです。
なるほど、環境にやさしい新車は減税か、と思ったのですが、その下に地味に「税率が加重される自動車」についての記載があり、平成8年3月31日までに新車登録したガソリン車などは10%加重されており、私の場合はこちらが適用されるようです。
飴と鞭を使い分けながら省エネを進めているのだな、と思いましたが、乗用車、貨物車の平均使用年数は約12年というデータからすると、減税対象の車よりは増税対象の車の数の方がずっと多いと思うのですが、全国で減税される金額と増税される金額とどちらが大きいのかな、などとも考えています。もしかして実は増税?
(企画研究部門 研究員 政木輝彦)