「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の『総会&フォーラム』が、「へんろ道文化を、世界へ、未来へ」と題して、6月27日(土)松山市大街道のアートステーションおいでんかで開催されます。
総会後のフォーラム「1」では、13時から同所地下1階イベントホールでフォトジャーナリストの桃井和馬氏による『スライド&トークショー』が先着50名(無料)で開催されます。また、同氏の『地球遍路』の写真展は、6/21(日)~27(土)10時から17時まで同所1階ギャラリーで先行展示されています。
フォーラム「2」では、14時40分からフォーラム「1」と同会場で四国八十八ヵ所霊場会・公認先達の山下正樹氏による『歩き遍路入門講座』が先着50名(無料)で開催され、歩き遍路に対する質問にもお応えされます。
私たちの住む四国に、1200年にわたって受け継がれている「四国へんろ道文化」に触れあえる機会ですので、ご興味のある方は、ご参加されてはいかがでしょうか。
◆会場 松山市大街道1丁目3-1 いよぎん南ビル アートステーションおいでんか ◆お問い合わせ 「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 事務局
松山市東石井6丁目12-36
TEL089-956-3555 FAX089-956-3556
【担当:藤原・松木】
メールは、E-mail:mail@88henro.sakura.ne.jpまで
(まちづくり活動部門 研究員 武田 昭文)
渇水が心配がされるこの頃、先週、愛媛も梅雨入りをし、近隣の田んぼでは水を張り始め、田植えの準備が進んでいる。
5月19日の産経新聞に、「ご飯一杯の値段」として、1俵からとれるコメは、茶碗約1000杯分、1俵の値段は約1万2千円、茶碗一杯の値段は12円となる。コンビニで「おにぎり」になれば105円、ファミレスで「ライス」になれば、250円に跳ね上がるが、その原価は、ペットボトルのお茶1本、カップラーメン1個の1割にも満たない。
その一方で、過疎化、高齢化等で耕作されなくなった耕作放棄地は、全国の農地の1割にあたる38万haで、埼玉県の面積に相当する。との記事が掲載された。
市場経済では、商品の価値が同じであれば基本的に消費者は、値段の安い商品を選択することになるが、今後、地球規模での食糧危機が懸念される今日、ペットボトルのお茶の購入を控え、茶碗一杯のごはんの値段を、倍にしても24円。
国民全体でコメの値段を広く負担し、そのことによって中山間地域に存在する農村の経済が維持され、いわゆる「限界集落」や耕作放棄地の問題も、解決の糸口が見えるのであれば、異議を唱える声は少ないのではないのだろうか。
(まちづくり活動部門 主任研究員 小方 悟)
鳥のさえずりで目覚める朝が多くなった。窓の外の電線に巣立ったばかりのツバメの子がいて、羽ばたきの練習をしながら親ツバメがエサを運んで来るのを待っている。そこへ親ツバメが滑空して来てホバリングしながらエサを与え、すぐさま一直線に飛翔していく。その見事な運動能力に魅せられて、つい何度も見てしまう。
鳥は世界中の至るところで自由に空を舞っている。その飛行能力の源は、精密かつ複雑な構造を持った羽にある。羽は、わたしたち人間の髪の毛や爪と同様にケラチンというタンパク質でできており、約1億5千万年前のジュラ紀後期に生息した始祖鳥は、すでに現在の鳥と同レベルの「飛べる羽」を獲得していた。始祖鳥の進化の起源は小型恐竜か爬虫類とされているが、決定的証拠はなく、多くの謎に包まれており、突然、地球上に羽が出現している。
人類も鳥に憧れ、大空や宇宙を目指し、これまでに飛行船や飛行機、ロケット、宇宙戦艦ヤマトなどを開発してきた。私も大空を羽ばたきたいという願望はある。しかし、生まれ変わりがあるとすれば、鳥ではなく、もう一度人間(ヨーロッパの貴族の令嬢など)として生まれてきたい。3度の食事が毛虫や蛾だとちょっとツライから・・・
(企画研究部門 主任研究員 高市孝一)
今日の朝日新聞にシュレッダーにかけた紙くずからトイレットペーパーを作る機械として「ホワイトゴート(白ヤギ)」を大阪市のナカバヤシが9月下旬に発売するという記事が掲載されていました。全自動で、紙くずを水で溶かし、繊維の状態にした後、すいて乾燥させ、巻きとるため、紙くず以外で必要となるのは、水と電気だけらしいです。同新聞によりますと、A4コピー用紙約40枚分が1ロールになり30分で作られるようです。そうすると24時間稼働で、48ロール作ることができると考えられます。そのため、メンテナンスなどを考えなければ、1年間では17,520ロール作れます。
さて、トイレットペーパーってどのくらい使用しているかですが、日本人1人あたり年間で50ロール使用しているそうです。1日にすると0.14ロール使用していることになります。また、1時間ですと5.7×10-3ロールです。事業所であれば、1,000人規模(労働時間8時間とする)なら1日に使用する量は、約46ロールほどですので、この機械で作成したものでまかなえる計算となります。この方法ですと機密情報を完全に消せるうえに、リサイクルにもつながることとなります。1台900万円で受注生産するそうですので、興味のある方は検討してみてはいかがでしょう。
(企画研究部門 研究員 三好進祐)
石川県内でオタマジャクシや小魚が大量に落ちているのが見つかり、“空から降ってきた”と話題になっている。オタマジャクシをばらまくような高い場所が当たりにはなく非常に不思議な現象である。竜巻に巻き上げられた魚が地上に降ってきた現象は、世界各地で報告されているが、今回、竜巻が発生しやすい状況ではなかった。「竜巻説」「鳥がエサとして食べたオタマジャクシを空中で何らかの原因で落とした説」「誰かのいたずら説」などいろいろな説があるが原因は不明のままである。
インターネットをみていると岩手県でもオタマジャクシが降ってきたとのことである。
最近、空からいろいろなものが降っているが、松山にも早く“雨”が降ってほしいものである。
(企画研究部門 研究員 近藤誠護)