研究員ブログ

第26回地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会 前夜祭

去る11月13日から15日の3日間にわたって、地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会が宇和島市を全体会場に、県内15会場を分科会会場に開催されました。研究員ブログでは、愛媛大会の前夜祭と全体会の様子をご紹介いたします。なお、分科会の様子については移住案内人レポートにおいて第1分科会の様子をご紹介していますのでご覧ください。 

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11月13日(木)、愛媛県宇和島市にあります「リジェール宇和島」におきまして愛媛大会の前夜祭が開催されました。

【ポスターセッション】

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伊予の寄合酒と名付けられたこの前夜祭には、各分科会の活動を紹介するポスターセッションも会場内に同時開催し、参加者と分科会スタッフとの交流前哨戦といった意味合いもあり、受付開始の17時から続々と分科会スタッフと交流を深めていたようです。
また、地元紹介コーナーとして、愛媛県、全体会開催地であります宇和島市の紹介コーナーも受付入口に設けましたほか、真珠の販売コーナーも設置や、会場内BGMに「愛媛の歌」を流すなど、全国のみなさんに愛媛の魅力発信もあわせて行いました。

【オープニング】

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17時45分、前夜祭の開催に先立つオープニング演奏として、松野町の太鼓集団であります「松野鬼城太鼓保存会」のみなさんによる太鼓の演奏をしていただきました。勇壮な太鼓の響きに前夜祭の参加した皆さんも聞き惚れていたように思います。鬼城太鼓保存会のみなさんはこの日のために連日かなりの練習を積んでいただいたそうです。どうもありがとうございました。

【主催者あいさつ】

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18時、いよいよ前夜祭の開催です。はじめに主催者を代表して愛媛大会実行委員長でもあります若松進一さんより、参加者のみなさんにご挨拶をいたしました。

【乾杯・歓迎あいさつ】

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乾杯のご発声は、地元歓迎のあいさつをかねて、石橋寛久(いしばしひろひさ)宇和島市長にしていただきました。

【歓談・料理のご紹介】

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いよいよ前夜祭開始です。今回の前夜祭の料理については、地元南予地方の郷土料理を中心に、「お接待の精神」による手作り感のあるおもてなしを行いました。
宇和島漁業協同組合さんからは「鮮魚」の提供、宇和青果協同組合さんからは「みかん」の提供、愛媛県酒造協同組合さんからは「愛媛の地酒」の提供、アサヒビール株式会社さんからお土産として発泡酒の提供をしていただきました。ありがとうございました。

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ちなみに、宇和島市で作成した宇和島の郷土料理を紹介したイラストのパンフレットをほしいという方が多くおられ、用意したほとんどのパンフレットがお持ち帰りになられていました。料理台には郷土料理紹介の部分しか見えてませんでしたが、実際には宇和島市の観光パンフレットにもなっています。

【愛治ちんどんによる演奏】

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19時頃、会場内に何やら懐かしい音楽の調べを奏でる集団が入場してきました。今回の前夜祭のアトラクションとしてご用意いたしましたのは、鬼北町の地域づくり団体「愛治ちんどんクラブ」のみなさんによる「ちんどん」の演奏です。
年配の方にはとってもなつかしい曲の歌や演奏などを披露していただき、演奏終了後には受付ロビーで記念撮影をされる方もおられるほどの人気ぶりで、参加者のみなさんを笑いの渦に巻き込んでいました。愛治ちんどんクラブのみなさん、どうもありがとうございました。

【お楽しみ大抽選会】

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前夜祭の会場熱もますます高まってきたなか、いよいよ分科会主管団体提供による「お楽しみ大抽選会」にうつりました。各分科会が用意した逸品があたる豪華大抽選会! 特別賞として宇和島市長さんからも宇和島の特産品である「真珠製品」の提供もあるなど、ワクワク、ハラハラ、ドキドキの白熱の大抽選会となりました。
当選したみなさん、おめでとうございました。

【次回開催県あいさつ】

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前夜祭の最後に、次年度開催県であります佐賀大会実行委員会のメンバーの方に、次期開催県あいさつをしていただきました。
佐賀大会は平成22年2月5日(金)・6日(土)の両日、そして前夜祭を2月4日(木)に開催し、全体会場には佐賀市民文化会館を予定しているそうです。佐賀大会にもぜひ参加しましょう。

【前夜祭閉会のごあいさつ】

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前夜祭の閉会のごあいさつは、実行委員長代行の塩崎満雄さんから、愛媛の地域づくり活動の宴会の締めでよく使われている「まちづくり締め」を参加者全員で行い、前夜祭を閉会いたしました。

次回は全体会の様子をご紹介いたします。

(財団法人えひめ地域政策研究センターからのお知らせ)

観光カリスマ塾に行ってきました

昨年、国土交通省主催の「観光カリスマ塾」が若松進一さんのおられる伊予市双海町の「人間牧場」で開催されましたが、今年度は高知県馬路村の東谷望史さんのところで11月20日・21日の両日で開催されました。

ところで「観光カリスマ」とは、国土交通省のHPには、

従来型の個性のない観光地が低迷する中、各観光地の魅力を高めるためには、観光振興を成功に導いた人々のたぐいまれな努力に学ぶことが極めて効果が高い。各地で観光振興にがんばる人を育てていくため、「『観光カリスマ百選』選定委員会」を設立し、その先達となる人々を『観光カリスマ百選』として選定する

と書かれてあり、観光カリスマもさまざまなジャンルにわかれていることがわかります。若松進一さんは「真似しない、真似できないアイデアで地域力を作り上げるカリスマ」であり、今回の東谷さんは「特産品(ゆず加工品)と共に村をまるごとブランド化に導いたカリスマ」であるそうです。

今回の東谷さんの観光カリスマ塾では、四国を中心に合計で12名の参加があり、そのうち立教大学観光学部の学生さんもひとりおられました。いまや大学には観光学部がある時代なんですね、おどろきました。

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東谷さんのカリスマ塾では、初日は馬路村と馬路村農協のまちづくりについて講義をしていただき、質疑応答を経て懇親会、翌日は魚梁瀬杉でも有名な魚梁瀬地区の山林をトレッキングし、森林鉄道の乗車などの現地視察を行いました。

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さて、余談ですが馬路村といえば、やはり「ごっくん馬路村」。この日も会場の馬路村農協で最初にお出ししていただきました。ちなみに視察に訪れた方にはどなたでも無料で一本飲むことができます。

馬路村訪問前の週に「地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会」が開催されていた関係もあり、馬路村役場の木下課長さんともお話していたのですが、

「馬路村農協に行けば、蛇口をひねったら『ごっくん馬路村』がでてくる水道があって来訪者はタダで飲むことができるらしい」

ということができればおもしろいなあと冗談を言い合っておりました。もちろん、そんなことは現在の所ありませんが、願望を込めて今後の馬路村農協におおいに個人的に期待したいと思います。

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(文責 まちづくり活動部門 研究員 谷本英樹)

第28回政策研究セミナーの開催について

平成20年12月12日(金)15:00~17:00に、愛媛県美術館新館1階講堂において、富士宮やきそば学会会長渡辺英彦氏をお招きし、政策研究セミナーを開催いたします。 参加ご希望の方は、申込欄に必要事項をご記入のうえ、FAXいただくか、電子メールにてお知らせください。なお、定員となり次第、締め切りとさせていただきます。

日時 平成20年12月12日(金)15:00~17:00

会場 愛媛県美術館 新館1階 講堂 (松山市堀之内)

定員 120名

講師 富士宮やきそば学会会長 渡辺英彦 氏

参加費 無料

申込先 財団法人 えひめ地域政策研究センター
       企画研究部門 担当 向井 FAX 089-932-7760

電子メール info@ecpr.or.jp

申込締切 平成20年12月8日(月)

その他 会場には駐車場がありませんので、ご来場には公共交通機関をご利用下さい。

申込書等についてはこちらを参照してください。

(財団法人えひめ地域政策研究センターからのお知らせ)

「観光まちづくりコース」開設記念シンポジウム

愛媛大学が平成21年度より法文学部に新しく開設する「観光まちづくりコース」の開設記念シンポジウムが下記のとおり開催されます。興味のある方、参加してみてはいかがでしょうか?

日時 平成20年12月13日(土)14:00~17:00

場所 愛媛大学総合情報メディアセンター1階メディアホール

<おもな内容>
基調講演「観光には、なぜ、まちづくりが必要なのか?」
フンク・カロリン氏(広島大学大学院総合科学研究科准教授)

シンポジウム「わが四国は美しくーまちづくりから観光へー」
コーディネーター
 藤目節夫教授(愛媛大学法文学部人文学科)

パネリスト
 江藤訓重(福岡県星野村副村長)
 奥村武久(前 愛媛県観光協会会長)
 河内紘一(内子町長)
 陶山哲夫(小豆島ふるさと村公社専務理事)
 松田清宏(JR四国代表取締役社長)

なお、この「観光まちづくりコース」は、法文学部総合政策学科と同人文学科が共同して,学科を超えた「特別コース」として設置し、総合政策学科には「観光政策系(10名)」、人文学科には「観光文化系(10名)」を設けるそうで、カリキュラムの特徴としては、実際に観光の現場に行って学習するフィールドワークやインターンシップを通じて学ぶ実践教育を実施するそうです。

(財団法人えひめ地域政策研究センターからのお知らせ)

明日から地域づくり団体全国研修交流会

いよいよ明日から第26回地域づくり団体全国研修交流会愛媛大会が開催されます。13日は前夜祭が、14日は全体会と分科会、15日は14日にひきつづいて分科会が開催されます。

当センター職員もほとんどがスタッフとして13日より15日まで不在ですが、留守番隊もおりますので通常業務をしております。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

また、愛媛大会実行委員会事務局には当センターにお問い合わせをしていただきますと連絡がまいるようになっていますのでご安心ください。

(財団法人えひめ地域政策研究センターからのお知らせ)