研究員ブログ

へんろ道ウォーク

5月24日(日)へんろ道体験クリーンウォークin三坂峠&八塚に参加しました。これは「四国へんろ道文化」世界遺産化の会が主催しているもので、当センターも協賛しています。当日は、絶好のウォーキング日和のなか、私達のB班は荏原集会所に9時30分頃集合し、バスで三坂峠へ移動。11時くらいからへんろ道を松山方面へ下り始めました。
ts3d0114c.JPG

途中、三坂峠で三坂峠馬子歌を聴かせていただき、
ts3d0118.JPG

要所要所で道しるべ等の説明を聞きながら、
ts3d0119.JPG

旧へんろ宿 坂本屋、
ts3d0121.JPG

大黒座、浄瑠璃寺、八坂時等で地元の方々のお接待を受けながら歩き、
ts3d0122.JPG

最後に、衛門三郎の子供の墓との伝説のある八塚古墳群を見学し、出発した荏原集会所で解散しました。

道端のアザミや野イチゴ、庭先のバラ等を楽しみながら気持ち良く歩くことができました。

スタッフの皆さん、お接待していただいた方々、有難うございました。

(企画研究部門 研究員 政木輝彦)

「みやま清流米」オーナー制度(その2)

 59日(土)は野村町へ行って、久しぶりに田植えをしてきました。西予市からの案内には地下足袋と麦藁帽子を持参するようにと書いていたので、それらを準備して気合いを入れて行ったので集合場所に着いた時には、まだ誰も来ていませんでした。23日前までは涼しかったのですが、当日は本当に暑い夏の日差しでした。

 田んぼに足を入れた時のひんやり・ヌルリっとした土の感触が、40数年前に田植えをしたときと同じだったのがとても懐かしくて嬉しかったです。「昔とった杵柄」ではありませんが、農家の方に「田植え上手ですね」と言われ調子にのって暑さも忘れて頑張りました。

 初めはとにかく田んぼの中を歩くことと苗をシッカリ植えることに必死でしたが、少し慣れて余裕がでてくると足跡で窪んだ部分を均しながら進むということもできるようになり、農家の方のご協力もありまして一時間くらいで、汗は相当かきましたが腰が痛くなる前に植えてしまいました。ちょっと曲がったのですが農家の方に「少しくらい曲っていても、イネがもう少し大きくなれば分からなくなるから大丈夫」と言われて安心しました。

 次は6月の除草作業でしたが、どうも除草するほど雑草は生えないらしくて、それが中止になって9月の稲刈りまでイベントはないとのことでした。それだとこれから3か月間イネの成長が見られないことになって楽しみが半減してしまうので、イベントはなくても月一回くらいは野村町へ遊びに行きたいと思っています。「一ヵ月後は、イネどのくらい大きくなっているのだろう、楽しみだなあ」。

 帰りは、せっかく野村町まで来たので少し足を延ばして城川町の『ギャラリーしろかわ』まで『かまぼこ板の絵』を見に行ったのですが、さすがに慣れないことをした後でドッと疲れがでて芸術鑑賞の気分にはなれませんでした。帰りの車の運転もしんどくて家に帰るなりバタン急でした。一緒に行った妻は、田んぼにも入らないで日傘をさして眺めていただけなのに田植えは疲れたと言っています。とにかく田植えは無事終了しました!

(企画研究部門 研究員 河野茂樹)

裁判員制度

 20年近く前ですが、「12人の優しい日本人」という映画が公開されました。脚本家の三谷幸喜氏が、ヘンリー・フォンダ主演の「12人の怒れる男」をパロディ化したもので、裁判員に選ばれた普通の人々が、裁判所内の密室で繰り広げるドタバタ人情喜劇です。
 
映画の公開当時、裁判員制度は架空のものでしたが、司法制度改革の掛け声のもと、ついに先週から日本でも裁判員制度がスタートしました。
 私にも裁判員選任の通知が遠からず到達するかもしれません。きっと、選任されて初めて、我が身に降りかかったコトの重大さに驚くのでしょう。
 
そのXデーが来たら、もう一度じっくりと「12人の優しい日本人」を見てみようと思います。裁判員制度で期待されている「普通の国民の感覚や目線」がどのようなものかを考えながら。 

 (企画研究部門 主任研究員 高市孝一)     

  

 

 

ハローワークの就職率

厚生労働省が発表によりますと、平成20年度全国のハローワークに「就職率」(ハローワークに来た新規求職者が就職できた割合)が25.4%だったと発表いたしました。目標値を30パーセントを上回る設定をしているので、目標にとどかなかったようです。最近まで派遣切りが問題になっておりましたが、政府の雇用創出政策や企業雇用に対する取組み方など、まだまだつづく就職難を今後どうやって解消していくのか画期的な政策が欲しいものです。

まちづくり部門 研究員 吉良 大助

 

REFARM四国in上島町

 「日本の農業をREFARMする」を合言葉に、耕作放棄地キャンペーン事業が間もなく始まろうとしている。全国第5位の耕作放棄地を有する愛媛県の中でも、47.1%(2005年農林業センサス)の放棄地率にある上島町で緊急再生事業を行うものだ。主催は農家のこせがれネットワーク、農地提供は(株)しまの会社愛媛サポーターズ・LDP1%UPプロジェクトの協力を得て行う。

 この事業には、種大豆オーナーとして登録していただくと、種まきから育成、収穫、脱穀加工(味噌造り)まで体験できるそうだ。農業体験をとおして、食を見つめ直すキッカケにもなるし、都市と農村の交流を図ることもできるだろう。(種大豆オーナー登録は、コチラから)

 尚、この事業について、5月31日(日)松山大学にて、実施発表会・事業計画作成会議が開催される。耕作放棄地再生までのシステム構築、再生後の収穫物の加工・販路対策などの事業計画作成のワークショップを行う模様。(詳細は、コチラから)

(まちづくり活動部門 研究員 松本 宏)