研究員ブログ

魅惑の路上ウォッチング

センター発行の広報誌「舞たうん」(年4回発行)では、MYTOWNうぉっちんぐ「歩キ目デス&足ラテス」コーナーで、建築物からマンホール蓋に至るまで、県内の路上をさまざま角度から観察したことを岡崎直司氏(タウンツーリズム講座主宰)に毎回執筆いただいています。

今月の11日に、岡崎氏と研究員10名で路上ウォッチングに出かけました。「石手川橋梁・煉瓦アーッチ橋(明治25年)」「湯山第一発電所取水堰跡(明治36年)」「旧制松山高等学校講堂(大正11年)」「愛媛県庁舎(昭和4年)」などを見学し、歴史を紐解きながら近代化遺産の面白さと奥深さを知り、文化的価値のある建造物の保存もますます重要と考えるようになりました。

センターでは、多くの方に知っていただくため、県内の土木・産業・建築の愛媛の近代化遺産を訪ねてのカラー冊子(全208ページ、平成15年初版)を斡旋しています。ご希望の方はセンターまでご連絡ください。

● 冊子名:「愛媛温故紀行(明治・大正・昭和の建造物)」定価2,500円(税別)

「見えてくるものが違えば、モノの見方が変わる」とはよく言ったものです。私も明日から帰る道筋を変えて街をよく観察してみようと思っています。

(まちづくり活動部門 研究員 武田 昭文)

 

えひめイベントBOX2009

平成21年4月16日の愛媛新聞朝刊に、当センターの発行した、えひめイベントBOX2009の記事が写真入りで掲載された。

県内20市町のイベント等を網羅した冊子であり、マスコミ等への配布による県内への周知により、各イベント等への集客を図ることを目的として、各市町の協力を得て、毎年4月に当センターが発行している。

毎回特集を掲載し、今回の特集は、「えひめ花街道」として、県内の花の名所の案内や花づりの魅力や楽しさを伝えている。

記事の影響もあり、その日は始業開始前後から問合せのため、センターの電話が鳴り続け、午前中で配布予定部数に達した。
その後も電話は鳴りやまず、その週は、問い合わせが途切れなかった。

記事掲載から1ヶ月が経過しているが、未だに、ちらほらと問い合わせの電話が、かかっている。

電話での新聞読者とのやりとりの中で見えてきたのは、当センターの知名度不足と「無料配布」という言葉のすごさについては、改めて考えさせられるものがあった。

なお、現在、えひめイベントBOX2009の内容は、当センターのホームページにおいて、閲覧できますので、参考にしてください。
http://www.ecpr.or.jp/work/event.html

(まちづくり活動部門 主任研究員 小方 悟) 

太陽光で充電できる携帯電話

 420日、KDDIが太陽光で充電できる携帯電話を6月に発売すると発表しました。約10分間の充電で、通話なら1分程度、待ち受けで2時間程度可能だそうです。また、太陽光だけでも80%くらいまで充電が可能だそうです。そのため、家庭での電気使用量が減少することにより、地球温暖化の原因ともなる二酸化炭素(CO2)の削減にも貢献すると考えられます。

 携帯電話を使用しているうえで、よく困ることが、電池切れです。この携帯電話なら、充電が切れても太陽光で充電ができることから、外出先での不意の電池切れにも対応できるかとかなり期待をしています。また、二酸化炭素削減にも貢献することから、今後、他の携帯電話各社においても、太陽光で充電できる携帯電話の発売により、様々な人々に地球温暖化防止への関心をもっていただける要因になればと考えます。 

(企画研究部門 研究員 三好進祐)

 

 

愛媛の観光

先日、某シンクタンクの公開講義が、松山大学であり参加しました。松山大学の授業として大学生の方々にまじり受講しました。

“愛媛の観光産業の現状と課題”という講義で、‘1.観光について・2.わが国の観光政策・3.愛媛の観光産業の現状・4.愛媛県の観光産業の課題と対応策’という内容でした。

興味ある内容であったことから、90分の講義はあっという間のものでした。

1999年は、しまなみ海道開通効果により、1年間のみ観光客数は前年に比べ増加しましたが、それ以降は減少し横ばい傾向でした。今回、高速道路割引や坂の上の雲の効果から、観光客数は増加すると思いますが、一時的なものとならず、県内観光が発展してほしいと思いました。

(企画研究部門 研究員 近藤誠護)

CSR

 近年、食品偽装問題やコンプライアンス違反事件などが頻発し、企業のモラル低下や社会的責任が問われており、また持続可能な社会を構築するための地球環境問題や人権問題等から中小企業においてもCSR(企業の社会的責任)に積極的に取り組む必要性が高まっています。そんな中、松山商工会議所はCSRを小規模企業から取り組めるCSR導入・ステップアップモデル「CSR活動の見える化・見せる化・魅せる化」を発刊しました。

 これを基に松山の多くの企業がCSRに取り組み、企業価値の向上に結びつくようなCSR活動を始めていければと思います。

   

    (企画研究部門 研究員 向井浩司)