研究員ブログ

新型インフルエンザ

 先日、近所のドラッグストアに行くと手の殺菌・消毒用の薬剤が、売り切れていました。おそらく新型インフルエンザへの対策として購入される方が多かったのかではないかと思います。

 その新型インフルエンザですが、828日(金)に厚生労働省から新型インフルエンザの流行シナリオが公表されました。厚生労働省によるとこのシナリオは、各都道府県における医療体制の確保に向けた仮想のものとしているが、国民全体の20%(最大で30%)が発症するものとされています。また、病原性の変化や薬剤への耐性をもつなどにより、さらに高い値を示す可能性があることに注意が必要であるとしています。

 では、どのように新型インフルエンザを防いだらいいのかというと、新型インフルエンザの予防のための日常生活上の注意点(糖尿病患者・透析者・妊婦さん向け)として

・外出は控えましょう 

・マスクを着用しましょう 

・手洗い・うがいをしましょう 

・栄養・睡眠を十分にとりましょう   

・適度な室内環境を保ちましょう 

・薬の処方はかかりつけ医とあらかじめ相談しておきましょう 

・体調不良時の相談先を確認しておきましょう 

 以上の事柄があげられています。季節性インフルエンザへの対処法と同様の事柄が多いのですが、かからないことにこしたことはありませんので、十分注意をしていきたいと考えます。

(企画研究部門 研究員 三好進祐) 

日本車

 アメリカの低燃費車購入支援制度を利用したメーカー別の販売台数等が発表され、トヨタ自動車が19.4%占めてトップとなり、販売台数のうち約50%のシェアを日本メーカーが占めたそうです。この制度は、7月下旬から導入されわずか1ヶ月間で、補助総額が28億ドルに達し、買い替えられた自動車は、69万台になったとのことです。車種別でもトヨタのカローラが首位、ホンダのシビックが2位、トヨタのカムリが3位となり、日本車がトップ10のうち7車種を占めた。低燃費で優れた環境技術を持つ日本メーカーが、制度の恩恵を多く受け、支持されていることが改めて浮き彫りとなりました。

日本でもエコカー減税により、トヨタのプリウス、ホンダのインサイトなどハイブリト車種が人気で、プリウスは、納車が減税対象期間に間に合わない状況で、中古車のプリウスも人気があるそうです。最近、なんとなく松山でもプリウスが多くなったと感じています。

    (企画研究部門 研究員 近藤誠護)

麻薬汚染

最近は連日ニュース、ワイドショーで酒井法子や押尾学の大物芸能人の覚せい剤の報道が取り上げられている。特に酒井法子は昔からの典型的な清純派アイドルで、今回の事件の内容と本人のイメージとのギャップの落差に驚いた人も多いと思う。

昔から芸能界と薬物関連のつながりを指摘する声は多いが、今回は警察庁長官が芸能界に再発防止を訴える異例の声明を出すなど社会的影響が非常に大きい。

昨年から今年にかけて、相撲界の麻薬汚染や、大学生の麻薬所持での相次ぐ逮捕、更には主婦層にも麻薬がまん延している事が取り沙汰され事態は深刻化している。警察庁のまとめによると、今年上半期の大麻の検挙数は昨年同期比13.4%増の1,907件、検挙人数も21.3%増の1,446人で過去最多、覚醒剤の上半期押収量も前年同期の6.4倍の約263キロに激増している事がわかった。

麻薬は人間を終わらせてしまう。警察の方々にはこれを機に、麻薬の流通ルートの全容解明に全力を注いで頂きたいと思う。

      (企画研究部門 研究員 向井浩司)

梅津寺

先日、車で梅津寺を通りました。

遊園地の跡は殆ど更地になっており、砂浜にも人はまばらでした。

かつては、海水浴といえば梅津寺、遊園地といえば梅津寺だったのですが、昭和も遠くなりにけり、です。

 

 

(企画研究部門研究員 政木 輝彦)

“旅行”

 北海道旅行の計画を立てていて、そういえば自分が長野県より北に行ったことがないということを改めて思いました。海外は中国とヨーロッパには行ったことがあるのですが、とにかく北海道へ行くのは今回が初めてです。
 学生の時に行った長野県では、3000mを超える北アルプスの山々の高さを目の当たりにして「高いなあ。こんな高い山は愛媛にはないなあ」と、バスからずっと山のテッペンを見上げていたら首が痛くなったことを思い出しました。
 中国では万里の長城に行った時に、それまでにこれほど長く壮大なスケールの建造物を見たことがなかったので「すごい!」と思って鳥肌が立ったことと「これっていったいどこまで続いているの」とア然としたのをハッキリと覚えています。
 ヨーロッパでは、フランスのルーブル美術館で『モナ・リザ』を見たのですが、ここは世界的にも有名な美術館で、他にも誰もがタイトルを見れば知っているという作品がいくつもあるのでお客さんは多かったのですが、人だかりになっていたのはモナ・リザの前だけでした。でも私にはそれよりもイギリスからパリを目指す列車から見たフランスの農地の広さの方が衝撃的でした。走っても走っても窓の向こうには見渡す限り畑が続いていて、それをただただボーっと眺めながら「私の周りの日本の農業とフランスの農業は別物だ」と思いました。
 北海道は、パンフレットで紹介されている〔日本最北の動物園〕や〔美しい田園風景〕や〔季節の花めぐり〕なども楽しみなのですが、それよりも以前に北海道の友人が「北海道はとにかく広いよ」と言っていたのが、ずっと頭に残って気になっていたので、今回は丁度いい機会なのでその広さも確認してきます。北海道では何を見つけ、どんな驚きがあるのかとても楽しみです。
(企画研究部門 研究員 河野茂樹)