研究員ブログ

隠れ家発見

最近友人の「何研究しとんや??」の返事に困っている、研究員の田中です。

職場近くに樹齢200年を超えるといわれるノダ藤が咲き誇っている場所があるんですよ。
そこは、俳人栗田樗堂(ちょうどう)が名利を捨て隠の境地をもとめ建てられた「庚申庵」、今年は例年より一週間早く見ごろを迎えそうです。

そして、ちょうどこの場所では、樗堂没後200年の今年、情報あふれる時代にあって、本当に大事なものは何か、樗堂の生き方を通して見直す年として、色々な取り組みが行われます。
NPO法人GCM庚申庵倶楽部のみなさんが運営しており、心落ち着かせる、隠れ家にピッタリ、おすすめの場所です。

ちなみに、、樗堂の代表する句は、「花盛り ちるよりほかは なかりけり」(万家人名録より)、「今日有りて 命うれしと 鳴蝉ぞ」・・・、刹那的に生きる喜びを詠う俳句だそうです。

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