研究員ブログ

地域づくり人養成講座レポート★第2回・宇和島市蒋淵(午後の部)

みなさん、こんにちは。研究員の平岡です(^_^)

今日は、昨日に引き続き、宇和島市蒋淵で開催された地域づくり人養成講座「午後の部」をお伝えします☆

午前中は船に乗り、また雨に打たれながら(?)の見学となりましたが、おいしいお昼ごはんも食べて、午後からはグループワークです(^^)

午後開講

まず、専門講師である島津伊智代さんから「水産業を通じた地域づくり」と題して課題提供をしていただきました。

島津氏

蒋淵での「岩牡蠣養殖・販売」「こもねっとの取り組み」「公民館活動」について説明していただきました。

講義

直面している問題として、「規格外とされる岩牡蠣の活用方法」「こもねっとの商品の売り込み方法」「地元食文化の伝承・研究」などが挙げられました。

受講生も熱心にメモをとっています!!

グループワーク

続いて、前田先生からグループワークをする上での目的、ポイントなどが説明されました。

●地域を元気にする

●着目したい資源(宝物)

●資源を活用した解決策

方向性が決まったら、「なぜ」「なにを」「どこで」「だれが」「だれに対して」「いつから」「いつまで」「どのように」「いくらで」と具体的に考えていくこと☆

それでは、ワークスタートです(^o^)丿

グループワーク

グループワーク

地域おこし協力隊の原口さんもどんな意見が出ているか気になる様子(^o^)

グループワーク

こちらのグループはこもねっとの清家さんからヒアリングしていますね~♪

グループワーク

グループワーク

島津さんから、ピザ窯をつくった経緯など、細かく聞き取りをしています!!

グループワーク

約2時間グループワークを行いました。

それでは、グループごとに蒋淵の活性化案を発表です(*^。^*)

まずは、「Team右肩上がり」↓

右肩上がり

「岩牡蠣のオーナー制度」「こもぶち一周クルージング」といった案が出ていました(^_^)

続いて、「アップル」↓

アップル

蒋淵を楽しんでもらい、知名度アップをはかるため、「お父さん頑張れツアー」と題した1泊2日の家族旅行が提案されました☆

続いて、「三日月めんず」↓

三日月

「まるっとこもぶち体験ツアー」を企画していただきました。ターゲットを男性と女性に分け、それぞれの視点から体験したい思われるメニューを考えたようです♪

続いて、「チーム むぎ」↓

チームむぎ

地域の一体化が究極の目標☆そのためには子どもに来てもらうことが必要ということで「海前留学MOVA」という体験メニューが提案されました(^o^)

続いて、「ECPRチーム」↓

ECPR

「岩牡蠣丸呑み弾丸ツアー」という日帰りツアーを提案!!ツアー代金ではなく、お土産代で利益を得るのが目的とのこと。

最後に、「風林火山」↓

風林火山

まずは、蒋淵に来てもらって体験してもらうことが何よりの魅力発信につながるということで空き家を活用した「カキこもごもツアー」が提案されました(^^)/

やはり、受講生のみなさんは初めて蒋淵に来たということもあり、「蒋淵を体験する」という発想が多くみられたように思います。

最後に島津さんからご講評をいただきました。

講評

各グループで発表されたような、いいなと思う取り組みがあっても、実行するためには地元の人の合意形成がなかなか難しいとのことでした。

さてさて、ここで投票タイムです(*^^)v

鯛はどのグループの手に渡るのか?!

みなさん、自分のグループ以外に投票してくださいね~。。。

投票

みんなとっても気になる様子(゜o゜)

投票

それでは、見事1位に輝いたグループを紹介します!!

☆☆三日月めんず☆☆

贈呈

この日は、4人と一番少ない人数でのワークとなりましたが、その分、深い議論ができたようです(^o^)

これにて、講座は無事終了~。

続いて、交流会に移ります。。。。

交流会でふるまわれた料理もすべて漁協女性部のみなさんの手作りです!!

交流会

料理が机の上にズラーーっと(@_@;)

料理

ひとつひとつとても手が込んでいます。

料理の説明

島津さんから料理の説明♫

乾杯

当センターの谷川研究部長の乾杯で交流会スタートです。

交流会

受講生のみなさんも地元の方との会話がはずんでいましたよ)^o^(

そして、こちらが漁協女性部のみなさんです。

漁協女性部のみなさん

心温まるおもてなし、本当にありがとうございました(*^_^*)

今回は、「水産業を通じた地域づくり」をテーマに講座を行いました。

次回は、海から山に場所を移し、内子町小田地区で開講いたします☆☆☆

「間伐材を利用した地域活性化」について学ぶ予定です(^o^)

講座の模様は、また、こちらのブログで紹介させていただきますね~♪

お楽しみに~(^_^)/

地域づくり人養成講座レポート★第2回・宇和島市蒋淵(午前の部)

みなさん、こんにちは(*^。^*)研究員の平岡です☆

地域づくり人養成講座の第2回が、7月26日金曜日、宇和島市の蒋淵(こもぶち)で開催されました!!

本日はその模様をお届けしちゃいます♪♪

蒋淵は宇和島市から車で約1時間、三浦半島の先端に位置する、世帯数184戸、人口390人余りの小さな集落です。

松山からはちょ~っと遠いので、受講生のみなさんには朝7時にJR松山駅に集合してもらいました。みなさん、ご協力ありがとうございます(^o^)

途中、休憩も入れつつ、バスで約3時間……講座会場の蒋淵公民館に到着でーす。

DSC_0004

さて!!ここから、待ちに待った現地研修がスタート!!

まず、細木運河近くの「藻場再生モデル地区」を見学。

藻場

案内は、こもねっとの清家裕二さんと7月から蒋淵に入られた地域おこし協力隊の原口大輔さんです。

美しく豊かな海を未来につなげるため、食害生物であるウニ(ガンガゼ)の駆除や母藻(ホンダワラ)の移植を行っているそうです。

説明のあとは2グループに分かれて見学を行いました。

それでは、まず、船上見学の様子からお届けします(^_^)

今回お世話になったのは影山渡船さんです。

影山渡船

おお~(゜o゜)船長さん。海の男って感じです!!

それでは、しゅっぱ~つ(^o^)丿

ピース

船の上で感じる海の風はとっても気持ちよく快適です♪涼し~

船の上

受講生も、海の男になりきってます(笑)

筏えさやり

こちらでは、養殖筏でえさやりをしている場面を見せてもらいました。このネットの下に養殖されている魚が泳いでいます。

養殖筏

そして、さらに場所を移してえさやりを見学中…

なんと、鯛が釣れたとのこと!!

鯛

いただいてしまいました~(#^.^#)漁師さん、ありがとうございます!!

たい

この鯛の行方は果たして?!(後のお楽しみ♪)

そして、小島にも上陸しちゃいました。

小島上陸

ヒャッホー(^o^)

小島上陸

この小島にお客さんを案内して、釣りをすることもあるそうです。

雨宿り

途中、雨に降られたので、みんなで雨宿り…雲行きがあやしくなってきた(>_<)

細木運河

蒋淵を船で一周して、細木運河に戻ってきました!!

細木運河

本当に貴重な体験をさせていただきました☆

次は、陸地に話題をうつし、作業場の見学の様子をお伝えします(*^_^*)

こちらは、こもねっとの加工場です。

加工場

「真鯛の一夜干し」や「レンジde真鯛(バジルソース)」などの加工品があります。

気になる商品のラインナップはこちらからどうぞ☆

加工場

続いて、岩牡蠣の作業場を見学します。

なんと、作業場は海の上にあるんです。みなさん、揺れますから気を付けて渡ってくださ~い(^_^)

岩牡蠣筏

作業の様子を見学中♪

岩牡蠣筏

その場で岩牡蠣を食べさせていただきました。

ひと口でつるっと☆

岩牡蠣試食

旬の時期は過ぎているということですが、受講生はみんな興味津々でした!!

そして、みんなで仲良く移動♫

徒歩で移動

藻塩の加工場に到着です。

藻塩

昔ながらの手法を守り、すべて手作業で行っているとのこと。

藻塩

藻塩はほのかに褐色を帯びていて、とてもよい磯の香りがするんですよ~。

ちなみにわたしは、家に帰ってから、ゆでたまごに振りかけていただきました(*^。^*)

お昼ごはん

さて、お腹もすいたところで、公民館に戻ってきました。

心なしかみんなの髪の毛が濡れてるような…

実は、見学の最後に雷雨にみまわれてしまったんです~

稲光が海に向かって走る様子を近くで見て、みんな驚いていました。

さて、お昼ご飯のメニューは「鯛そうめん」「さざえごはん」「さつま」「ところてん」です。

お昼ごはん

見てください!!豪華(゜o゜)

お昼ごはん

「このさざえを入れてごはんを炊いたんですよ」と説明してくれるのは、専門講師の島津伊智代さんです。

そう!!お昼ごはんはすべて、島津さんをはじめ、漁協女性部のみなさんの手作りなのです。

ところてん

こちらでは、ところてんの突き方を島津さんに教わっています。

お昼ごはん

みんな、待ちきれない様子で、次々におかずを取りに行っていました。

女性部のみなさん、おいしいお昼ごはんをありがとうございました(^_^)/

そして、午前中にいただいたこちらの鯛……なんと!!

鯛

午後からのグループワークで、一番良い発表をしたグループに贈られることになりました(*^。^*)やったー☆

果たして、どのグループの手に渡るのか?!

気になる続きは後半の部でお届けします(*^^)v

以上、午前の部、平岡よりお届けしました。

「P@CKTTO!」第六号のご紹介

こんにちは。研究員の檜垣です(^^)

今回は、伊予市のまちづくり創造課さんから情報提供をいただきまして、伊豫國あじの郷通信「P@CKTTO!」第六号をご紹介いたします。
当センターのブログでも何度かご紹介させていただいた「P@CKTTO!」ですが、今号では「いよしの愛されパン屋さん」と題しまして、伊予市にある美味しいパン屋さんを特集しています!
P@CKTTO!25夏号表紙

他にも、伊予市産の野菜が学校給食に使われるまでの流れや、地域の魚屋さん、豆腐屋さんのインタビュー、伊予農業高校の生徒による特産品開発の紹介など、伊予市の食に関する魅力はモチロン、食に関わる人たちの思いやつながりもギュッと閉じ込めた冊子になっています。

「P@CTTKO!」は愛媛県内の各種施設で配布されており、ECPRでも配布しています!
ecpr
*写真は第伍号の時のものです。

また愛媛・香川のアンテナショップ「せとうち旬菜館」など県外各地でも配布されていますし、
下記URLからご覧いただくこともできますので、県外の方もぜひご覧ください(*^_^*)

http://www.city.iyo.lg.jp/syoukoukankou/machizukuri/aji/documents/packtto_h25_summer.pdf

八幡浜郷土企画展 「建築家 松村正恒」 開催!

皆さん、こんにちは!研究員の川渕です(*^_^*)

久しぶりの投稿です。。。スミマセンm(__)m

八幡濱みてみん會 顧問の岡崎直司さんより情報提供していただきましたのでご紹介させていただきますね☆

20130717091703672_0001

7月20日~9月1日、八幡浜市民ギャラリー(市民図書館3階)にて、企画展「建築家 松村正恒」が開催されます!

今年度、日土小学校を設計した松村正恒氏(大洲市新谷出身)の生誕百年にあたり、八幡浜市が企画したそうです。(ちなみに以前ご紹介させていただきましたが、日土小学校は『国重要文化財』に指定されたんですよ!知ってました???)

20130717091713463_0001

その間、20日・21日・27日・28日の各土日には、「八幡濱みてみん會」による町並みボランティアガイドも実施されるようです!(ご希望の方は、会場(図書館)入口にてお申込みください。当日も可。(岡崎氏を指名な~んてこともできんのかな?笑)

加えて、市内浜之町(会場近辺)にある「菊池清治邸」も一般開放されるようです☆(う~ん。。。菊池邸って・・・?)

菊池邸は、建築家 松村氏を擁護し、理解した当時の八幡浜市長の生家なんだそうです(^^♪文化人でもあり、教養人でもあったこの市長によって、努力型の孤高の建築家 松村正恒氏はその活躍が保障されたのです!(はぁ~ナルホド!理解ある市長さんだったんですね☆それにしても、物知り博士の岡崎さんは何でも知ってますね(^^)スゴイ!!)

是非、この機会に多くの方に八幡浜の魅力の一端をご覧ください☆

※なお、特典として「菊池清治邸」に来られた方には、「八幡濱みてみん會」で刊行した『菊池清治邸物語・街もサイクル、健康もサイクル、人も再来る!」をプレゼント中♪さらには、岡崎直司氏もプレゼント中♪♪(笑)

玉川ダムカレー研究会に参加してきました!

こんにちは、研究員の檜垣です(^^)
梅雨も明け、毎日暑い日々が続いていますね。暑いときには、案外辛い物を食べるのも良いそうです。
さて、辛い物と言えば、カレーなんてどうでしょうか。

愛媛県の今治市玉川町では、現在、玉川ダムカレーの製作に向けて準備が進んでいます!今回、製作を進めているNPO法人玉川サイコーさんの主催する玉川ダムカレー研究会に参加してきました。
一体、玉川ダムカレーとは何ぞや(゚_。)?
まずは写真をご覧ください。
これが玉川ダムカレーの見本です。

tamagawa_dammcarry

ご飯でダムのえん堤を形作り、カレールーをダムに溜めている水に見立てています。

特徴的なのがこの器です。

tamagawa_damm_utuwa
カレールーの水位を示す目盛が書かれていますね!他にもいくつか仕掛けが用意されています(^-^*)/

なぜ、玉川ダムカレーを作ることになったのか?

そもそもの原因は、今治市玉川町でも過疎化、高齢化の進展で地域の活力が低下しつつあることです。その傾向に歯止めをかけるため、地域資源の1つである玉川ダムをモチーフとした地域の名物料理を開発することで、地域の魅力のPRと観光客の増加を狙っています。

そのため、今回の研究会でも「器をもっと軽くしないと運びにくい」「もう少しダムの形に近づけてはどうか」「玉川産の食材で統一したい」など玉川ダムカレーをより良いものにするため、様々な意見が出されました。

今後は、イベントに出店して玉川ダムカレーの試作品を提供することも計画中のようですので、ぜひご期待ください(*^。^*)