どうも、ご無沙汰しております~。研究員の平岡です。
今日は25日 ☆☆Happy Christmas☆☆ (*^^)v
皆さま、それぞれのクリスマスを過ごされたことと思いますが、楽しいクリスマスになりましたか?
昨日の仕事帰りは、スーパーのお惣菜売り場も、ケーキ屋さんの前も大変な人でしたね~。
わたしは、夕ごはんを食べすぎて、ケーキがあまりおなかに入りませんでした。。。
スイーツ好きの私としたことが…(゜-゜)
さてさて、本日は年明けに開催されるフォーラムのご案内です。
来年、2月8日(土)にリジェール松山で「地域づくりフォーラムinえひめ」が開催されます!!
テーマは「合併10年の検証~新たな自立と連携を目指して~」
合併10年を検証し、合併した理由・意味を再考するとともに、あきらめない地域づくりを目指し活動している実践者を招いて、新たな自立と連携、更なるネットワークの構築を目指すために開催します。
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■日時:平成26年2月8日(土)13:30~
■場所:リジェール松山/JA愛媛(松山市南堀端2-3)
■報告「県内市町における地方交付税の現状と課題」
報告者:信夫(しのぶ)秀紀 氏(愛媛県総務部管理局市町振興課 課長・市町交付税研究会事務局)
■基調講演「平成の合併から10年―これからの地域づくり」
講師:大森 彌(わたる)先生(東京大学名誉教授)
■パネルディスカッション「あきらめない地域づくりのために」
1.「島ツーリズムの活動」 村上 律子 氏(ゆげ女性塾 代表)
2.「畑野川の里づくり -誇りの空洞化への些少の抵抗―」藤目 節夫 氏(THINK TANK【惣】代表)
3.「小さくてもキラリ輝くために」坂本 浩 氏(松野町産業振興課 課長)
コメンテーター :大森 彌 先生
コーディネーター :近藤 誠(えひめ地域づくり研究会議 代表運営委員)
■参加費:フォーラム1,000円 交流会4,000円 (当日受付にてお支払ください)
■申込方法 参加ご希望の方は、参加申込書に必要事項をご記入の上、ファックス、又は電子メールにてお申し込みください。
☆申込書はこちらから→チラシ兼参加申込書
■申込締切 平成26年1月17日(金)
■申込先
FAX:089-926-2205 電子メール:okada@ecpr.or.jp
〒790-0065松山市宮西1丁目5-19 愛媛県商工会連合会館3階(公財)えひめ地域政策研究センター内
えひめ地域づくり研究会議 事務局 岡田(TEL:089-926-2200)
皆さまからのお申し込み、心よりお待ちしております(*^_^*)
お久しぶりです。研究員の檜垣です(^^)
愛媛の冬と言えば、やはりみかんを抜きにして語ることはできません! 食べておいしいのはモチロンですが、皮をむくこと自体も結構楽しいものです。
この度、西予市明浜町では、みかんの皮をつながったままでどれだけ長くむけるかを競うWMC(World Mandarin Classic)が平成25年12月23日に開催され、中矢研究員と私が参加してきました。
ちなみに私、WMCに備え、毎日昼食後にみかんを1個食べて皮むきを練習してきました。 目指すは優勝です!手に入れるぞ、副賞のみかん10kg!
(*ここまでの文章は参加前に檜垣が執筆しました)
それでは当日の内容・結果について、中矢研究員からご紹介いたします(^^)/
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「みかんの皮はどこまで長くむけるのか?」賞金10万円を目指し、県内外より144名の指の黄色い強者たちが集結しました。
二宮実行委員長より、明浜の若者たちによる熱い想いがかたられたあと、「10万円持って帰るぞー」「明浜みかん買ってかえるぞー」の掛け声で開会しました。
競技は、15分間で1個のみかんの皮をどこまで長くむけるのか?勝ち残り方式で3回戦まで行い、残った4人で決勝を戦う方式でした。試合中には司会のらくさぶろうさんによる、出場者のインタビューで会場を盛り上げる場面もありました。出場者は、待ち時間も観客席で皮をもくもくとむき続けるほど、皆さん真剣で、活気あふれるイベントでした。優勝者は明浜出身で大阪在住の枯木久美さんで、成績は2m8㎝、賞金は出産費用に充てるとのことでした。
特別の練習もせず出場した割には、最長146㎝と自分でもびっくりするほど上手く行き、準決勝まで進出することができました。賞金目当ての檜垣研究員(62㎝で1回戦敗退)とは違い、西予市明浜支所の西村さんにすすめられ、無欲で楽しんで参加した結果だと思います(笑)
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全く、そのとおりです・・・(ノД`)シクシク
ということで中矢研究員は準決勝出場(ベスト12入り)、私は1回戦敗退という結果に終わりました。 来年、機会があればぜひともリベンジをしたいと思います!
ところで、中矢研究員が明浜を訪問した本当の目的は、当センター事業関係先の訪問でした。 WMCの会場では、当センターのアシスト事業助成先である明浜町渡江の地域づくり団体「美~んず」が石窯ピザ店を出店しており、事務局の西村さん達がイベントの盛り上げ隊として、大いに活躍しておりました。
ピザ生地は65枚も準備していたにもかかわらず、完売というみごとな売上で、運営もスムーズで来客者の好評を得ておりました。 このピザ窯は、移動式となっているため、今後も地域のイベントを盛り上げる強力なアイテムとなるはずです。 ちりめんじゃこを具として使ったピザは、みそ味のソースと実に合っており、美味しくいただくことができました。
イベントの開始前には「過疎に悩む地域を元気にしたい。将来、失敗したなと思うことがあっても、後悔はしたくない」と実行委員会の皆さんがWMCを開催した動機について宣言されていました。あけはまシーサイド・サンパークの閑散期である冬にも人を集め、地域の特産品である明浜みかんを広くPRすることのできるイベントですので、ぜひ当初の志をもって続けていただきたいと思います(^^)
こんにちは。研究員の檜垣です(^^)
しばらく研究員ブログの更新が遅れておりました・・・申し訳ありません。
いよいよ12月。2013年も残すところあと少しになりました。今年1年のまとめを行う時期ですね。
ECPRでも、平成23年度より行ってきました近代化遺産調査事業の総括として、トークサロン「近代化遺産と地域づくり」を開催しました!
今回はそのトークサロンの内容についてご報告します。
1.近代化遺産とは
研究員ブログや当センターのfacebookページでも何度か取り上げてきた近代化遺産ですが、おさらいとして簡単に説明します。
近代化遺産とは幕末から第二次世界大戦終了時までの日本の近代化を支えてきた産業・交通・土木などに関わる建造物の事を指します。
愛媛県内では例えば、愛媛県庁舎の本館や大洲市の長浜大橋、他にも砥部町外山のみかん小屋群や別子銅山の旧端出場(はでば)水力発電所、かつての愛媛鉄道の隧道(トンネル)群などが挙げられます。
つまり、その土地に根付いた産業や当時の人々の生き方を今に伝えている建造物が近代化遺産と言えます。
2.今回のトークサロンの意義
えひめ地域政策研究センターでは、平成13年度からの2年間と上記の通り平成23年度からの2年間の合計2回に渡り、愛媛県より委託を受けて近代化遺産の調査を行いました。
そして、平成25年にはそれらの成果をできるだけ多くの皆さんに知っていただくため、『えひめの近代化遺産』という冊子を発行いたしました。
今回のトークサロンでは、調査に当たってご尽力をいただきました先生方をお招きし、「近代化遺産を地域資源としてどう活用していくべきか?」といった内容についてお伺いしました。
3.トークサロンの内容
さて、では肝心の内容です(前置きが長い!)
まず最初に、産業考古学会会長・日本大学理工学部上席研究員の伊東孝 氏から『近代化遺産と地域活性化』と題した基調講演を伺いました。
基調講演では2回行われた調査の概要説明や専門の土木遺産の説明、近代化遺産の保存については使い続けることが大事で、そのためにヒトやモノのネットワーク作りなどが必要になってくるといったお話を伺いました。また、気づいたヒトが気づいた時に活動することが重要であると、近代化遺産の活用に対してエールをいただきました。
その後、伊東先生に加えて二村悟 氏(工学院大学建築学部建築デザイン学科客員研究員)と曲田清維 氏(愛媛大学教育学部教授・副学長)、そして当センターの近代化遺産主任調査員である岡崎直司 氏の4名によるトークセッションが行われました。 コーディネーターの岡崎氏が時にユーモアを交えながら、県内の近代化遺産に関する所見などを伺っていきました。
二村先生からは産業遺産の主だったものの説明および、近代化遺産は実物に触れながら県下の産業を学ぶことができる生きた学習教材であるため、今後もこれらを県民の財産として後世に残していく活動にもぜひご協力いただきたいといったお話を伺いました。
また、曲田先生からは愛媛県の学校建築を中心にご紹介いただき、積極的に公開したり、使い続けることで大事にしていく工夫が必要だと伺いました。
岡崎さんからは、落穂ひろいとしてお2人が紹介された以外の近代化遺産について補足説明を受け、将来への危惧と保存の重要性を伺いました。
伊東先生からは文化財の広がりについて戦後の物件を含めて保存や登録対象をどうやって広げていくかが大切であること、また対岸の広島県や岡山県との情報連携を行うことも大事であると伺いました。また地域活性化については愛媛県として独自の実施条例を作れば日本全国への影響も与えることができ、新しい切り口となることで市民の方も含めて活性化していくのではないかとのお話でした。総括としては以下の3点が近代化遺産を活用した地域活性化に必要とのことでした。
また、会場から今後近代化遺産を活用するにはどうすれば良いかといった質問に対して、まずは現地の人々に会いに行き、良く話をすることだという回答が出されるなど、来場者との意見交換も行われました。
お越しいただいた皆様からも概ね好意的な評価をいただき、近代化遺産のPRにも役立つことができたトークサロンとなりました。 個人的には、使い続けること、人々に愛されることが最も良い保存であるというお話を新鮮に感じました。 単に「良いものがある」ということを知らせるだけではなく、良いものを磨き、高めていくことが大切というのは他の地域資源にも当てはまる内容だと思います。
文中でもご紹介しました『えひめの近代化遺産』はまだ在庫がありますので、ご興味を持たれた方は下記のお問い合わせ先までお電話ください。 またトークセッションでコーディネーターを務めた岡崎氏が近代化遺産など地域の建築について紹介する「歩キ目デス&足ラテス」を連載している地域情報誌『舞たうん』は当センターのホームページからバックナンバーをご覧いただけます。
■お問い合わせ先
(公財)えひめ地域政策研究センター
〒790-0065 松山市宮西1丁目5-19 3階
TEL:089-926-2200
(月~金の8:30~17:00)